【選択の達人になる!】英語の「Which」完全攻略!Whatとの違いはもう迷わない
COLUMNウィリーズ英語塾コラム
2025.11.12
英文法
ビジネス・日常英会話
英検
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👑【選択の達人になる!】英語の「Which」完全攻略!Whatとの違いはもう迷わない
Hey everyone!あなたの専属英語コーチ、WiLL先生です!😎
英語で会話をしていて、相手に何かを選んでもらいたいとき、こんな風に頭がフリーズした経験はありませんか?
「どの色が好き?」って聞きたいけど、What color? それとも Which color?
レストランで「どっちにする?」って、What? Which? どっちが自然なの?
その気持ち、痛いほど分かります! Which は、多くの英語学習者が「なんとなく」で使ってしまいがちな単語。特に、兄弟のように似ている What との使い分けは、永遠のテーマですよね。
でも、安心してください!今日の講義は、その長年のモヤモヤに終止符を打ち、皆さんを【選択のスペシャリスト】へと変えるためのものです。Which が持つたった一つの【コアイメージ】を脳にインストールすれば、もう二度と迷うことはありません。
今日の「Which」完全攻略メニュー
【1】Whichの心臓部:【限定された選択肢から選ぶ】感覚
まず、Which の全てを貫く、たった一つのコアイメージを頭に叩き込んでください。それは【目の前に、あるいは頭の中に、いくつかの選択肢がすでに存在していて、その中から一つを選ぶ】という感覚です。
Which is your bag? (どれがあなたのかばんですか?)
→ 目の前に【いくつかのかばん】があり、その中から選ぶイメージ。
Which do you prefer, tea or coffee? (紅茶とコーヒー、どちらが好きですか?)
→ 【紅茶とコーヒー】という明確な選択肢がありますね。
【2】永遠のテーマに終止符!【What vs. Which問題】
さあ、本日のメインイベントです!ここで、皆さんを長年苦しめてきたであろう【WhatとWhichの使い分け問題】に、完全に決着をつけましょう。
What →【選択肢が無限】で、相手が何を答えるか見当もつかない場合。
What color do you like? (何色が好き?)
→ この世の【すべての色】の中から尋ねています。
Which →【選択肢が限定的】で、話し手と聞き手の間に共通認識がある場合。
Which color do you like, red or blue? (どの色が好き? 赤、それとも青?)
→ 【赤と青】という限定された選択肢から選んでもらっています。
ビジネスシーンで「どのプランに致しましょうか?」と尋ねる際、3つのプランを提示しているなら、Which plan should we choose? が最適です。この使い分けができると、コミュニケーションの質が格段に上がりますよ!
【3】選択肢をさらに絞り込む!【Which of 〜】の魔法
Which は、of と手を組むことで、その「選択」のニュアンスをさらに強化します。
Which of these do you want? (これらの中でどれがほしい?)
Which of your friends lives in Tokyo? (あなたの友達のうち、誰が東京に住んでるの?)
Which of + 複数形の名詞 で「〜のうち、どれ/どっち?」と、グループの中から特定のものをピンポイントで選び出す感覚です。非常に便利なので、ぜひマスターしてください。
【4】文に埋め込む知的な顔【間接疑問】のWhich
これももうお馴染みですね!文の一部に「どちらが〜か」という情報を埋め込む、洗練された使い方です。
I don’t know which is better. (どちらがいいのか分かりません。)
Can you tell me which bus goes to the airport? (空港へ行くバスがどれか教えてくれますか?)
【語順のルール、再確認!】
間接疑問の中では、普通の文(平叙文)と同じ【主語→動詞】の語順になります。上の例文のように、Which 自身が主語になることも多いので、その場合は Which + 動詞 の形になります。
【5】物事を説明する接着剤【関係代名詞】のWhich
Which は、前の名詞(先行詞)を詳しく説明する「接着剤」の役割も果たします。ただし、説明できるのは【人以外】の物や事柄だけです。
This is the book which I bought yesterday. (これは私が昨日買った本です。)
ネイティブ感覚:
実際の日常会話では、この関係代名詞の Which は、より万能な that に置き換えられることが非常に多いです。This is the book that I bought yesterday. の方が、より口語的で自然に聞こえる場合が多い、と覚えておくと良いでしょう。
【6】最強の応用技!【前の文全体を受ける】スーパーWhich
さあ、これが Which の持つ最も高度で、最も便利な顔です!直前の文の内容をまるごと受けて、「そして、そのことが〜」と補足説明を加えることができます。
He missed the last train, which made him very upset.
(彼は終電を逃した。【そしてそのことが】彼をとても落ち込ませた。)
【目印はカンマ(,)】
この使い方のとき、Which の直前には必ずカンマ(,)が付きます。これが「一旦文は終わります。そして補足ですが…」という合図です。これが使えると、二つの文をブツ切りにする必要がなくなり、あなたの英語は一気に流暢で表現力豊かなものになりますよ!
🎓 まとめ:【選択】の感覚で、Whichの全てを繋げよう
いかがでしたか? Which のコアイメージは、常に【選択】です。この一つの感覚を掴むだけで、6つもの顔が全て一本の線で繋がって見えてきます。
| 用法 | 役割 | ポイント | 例文 |
|---|---|---|---|
| 疑問詞 | 「どれ?」「どっち?」 | 【限定された選択肢】から選ぶ | Which do you want? |
| 間接疑問 | 「どちらが〜か」 | 語順は平叙文と同じ | I know which is better. |
| 関係代名詞 | 「〜する(物事)」 | 先行詞は【人以外】。thatもOK | The pen which I use. |
| 前文全体を受ける | 「そしてそのことが〜」 | 直前にカンマ(,)が付く | ..., which was great. |
選択肢を提示し、相手の意図を正確に汲み取る。Which は、円滑なコミュニケーションと的確な意思決定に不可欠な、ビジネスパーソン必須のツールなのです。
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