【保存版】英語リスニング上達法|初心者でもすぐ使える効果的なメソッド解説
COLUMNウィリーズ英語塾コラム
2025.05.15
リスニング
テーマ:
98%の日本人に共通する英語リスニングが苦手な原因とトレーニング!
今回ご紹介する音源
繰り返しトレーニング用にご利用ください!
Top 10 Places You Should Visit in Australia
<特に難しい3箇所>
🎁 98%の日本人に共通する英語リスニングが苦手な原因!
なぜ、みなさんは頑張っているのにリスニングが苦手なんでしょうか?
98%の日本人に共通する原因は、「音に集中してない」からなんです。
え、なにそれ?と思われた方、
リスニングって「音を聞いて」「理解する」2つのステップがあるんでよね。
特に最初のステップの「音を聞く」って部分は、これは運動能力みたいなもので、
特別なトレーニングが必要なんです。
面倒くさくても、この2つの能力は別々に鍛えないと日本人はいつまでたっても
リスニング上達しないんです。
なぜかっていうと、
日本語と英語の根本的な違いが原因なんです
みなさんのせいじゃない
言語が悪い。。
例えば、
音の種類、数が違う。
日本語は母音は5つ、これに対して
英語の母音は15~20個もあるんです。
これ、中学のときに英語にカタカナ
ふっちゃだめよって言われたやつです。
日本語では同じライスだけど、
英語だと rice(米), lice(シラミ)で全然意味が違うってやつ。
ありましたよね。ラでもいろいろな発音があるんです。
他にも日本語の「あ」は一つだけど、
英語の「a」は3種類も発音の仕方がある。
そして当たり前だけど、発音が違うとさっきのライスみたいに
意味がぜんぜん違ってくる
なので、この微妙なラやアの違いを
聞き取らないといけないんです。
こんなに違うから、
やっぱりちょっと面倒でも、丁寧に 効果的なトレーニングをしないと
リスニング、つまり音の聞き取りの方ですね、
この力がついてこないんですよ。
野球に例えると、
野球素人が140kmのボールを打ちたいからって
いきなりバッティングセンターで何百球と練習しても
お金と時間の無駄ですよね。
まずはスイングを覚えて、
反復練習でスイングをはやくして、
タイミングの取り方覚えてって
いろんなことやらないといけないわけなんです。
リスニングの「聞く力」も同じなんです。
いきなりバッティングセンターで打ちまくる
つまり、英語のシャワーをあびてもダメ。
それをやる前にやらないといけないことがたくさんあるんです。
その後で、英語のシャワーをあびてほしいんです。
🎯一緒にやりましょう!リスニング・トレーニング
【リスニング・クイズの説明】
それでは、みなさんトレーニングの重要性を理解いただいたと思うので
今日のメイン一緒にリスニング・トレーニングやっていこうと思います!
ここでは
Step 1. 音の聞き取り
Step 2. 音と文字を結びつけます。つまり分析ですね
Step 3. 音から文字/ 理解への変換を瞬時に行うための反射トレ
これをやっていきたいと思います。
【Step 1. 音の聞き取り】
それでは、まず約40秒の音声を3回聞いてください!
集中して聞いてくださいね。
意味じゃなくて「音」に集中すること
いいですか?
はい。お疲れ様でした。
いかがでしたでしょうか?
完璧に聞けた。意味も理解できたという方。
上級者です。すばらしい
意味はなんとなく理解できた。
でも聞き取れなかった部分もいくつかある。
こういう方とても多いと思います。
この方は、上級者になるために
これから説明するトレーニングをぜひやっていきましょう!
意味も聞き取りもほとんどできませんでした。
こちらも多いと思います。
私のスクールでも大多数の生徒さんが
この状態からトレーニングをスタートしてますので
安心してください!
このような方は、いま流した音声を 0.8, 0.7倍速で
聞いてトレーニングしてください。
【Step 2. 音と文字(分析)】
では次にStep2の音と文字/理解、分析を行います。
今回は皆さんが難しいと感じたんじゃないかな
という箇所を3つピックアップしました。
ここを集中的に3回さらに流します。
1つめいきますよ。3回聞いてみてください!
2つめいきます。これも3回聞いてください
最後3つです。これも3回聞いてください
はい、どうでしょう?
特に3つめむちゃくちゃ難しいですよね。
でも心折れちゃダメですよ
このトレーニングやれば大丈夫なんで
それではスクリプトをみながら、
解説していきます
まず最初のセンテンス
「Australia is the smallest continent in the world area-wise, but it has so much to offer to its visitors.」
「オーストラリアは面積の上では世界で最も小さな大陸ですが、訪れる人にとっては見どころ満載です。」
って意味ですね
area-wise:「面積の点で」「面積に関しては」
has so much to offer:「提供するものがとても多い」→「見どころがたくさんある」
「面積は世界最小だけど、旅行者にとって魅力がぎっしり!」という意味になります
そしていきなりでてきましたね。
半分くらいの方が「 but it has so much to offer 」
に苦戦したんじゃないかなと思います
ここは、リンキング(音のつながり)が起きて
so much to offer → /səʊ mʌʧ tə ˈɒfər/ → 「チュオファー」のように聞こえると思います
音と文字の一致をしましょう。
3回音読しましょう!
so much to offer
so much to offer
so much to offer
これがとっても重要なんです。
こうやって苦手な箇所、聞き取れなかった箇所を
徹底的に音と文字の一致をすれば、
次聞くとスッとききとれちゃいます
この繰り返しなんですね。
次のセンテンスいきます
「Australia has it all from jaw-dropping beaches to numerous islands to wildlife parks to historical landmarks.」
「息をのむようなビーチから数多くの島々、野生動物公園、歴史的名所まで、すべてがそろっています。」
という意味でした。
has it all:なんでもそろっている
jaw-dropping beaches:あっと驚くほど美しいビーチ
この「jaw-dropping」は意味はわからなかったと思いますが、
カタカナレベルでは聞き取れたんじゃないでしょうか?
