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”英語の思考回路を身につける” 方法(市橋敬三氏)

ウィリーズでは市橋先生の教材をたくさん活用しています。

生徒の皆さんは既に「話すための英文法」の教材を利用頂いており、市橋先生が説明している「なぜ英文法が重要なのか」や、「日本人がこれだけ英文法を学習しているにも関わらず、きちんとした英会話ができないのはなぜか?」について理解されているかと思います。

一言でいうと、「読解のための英文法、知識としての英文法学習」に偏りすぎており、「話すための英文法」がなされていない。つまり英語を指導する側に問題があるということです。

たぶん多くの人が賛同するのではないでしょうか?
そして市橋先生が推奨するのは「音読80回」です。

当スクールでも、市橋先生の教材などを使い、かなりスパルタ的に音読をレッスンや宿題をださせて頂いています。

以下もう一度、市橋先生の音読80回のポイントを掲載させて頂きます。キツいように見えますが、習慣化するまでです。
一度習慣化してしまえば、英語力は自ずとついていきます(絶対に!私もそうでした)

1. 各ページの例文全部を暗記しようとしないこと
一文をしっかり暗記すれば、表現だけを覚えるだけで十分である

2. 口をきちんと開いて自然のスピードで読むこと
決して黙読・速読しないこと

3. 各文の場面を想像しながら、自己をその場面に没入し、主人公になったつもりで読むこと

4. 長時間音読しようと思わないこと
朝食前の5分、ホームで電車を待っているとき・・短い時間を利用し、雑念を払い、精神統一して各文を読むこと

5. 音読80回を目的としないこと
つまり80回音読するということは、あくまでも覚えるための手段であり、80回音読したら終わりだと勘違いしないこと

6.200文くらい完全に音読すると、見るもの聞くものが英語で考えられるようになっている変身した自分自身を発見するだろう
つまり英語的発送、英語の思考回路が身につき、英語の世界に入れるのである

※話すための英文法 市橋敬三著 より

「継続は力なり!」です
本当に毎朝5分でいいので、そこからはじめてください
ウィリーズの生徒さんでも、毎朝音読されている方の伸びはすごいものがあります!

Rの発音

これまで何度もレッスンで指摘され、気をつけてきたけれど、半ば諦めてきた「Rの発音」について、先日 Precy先生から良いアドバイスをもらいました。

 

 

Rの発音

 

Precy先生曰く
「日本人の多くは Rの発音が難しいようだけど、Rが単語の中間や終わりにきている単語は非常に綺麗に発音するよ。その感覚で、Rが文頭にくる単語も発音してみて!」なるほど!例えば、
refer to (〜を参照する、〜に言及する)
consider (〜と考える)
referのように文頭にRがくる場合は、口の形/ 舌の当て方が難しいですよね。でもconsiderのように文中若しくは終わりにRがくる場合は、自然と良い形で口の形/ 舌の当て方が出来ている場合が多いです。なので、Refer toが上手に発音できないときは、まず consider を発音した後に、その口の/ 舌の形を保ったまま refer to を発音してみてください。Precy先生はとてもエキサイティングで教えるのも上手な先生ですので、ぜひ予約してみてください。

英単語学習法:「好きなものだけに限定したMy単語帳」のお勧め

皆さんは英単語をどうやって覚えますか?

中学で本格的に英語を習い始めてからほとんどの人が持つ永遠の課題ではないでしょうか?

「視覚」で覚える、「聴覚」で覚えるなど人それぞれお勧めの方法があるかと思いますが、WiLLies がお勧めさせて頂くのは、「自分だけの英単語帳を作る」です。

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ただ、「自分が好きなもの/ 興味の高いもの」に限定した単語帳を作成してみることをお勧めします。

本や会話ででてきた分からない単語を全部詰めむのも良いかもしれませんが、結局覚えきれなく使わない単語帳になりがちです。

ただ自分が好きなものに限定した単語帳だと、大抵の場合、単語と映像が結びつきます。

私がよくやるのは、英語の会議やテレコンの際に、意味が分からなかったものをノートに書き留めておく。そして後で意味を調べます。するとこの単語は会議(映像)と結びついて記憶に残りやすくなります。

また好きな映画、お気に入りの本でも良いです。好きな英語から単語を覚えると、そのシーンと単語の意味が映像として残ります。

市販の単語帳もテスト前など効率的ですが、使える単語を増やすには、地道に見える「マイ単語帳」の作成にぜひ挑戦してみてください!

