【あなたの英語が映画のワンシーンに!】最強の描写ツール「知覚動詞」を完全攻略!

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2025.11.26

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👑【あなたの英語が映画のワンシーンに!】最強の描写ツール「知覚動詞」を完全攻略!

Hey everyone!あなたの専属英語コーチ、WiLL先生です!😎

「彼が通りを渡るのを見た」「彼女が歌を歌っているのを聞いた」。私たちの日常は、五感を通して世界を【知覚】することで成り立っています。そして、その「見たまま」「聞いたまま」「感じたまま」の【ライブ感あふれる情景】を、英語で最も鮮やかに描き出すための魔法の文法が、今日の主役、知覚動詞です。

see, hear, feel…これらは簡単な単語ですが、I saw him cross the street. のように、後ろに「動詞の原形」がポンと置かれる奇妙な形を見て、混乱した経験はありませんか?

なんで to がないの!?

crosscrossing、どっちを使えばいいの?

使役動詞 make と何が違うの?

その疑問、素晴らしい!そこが、あなたの英語を「単なる報告」から「聞き手が映像を思い浮かべられるストーリーテリング」へと進化させる、超重要なポイントなのです。さあ、知覚動詞の【コアイメージ】を脳にインストールし、あなたの言葉に「映画監督」のような描写力を与えましょう!

【1】知覚動詞の心臓部:「五感というカメラ」で世界を切り取る感覚

まず、知覚動詞の全てを貫く、たった一つのコアイメージを頭に叩き込んでください。それは【自分の五感(目、耳、肌など)をカメラのレンズとして、目の前で起きている「誰かが」「何かをする」というワンシーンを、そのまま切り取って描写する】という感覚です。

I saw him cross the street.
(私が見た) + (彼が通りを渡る)

この文は、「私が見た」というフレームの中に、「彼が通りを渡る」という【ミニドラマ】が、そのままポンと放り込まれているイメージです。だから、動詞と動詞を繋ぐ to のような接着剤は必要ないのです。

【2】永遠のテーマに終止符!【原形 vs. -ing形】の謎

さあ、本日のハイライトです!多くの学習者が「なんとなく」で使い分けている、この二つの違いを、カメラの撮影方法で完璧に理解しましょう。

①【動詞の原形】を使う場合 →【アクションの全貌】を撮影
これは、アクションの「始まりから終わりまで」を、一本の映画のようにすべて見届けたという感覚です。
I saw him cross the street. (彼が通りを渡るのを見た。)

②【動詞ing形】を使う場合 →【アクションの真っ最中】を撮影
こちらは、アクションがまさに行われている、その一瞬を、写真のように切り取った感覚です。
I saw him crossing the street. (彼が通りを渡っているところを見た。)

【結論】
原形 → アクションの【完了・全体】。映画のような「ストーリー」感。
-ing形 → アクションの【途中・一瞬】。写真のような「ライブ」感。

【3】視点を逆転!【過去分詞(-ed)】で「〜される」瞬間を描写する

では、目的語が「する側」ではなく、「される側」の場合はどうなるでしょうか?その場合は、過去分詞を使います。

He heard his name called. (彼は自分の名前が呼ばれるのを聞いた。)
→ 彼の名前が、誰かに call (呼ぶ) というアクションを【された】のです。

I saw the door opened. (ドアが開けられるのを見た。)

目的語と、その後ろの動詞の関係が【受け身】になっているのが分かりますか?この関係性を見抜くことが、過去分詞を使いこなす鍵です。

【4】知覚動詞 vs 使役動詞:あなたは「目撃者」か「監督」か?

知覚動詞とよく似た形をとるのが、makelet などの使役動詞です。この二つの違いを、映画撮影の役割で例えてみましょう。

知覚動詞 (see, hear) → あなたはただの【目撃者・観客】
I saw him clean the room. (彼が部屋を掃除するのを【ただ見ていた】)
→ あなたは彼の行動に一切関与していません。

使役動詞 (make, let) → あなたは【監督・プロデューサー】
I made him clean the room. (私は彼に部屋を掃除【させた】)
→ 彼の行動は、あなたの指示や許可によって引き起こされています。

【目撃者】なのか【監督】なのか。この立ち位置の違いを意識すれば、もう二つの構文を混同することはありません。

🎓 まとめ:知覚動詞は、あなたの五感を「言葉」に変える魔法

いかがでしたか?知覚動詞は、単なる文法ルールではありません。それは、あなたが五感で捉えた世界を、聞き手の頭の中に【映像や音声として再生させる】ための、非常にクリエイティブな表現ツールなのです。

役割 例文
動詞の原形 アクションの【全体】を描写 I saw him leave.
動詞ing形 アクションの【途中】を切り取る I saw him leaving.
過去分詞 アクションを【受ける側】を描写 I heard my name called.
vs 使役動詞 あなたは【目撃者】 I saw him do it.

He crossed the street. (彼は通りを渡った。) → これでは、ただの報告です。
I saw him crossing the street in a hurry. (彼が急いで通りを渡っているのを見た。) → これで初めて、聞き手の頭の中に、慌ただしい街の情景が目に浮かびます。

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