【もう過去は迷わない!】ネイティブのused toを完全攻略!「今は違う」を伝える魔法

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2025.11.13

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👑【もう過去は迷わない!】ネイティブのused toを完全攻略!「今は違う」を伝える魔法

Hey everyone!あなたの専属英語コーチ、WiLL先生です!😎

「昔は、よく友達と朝まで語り明かしたもんだ…」
「この場所には昔、大きな公園があったんだよ」

私たちの会話は、しばしば過去へのノスタルジーで彩られます。そんなとき、英語のネイティブスピーカーが「あの頃はね…」という切ない気持ちを込めて口にするのが、今日の主役 used to です。

多くの人が used to を単なる「過去形」の仲間だと思っています。しかし、それは大きな間違い!このフレーズには、ただの過去形では表現しきれない、非常に重要な【心のメッセージ】が隠されているのです。

used towould って、結局どう違うの?

I am used toI used to…もう、ワケがわからない!

その混乱、今日で完全に終わりにしましょう! used to【コアイメージ】を脳にインストールすれば、あなたの英語表現はもっと深みを増し、聞き手の心を揺さぶるストーリーを語れるようになります。さあ、過去を美しく語るための旅に出発しましょう!

【1】used toの心臓部:「今はもう…」という【過去との断絶】

まず、used to の全てを貫く、たった一つのコアイメージを頭に叩き込んでください。それは【過去には確かにそうだった。でも、今はもう違うんだ】という、現在との明確な【対比】と【断絶】の感覚です。

I played tennis yesterday. (昨日テニスをした)
→ これは単なる過去の事実です。今日も明日もテニスをするかもしれません。

I used to play tennis. (以前はテニスをしていた)
→ これには「でも、今はもうやっていないんだ…」という、言外のメッセージが色濃く含まれています。

この【今は違う】というニュアンスこそが、used to の魂なのです。

【2】used toの二つの顔:過去の【習慣】と【状態】を語る

この「今は違う」という感覚は、過去の「行動」と「状態」の両方に使えます。

① 過去の【習慣的行動】:「以前は〜していた」
過去に、ある程度の期間、繰り返し行っていた行動を表します。
He used to go jogging every morning. (彼は昔、毎朝ジョギングをしていました。)

② 過去の【継続的な状態】:「以前は〜だった」
過去のある期間、ずっと続いていた状態や状況を表します。
She used to have long hair. (彼女は以前、髪が長かった。)

【3】永遠のライバル!【used to vs would問題】に終止符を!

さあ、今日の講義のハイライトです!多くの学習者が混同する、この二つの使い分けを完璧にマスターしましょう。

比較項目 used to would
使えるもの 行動も状態もOK! (万能) 行動のみ (状態はNG)
ニュアンス 【今は違う】という対比が強い 単なる過去の懐かしい回想

would は、「あの頃はよく〜したもんだなぁ」という、懐かしい【行動の回想】にしか使えません。
I would live in Kyoto. (これは言えません!liveは状態だから)

【結論】迷ったら、used to を使っておけば間違いありません! would は、物語を語るときなどに使えると、より表現が豊かになる上級者向けの選択肢、と覚えておきましょう。

【4】意外な落とし穴!否定文と疑問文の作り方

used to は過去形なので、否定文・疑問文を作るときは、助動詞 did の助けを借ります。

否定文:didn't use to
I didn’t use to like coffee. (以前はコーヒーが好きではありませんでした。)

疑問文:Did you use to ...?
Did you use to live in Osaka? (以前、大阪に住んでいましたか?)

【最重要ポイント】
did が「過去」の意味をすでに引き受けてくれているので、後ろの used は原形の use に戻るのを忘れないでください!これは非常によくある間違いなので、何度も口に出して練習しましょう。Did you use to...?

【5】最大の罠!【be used to 〜】は全くの別人!

最後に、英語学習における最大のトラップの一つをご紹介します。I used to... とそっくりな顔をしていますが、全くの別人です。

I used to + 動詞の原形
→【以前は〜していた】(過去の習慣・状態)
I used to work hard. (昔は一生懸命働いていた)

I am used to + 名詞 / 動名詞(-ing)
→【〜に慣れている】(現在の習慣・状態)
I am used to working hard. (一生懸命働くことには慣れている)

be動詞があるかないか、後ろが原形-ingか。この違いで、意味が「過去」から「現在」へと劇的に変わります。これは理屈ではなく、そういうものだと割り切って、2つの全く異なるフレーズとして覚えてしまいましょう!

🎓 まとめ:used toは、過去と現在の「架け橋」

いかがでしたか? used to は、単に過去の事実を述べるのではありません。それは、過去の自分と現在の自分を繋ぎ、【変化】というストーリーを語るための、非常に人間味あふれる表現なのです。

用法 役割 例文
肯定文 以前は〜だった/していた I used to play baseball.
否定文 以前は〜ではなかった I didn't use to eat vegetables.
疑問文 以前は〜でしたか? Did you use to smoke?
vs would 状態にも使える She used to be shy. (wouldは不可)
vs be used to 全くの別物 I am used to the noise. (慣れている)

自己紹介で「昔は人見知りだったんですよ I used to be shy.」と言えれば、相手は「今は違うんだな」とあなたの成長を感じ取り、会話が弾むきっかけになるかもしれません。

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