まずは担任講師とのレッスンの中で、単語帳を作成してみるのも良いですね。

滝川クリステルさんの英語勉強法

先日といってもかなり前ですが、J-waveを聞いていたらDJの方が、滝川クリステルさんに、「良い英語上達法はないですか?」と質問されたそうです。

答えは、「好きな映画を100回みて」とのこと。

英語はやっぱり理解した後の反復なんですよね。

また脳科学的にもこの「映画を見ながら」という学習法は特にリスニングにも効果があるようです。聴覚だけでなく視覚からも情報を得ることでリスニング力がアップするとのこと。
ただこのラジオDJの方曰く、数回映画をみたらそれ以上続けられなかったそうです。相当好きな映画でないと持ちそうにないですね。

WiLLiesでも今後映画のスクリプトを使ったレッスンを取入れたいなと考えています!

英会話スクールではそれなり。でも実践では歯が立たないのはなぜか?

生徒さんと話しをしてみるとこのような症状にある方は相当数いらっしゃるようです。

思い切って留学でもしないかぎり他に方法ないのではというのが悩みのようです。(だから代替として「聞くだけ・・・」に走ってしまったという方も相当数いらっしゃいました)

なぜ、英会話スクールに通っても思うような力がつかないのでしょうか?

それはとってもシンプル。
英会話スクールではいつも同じ単語、センテンスしか使ってないから。一向にインプットが増えませんよね。

インプットなくしてアウトプットなしです。
もちろんスクールでなにもやっていないわけではありません。
「挨拶の仕方」「ショッピングで」「会議でのやりとり」「プレゼンテーション」・・・といったスキット会話をやっているわけです。

数回練習しただけで、さぁ次回はこれね。では実践で使えるわけはありません。(ただ、これらのレッスンでは「英語をしゃべった感じ」はとても強く感じられるはずです)

但し、たとえ覚えていたとしても、スキットどおり会話が進むわけもありません。
だからいつまでたっても実践では歯が立たないのです。

いちばん必要なのは応用力をみにつけること。

それには、ゆるぎない基本を身につける必要があります。それには如何に音読を日々こなしていくか。とてもシンプルですが絶大な効果があります。

英会話において音読トレーニングが良い理由

音読がなにか分らない人はいないとは思いますが、「書いてあることを声を出して読むこと」ですよね。対して黙読は「書いてあることを声を出さないで読むこと」ですね。

小学校も卒業するとめっきり音読する機会が減ってしまいます。社会人の私は音読をすることなんか皆無です。最近子供が寝る前に本を読んであげたりしているので若干増えたような。

今回は「なぜ英語は音読が良いのか?」というテーマなので音読はとても優れているわけですが、ただ黙読と比べてどうこう言うつもりはありません。ともに目的が違うので比較できないわけです。

それじゃ、まず音読の目的は何か考えてみると「人に伝える」というのが一番多いんじゃないでしょうか。(私が娘に絵本を読んで聞かせるのもそうですね。)

一方、黙読の目的は2つあると思っていて、1. 読書自体を楽しむとき、2. 知識を得たり/考えたりするとき。例えば、1. は好きな小説を読むときなんかがそうで、2. は新聞を読んだり、参考書を読んだりするときです。

なので、参考書を読むときにいちいち音読するとむしろ効率が落ちたりするし、ましてや好きな小説を読むときに音読すると感情移入できなくなって楽しみも半減してしまいますよね。

じゃあ、なぜ英語には音読なのか?英語を1人で勉強しているときに、別に「人に伝えよう」としているわけじゃないのに・・・

音読の具体的な効果

実は「人に伝える」ための音読ですが、英語を含め語学学習をする際には次のような効果があることが証明されています。

1.音読すると記憶力がアップする(≠理解力がアップするではないですよ)

2. 音読した文章がスラット口から出るようになる(≒話せるようになる)
(何度も音読を繰返すと自然と文章が口をついてでてくるようになります。数多くの文章、セリフを音読して口をついてでるようになれば、自然と話せるようになっています。ちなみに、黙読ではこうはならないし、またよくある「聞くだけ」でもこうはなりません。)