一方で、この「has it all」の音の聞き取りはいかがでしたでしょうか?
ここでは脱力が起きていて
ハズイットオールなんて、ネイティブは絶対に発音しないんですね。
「ハズぃロー」って聞こえたんじゃないでしょうか?
それではここも3回音読してみましょう
has it all
has it all
has it all
はい、次いきます
Each state has a plethora of things to offer to its visitors.
「どの州にも訪問者にとって魅力的なものがたくさんあります。」
plethora of ~:〜が非常にたくさん(ややフォーマルな表現)
to offer to its visitors:旅行者に提供する、見せる、楽しませるもの
ここは plethora of が意味として難しかったと思います。
でもここは聞き取りの段階では
意味は気にしないが鉄則でしたよね
みなさんがディクテーションやるときは、
ここはカタカナで表現しておけばOK
次のセンテンスいきます
Top it all off with the friendliest locals who are always willing to help you out.
極めつけは、いつでも親切に助けてくれる最高にフレンドリーな地元の人たち。
Top it all off:極めつけは、さらに素晴らしいことに
という意味なんですけど、
ここの聞き取り超むずかったと思います
しかも簡単な単語しか使ってないですよね。
「Top it all off」は、ネイティブのナチュラルスピードだと
かなり音がつながって聞き取りにくく、発音しづらい表現です。
ここでは 脱力やリンキング という発音のポイントを使って、
わかりやすく解説します。
Top it → Topit → /ˈtɑpɪɾ/
→ 「p」と「i」がつながり、「タピッ」のように聞こえます
it all → itall → /ɪɾɑl/
→ フラッピングで、” t “が「ラ」っぽくなり、
「イラール」に近い発音になります
all off → alloff → /ɑlɑf/
→ 「l」と「o」がつながって、滑らかに発音します。
決して、オールオフとは発音しません。
そして「Top it all off」全体で、
「タピラーロフ」って感じになります。
どうでしょう。
それではここ難しいので5回音読しましょう
top it all off
top it all off
top it all off
top it all off
top it all off
はい。おつかれさまでした。
口の力を抜いて、息でつなぐ感じです。
最後のセンテスみましょう。
If you are planning to visit Australia soon, here is a list of places that you should visit in this amazing country.
「もし近いうちにオーストラリアを訪れる予定なら、この素晴らしい国でぜひ訪れるべき場所のリストをご覧ください。」
という意味でした。
ここは聞き取りという観点からはそれほど難しくはなかったかな。
ということで、いま皆さん 音と文字の一致ができたので、
もう一度音声を頭から聞いてみましょう
どうでしょう?
みなさん聞き取れましたよね?!
この分析がどれだけ重要か分かってくれたのではと思います。
でもここで安心してはダメですよ。
いま皆さんは頭で理解した段階です。
ここからもう一レベルあげていきましょう。
【Step 3. 音から文字/理解への変換を瞬時に行うトレーニング】
まず全体をオーバーラッピングします
みなさんはこの文章をみながら音読してください。
いきますよ。
Top 10 places you should visit in Australia. Australia is the smallest continent in the world area-wise, but it has so much to offer to its visitors. Australia has it all from jaw-dropping beaches to numerous islands to wildlife parks to historical landmarks. Each state has a plethora of things to offer to its visitors. Top it all off with the friendliest locals who are always willing to help you out. If you are planning to visit Australia soon, here is a list of places that you should visit in this amazing country
はい。これをあと2回繰り返しましょう!
はい。お疲れ様でした。
次は集中トレいきます。
ここも音声を流すので、スクリプトをみながら音読してください。
1つめいきますよ。繰り返し3回練習してください!
(but it has so much to offer)
2つめいきます。ここも3回音読お願いします!
(Australia has it all from)
最後3つめいきます。ここも3回音読!
(Top it all off with the friendliest locals)
はい。お疲れ様でした。
そして最後シャドーイングいきます。
できればスクリプトをみずに
シャドーイングしてください。
もし難しい方はスクリプトをみながらでもOKです。
いきますよ。
Top 10 places you should visit in Australia. Australia is the smallest continent in the world area-wise, but it has so much to offer to its visitors. Australia has it all from jaw-dropping beaches to numerous islands to wildlife parks to historical landmarks. Each state has a plethora of things to offer to its visitors. Top it all off with the friendliest locals who are always willing to help you out. If you are planning to visit Australia soon, here is a list of places that you should visit in this amazing country
はい。おつかれさまでした!
いかがでしたでしょうか?
最低1週間は同じセンテンスを使ってシャドーイングしてください。
すると7日目は聞き取れることはもちろん、暗唱できるレベルになります。
そして、音から文字/意味への変換も瞬時にできるようになっていますよ!
またリスニング力アップに役立つ内容をアップしていきますね!!
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