【神ファイブ動詞・最終回】英会話を仕上げる!seem・begin・let・keep・provide完

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2025.11.12

英文法

ビジネス・日常英会話

テーマ

👑【神ファイブ動詞・最終回】英会話を仕上げる!seem, begin, let, keep, provide完全攻略

Hey everyone!あなたの専属英語コーチ、WiLL先生です!😎

ついに、【神ファイブ動詞】シリーズも、感動の最終回を迎えました!ここまで30個もの基本動詞のコアイメージをインストールしてきた皆さん、本当にお疲れ様でした!きっと、英語の筋肉とも言える「感覚」が、以前とは比べ物にならないほど鍛え上げられているはずです。

さて、シリーズの締めくくりを飾るのは、seem, begin, let, keep, provide の5つ。これらは、会話の【ニュアンス】を豊かにし、ビジネスシーンでの【信頼感】を高める、非常に洗練された動詞たちです。

最後のピースをカチッとはめて、あなたの英語表現を完成させましょう。それでは、シリーズの集大成、最後の講義に全力でついてきてください!

seem:「断定を避ける、大人の配慮」

まずは seem。「〜のように見える」という意味ですが、look とはどう違うのでしょうか?コアイメージは【直接的な証拠はないが、状況から判断して主観的に〜だと思われる】です。

He seems tired. は、実際に彼が「疲れた」と言ったわけではないが、表情や雰囲気から【そう推測される】のです。He looks tired. が「見た目が疲れている」という【外見】に焦点を当てるのに対し、He seems tired. は彼の内面も含めた【全体的な印象】について述べています。

この動詞の最大の魅力は、【断定を避ける】ことで、表現を柔らかくできる点にあります。

It seems that they are late. (彼らは遅れているようだ。)
They are late. と断定するよりも、「どうやら〜のようだ」と伝える方が、ずっと丁寧で思慮深い印象を与えますよね。ビジネスの報告などで非常に重宝する、まさに【大人の動詞】です。

begin:「物事の始まりを、フォーマルに告げる」

次は begin。「始める」という意味ですが、start との違いが気になりますよね。コアイメージは【ある一点から、物事が正式に開始される】です。

Let’s begin the meeting. は、会議という【公式なイベント】の開始を告げています。ここで【beginとstart問題】に、最終的な結論を出しましょう。

begin → やや【フォーマル】。会議、スピーチ、物語の始まりなど、改まった場面で使われることが多い。

start →【カジュアル】で万能。日常会話、エンジンをかけるなど、幅広い場面で使われる。

迷ったら start を使えば大抵は大丈夫ですが、ビジネスメールやプレゼンテーションの冒頭で Let's begin. と言えると、場が引き締まり、非常にプロフェッショナルな印象を与えられます。

let:「相手の自由を尊重し、許可する」

3つ目は let。「〜させる」と訳されますが、make のような強制力はありません。コアイメージは【相手がしたいと思っていることを、妨げずに自由にやらせてあげる】です。

She let her son play outside. は、息子が「遊びたい」という気持ちを【尊重し、許可した】のです。この「許可」のイメージが、あの有名なフレーズに繋がります。

Let’s take a break.Let us... の短縮形で、「私たちが休憩することを、お互いに許可しましょう」というのが元の意味。だから、相手を誘う優しい提案のニュアンスになるのですね。

会話で絶対にマスターしたいのがこれ。
Let me know. (教えてね。)

直訳は「私に知らせることを、あなたに許可します」。つまり、「いつでも気軽に教えてね」という、相手への扉を開いておくような、温かい響きを持つ表現です。

keep:「今の状態を、努力して維持する」

4つ目は keep。「保つ」「続ける」という、粘り強さを感じる動詞です。コアイメージは【ある状態や行動が途切れないように、意識的に維持し続ける】です。

Keep your promise. は、約束が守られている【状態を維持しなさい】ということです。この動詞の真骨頂は、【状態の維持】を表すこの形です。

Keep the door open. (ドアを開けたままにしておいて。)

She keeps her room clean. (彼女は部屋をきれいに保っている。)

「ドアが開いている状態」「部屋がきれいな状態」を【維持する】ために、意識的な努力が払われているニュアンスが伝わります。keep in touch(連絡を取り続ける)も、関係が途切れないように努力するイメージですよね。

provide:「必要なものを、あらかじめ用意して与える」

最後の動詞は provide。「提供する」という、少し硬い響きの言葉です。コアイメージは【相手が必要としているものを、事前に準備して供給する】です。

The hotel provides free Wi-Fi. は、宿泊客が【必要とする】Wi-Fiを、あらかじめ【準備して】います。ここで【provideとgive問題】を解決しましょう。

give → 個人的に、その場で【手渡す】感覚。カジュアル。

provide → 組織的に、計画的に【供給する】感覚。フォーマル。

He gave me a pen. とは言いますが、He provided me with a pen. と言うと少し大げさです。しかし、ビジネスで「弊社は顧客に最高のサービスを提供します」と言うときは We provide our customers with the best service. が最適です。この使い分けができると、一気にビジネスパーソンらしい洗練された英語になります。

🎓 まとめ:30の動詞を制覇した、その先へ

【神ファイブ動詞】全6回、30個の動詞のコアイメージを巡る旅は、これで終わりです。しかし、これはゴールではありません。新たなスタートです。

動詞 コアイメージ 主な意味
seem 印象・外見から推測 〜のように見える
begin 物事の正式な開始 始める・〜し始める
let 許可・提案 〜させる・〜しましょう
keep 状態や行動の維持・継続 保つ・続ける
provide 必要なものを準備・供給 与える・提供する

今日まで学んだコアイメージという「地図」を手に、これからは皆さんが自分自身で、英会話という広大な世界を冒険していく番です。映画のセリフ、海外ニュース、同僚との雑談…あらゆる場面で、この30の動詞たちが生き生きと躍動している姿に出会うでしょう。

WiLLies Englishでは、「続かない」「頑張っているのに結果が出ない」――そんな英語学習者を数多く成功へ導いてきました。
正しい学習方法とマインドセット、そして専属講師の伴走によって、あなたの英語は確実に変わります。
さらに、当校代表自らが専属コーチとしてサポートする特別プログラムもご用意。
まずは、あなたに合ったプログラムをこちらからご確認ください!

👉 WiLLies English公式サイトはこちら