3. 同時にリスニングのトレーニングにもなる

特 に、1.の記憶力がアップするということは重要です。言語というのは理解をすれば話ができるようになるわけではなく、単語、センテンスをより多く記憶しな くてはいけません。ちなみに、これは英語だけでなく、何か記憶しないといけない場合はすべて音読がいいということです。

次に2. ですがこれも重要ですね。小学校、特に低学年のころの国語の授業では、音読の授業が結構ありますよね。これは理にかなっていて、日本語能力がまだ未発達の 子供達にとっては日本語を話すためのトレーニングになっているのです。もちろん子供達だけでなく、音読のプロであるアナウンサーの方達も音読の訓練をたく さんしていますよね。

英語がしゃべれるようになるには 1.の記憶が重要だし、記憶したものを 2.スラッと口から出るようにする必要があるのです。

なんでそういうことになるのか?

じゃあなんで音読すると記憶力をアップさせるし、かつ話せるようになるのかというと、以下の科学的な根拠があるらしい。(専門家じゃないので詳しくは分りませんが・・・)

A. 音読をすると脳を活性化する

B. 聴く・話すための器官を鍛える

ま ずA.は脳科学的に説明がついていて記憶・学習・感情をつかさどる前頭葉が活発化するために記憶力もアップするらしいです。これにはいろいろな実験で既に 効果が証明されていて、例えば黙読だけで単語を学習した子供と音読でした子供を比べると、音読をした子供の方が多くの単語を覚えていたという実験結果があ ります。またそれ以外にも、高齢者の物忘れがなくなったとかの実験結果など多くあるようです。

次にB.は、言語学的な説明があるらしいけど難しくてよくわかりません。。。ただ例としては、ほぼ全ての外国人力士が日本語をペラペラしゃべっているという事実を思い浮かべると、なるほどって感じがしますね。

音読レッスン VS 会話レッスン

そ れぞれ目的は違うので結論を出すのはとても難しいですが、私のこれまでの経験でいうと、”多くの”生徒さんに関していうと音読レッスンの方が重要です。と いうのも、音読レッスンはインプットとアウトプットを両方いっぺんに鍛えるのに対して、会話レッスンはアウトプットのみを鍛える傾向にあるからです。

ちなみにインプットとは知識系のトレーニングのことで、例えば文法や単語など知識を習得するトレーニングのこと。一方、アウトプットとは知識を使って会話などをトレーニングすることを指します。

”多くの生徒さん”にとってと言ったのは、例えば幼稚園ぐらいまでのお子さんでしたら会話レッスンで英語を母国語のように習うことも可能ですし、また帰国子女のような方が自分の英語力をメンテナンスするためには会話レッスンも効果的だからです。

ただ普通の日本人である”多くの我々”は、英語を理解しないとしゃべれるようにはなりません。その為にはインプットも重要なのです。

ですので一般の英会話スクールなどでは、インプット(=知識)が未熟なままアウトプット(=会話)のトレーニングを一方的に行うので、自分の知識以上の会話はもちろんできるようにはなりません。

じゃあどうやるのが効果的なのか?

① まずは文章を理解すること。第2外国語である英語の場合は、その意味だけでなく文法も理解すること。(ここは黙読でOK)

② その後、意味や文法をイメージしながら音読すること。(文章を見ながらでOK)

③ 文章の意味をイメージしながら感情をこめて音読すること。

④ これを複数回こなして、また数日後に同じようにやる。(最終的には文章を見ずに音読できるようにする)

※なんか俳優・女優さんが台本を覚える方法に似ていますね。彼/彼女は何年たってもセリフを覚えているし、スラッと口をついてそのセリフが出てくるのは、上記のような音読トレーニングをしているからです。

成功例は?事例は?

音読トレーニングにより十数ヶ国語をマスターし、トロイを発見したシュリーマン

音読トレーニングをベースにした英語学習方法を紹介し実践されている国弘正雄氏、森沢洋介氏 他多数

・台本を音読し、数多くのセリフを自分のものにする俳優・女優

・(音読かどうかは分らないけど)日本語をスラスラとしゃべる外国人力士

ということで、なぜ英語は音読が良いのか?伝わったでしょうか??