【神ファイブ動詞・第2弾】ネイティブ感覚をインストール!go・know・take・see・come完

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2025.11.11

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👑【神ファイブ動詞・第2弾】ネイティブ感覚をインストール!go, know, take, see, come完全攻略

Hey everyone!あなたの専属英語コーチ、WiLL先生です!😎

前回の【神ファイブ動詞】(have, do, say, get, make)の講義、大変好評で嬉しい限りです!「コアイメージで考えたら、スッと理解できました!」という声をたくさんいただきました。

さて、今日もその続編です。皆さんが中学校で習ったはずなのに、いざ使おうとすると「あれ、この場面で合ってる?」と不安になる、そんなシンプルで奥が深い動詞たち… go, know, take, see, come の5つを徹底解剖します!

「簡単な単語ほど、使いこなすのが難しい…」

その感覚、正しいです。なぜなら、彼らは日本語の一つの訳語に収まらない、豊かな【感覚(コアイメージ)】を持っているからです。

今日も丸暗記は一切不要です。それぞれの動詞が持つ「気持ち」を掴んで、あなたの英語を”知っている”から”使える”へと進化させましょう。それでは、本日の講義、スタートです!

go:話し手から「離れていく」全ての動き

まずは go。「行く」と覚えていますよね。これが全ての基本です。コアイメージは【今いる場所・基準点から離れていく】です。

I go to school every day. は、家(基準点)から学校へ【離れていく】動きですね。面白いのは、この「離れていく」感覚が【状態の変化】にも使えること。

The milk went bad. (牛乳が悪くなった。)

Her face went red. (彼女の顔が赤くなった。)

なぜ「悪くなった」のに go なのか?それは、牛乳が「新鮮な状態(基準点)」から【離れて】、「悪い状態」へ移動したからです。顔が赤くなるのも、平常心(基準点)から【離れて】、羞恥や興奮の状態へ変化したと考えれば、スッと理解できませんか?

know:「頭の中にある」確かな情報

次は know。「知っている」という、皆さんの理解で完璧です。コアイメージは【頭の中に情報や経験が、知識としてしっかり存在している】状態です。

さて、ここで多くの学習者が混同しがちな【know aboutとknow of問題】に、今日、終止符を打ちましょう。この二つは「知っている度合い」が違います。

know about →【内容について】知っている
I know about that project. (そのプロジェクトのことは(内容まで)知っていますよ。)

know of →【名前や存在だけは】聞いたことがある
I know of that singer. (その歌手のことは、名前くらいは知っています。)

ビジネスシーンで「彼のことは存じ上げております(名前だけ)」と言いたいときは I know of him. がぴったりです。このニュアンスの違い、ぜひ使い分けてみてください。

take:自分の意志で「積極的に選んで取る」

3つ目は take。意味が非常に多くて混乱しますよね。でも大丈夫です。コアイメージは【数ある選択肢の中から、自分の意志で何かを掴み取り、自分の領域に持ってくる】です。

Take this book. は、手を伸ばして本を【掴み取る】基本の動き。この「選んで取る」感覚が分かると、様々な表現が繋がります。

I take the train to work. (電車で通勤している。)
→ バスやタクシーなどの中から、交通手段として電車を【選んで利用している】のです。

She took my advice. (彼女は私のアドバイスを受け入れた。)
→ 無視するという選択肢もあった中で、私のアドバイスを【選んで受け取った】のです。

It takes 30 minutes to get there. (そこに行くのに30分かかる。)
→ 「それ(to get thereという行為)は、30分という時間を必要として【取る】」と考えると、この構文も腑に落ちますよね。

see:「自然と目に入る・頭に浮かぶ」

4つ目は see。「見る」という訳が有名ですが、それだけだと少し不十分です。コアイメージは【意識せずとも、自然と視界に入ってくる・頭の中に映像として浮かんでくる】です。

I see a bird in the tree. は、探していたわけではなく、視界に鳥が【自然と入ってきた】感覚。この「頭の中に映像が浮かぶ」感覚が、「理解」に繋がります。

Oh, I see. (なるほど。) I see what you mean. (あなたの言いたいこと、分かりますよ。) は、あなたの説明で、状況が【頭の中に映像として見えてきた】というニュアンスです。

そして、ここで英語学習永遠のテーマ【see, look, watch問題】にケリをつけましょう。

see → 意識せずとも【自然と目に入る】 (see a sign)

look → 意識的に【視線を向ける】 (look at a sign)

watch → 動くものを【注意して見続ける】 (watch a game)

この感覚の違い、マスターすれば表現力が格段にアップしますよ!

come:「こちら側に近づいてくる」全ての動き

最後の動詞は come。「来る」という基本の意味、その通りです。コアイメージは【話し手・聞き手のいる場所、あるいは心理的な目的地に、何かが近づいてくる】です。

His dream came true. (彼の夢が叶った。) は、夢が、現実(こちら側)に【近づいてきた】結果、実現したのですね。

さあ、ここで最大の難関【comeとgo問題】に終止符です!あなたが友達の家に向かっているとき、電話で「今から行くね!」と何と言いますか?

正解は I'm coming! です。なぜ going ではないのか?

それは、【視点が聞き手(友達)にあるから】です。友達から見れば、あなたは自分の方に【近づいてきて】いますよね。だから come を使うのが自然なんです。相手の視点に立つ、英語らしい思いやりの表現ですね。

🎓 まとめ:コアイメージで、句動詞さえも怖くない!

いかがでしたか?これらの動詞のコアイメージを掴むと、go on (進み続ける)、take off (地面から離れて取る→離陸)、come up with (アイデアが頭に近づいてくる→思いつく) といった【句動詞】の意味さえも、推測できるようになってきます。

動詞 コアイメージ 主な意味
go 離れて進む・動く 行く・進む・変化する
know 頭の中に情報としてある 知る・分かっている
take 意志で選んで取る 取る・乗る・かかる
see 自然と目に入る・頭に浮かぶ 見る・会う・分かる
come こちら側に近づく 来る・到達する

シンプルな動詞を制する者が、英会話を制す。あなたの英語学習が、今日からもっと楽しく、もっと深くなることを願っています!

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