ちょっと前の話になりますが、小学6年になる娘と林修先生の番組をビール飲みながらみてました。林先生の番組を真面目に見たのは初めてで、内容は「高学歴ニートに物申す」みたいなプログラムでした。
なぜ働かないのか?彼らが言うには「やりたいことじゃないから」とのこと。そこで林先生は次のようなマトリクスを示しました
「やりたいこと-やりたくない軸」と「できること-できないこと軸」
出演している高学歴ニートは「やりたいこと-やりたくない軸」を重視しているわけです。
もちろん「やりたいこと×できること」の領域が最善であることは間違いないのですが、「やりたいこと」は”偶然”にしか見つからないというのです。
「やりたこと」がみつかるかどうかは自分が接する情報や経験に左右され、運が良ければ人生の早い段階でやりたいことが見つかるが、そうでなければなかなか見つからないとのこと。
私の理解では、自分が接する情報だけではだめで、実際にやってみて初めて自分にあっているかどうかがわかると思います。人はみな憧れや思い込みがありますから。そうなると更に”偶然性”が高まります。
一方で、「できること」は”必然”であると。やりたことかどうかはさて置き、自他ともに認めるできることについては偶然はないとのこと。なるほど…
だからまずは「できること」の軸からスタートし経験を積んでいく。すると運が良ければ「やりたいことXできること」の交点が見つかるということでした。
Steve Jobsを尊敬している私としては「やりたいこと」を重要視していましたが、こういう考えもあるんだ。確かにそうだ!と目からうろこでした。