VERSANTのパートごとの対策とは?試験内容やおすすめの教材を紹介|コラム|ウィリーズ英語塾
COLUMNウィリーズ英語塾コラム
2025.03.26
VERSANT
ビジネス・日常英会話7
テーマ:
VERSANTのパートごとの対策とは?試験内容やおすすめの教材を紹介
英語でのコミュニケーション力を測る試験「VERSANT」が、近年注目されつつあります。社会全体の国際化が進むにつれて、TOEICなどでは測りきれない実践的なコミュニケーションが求められていることが理由のひとつでしょう。
今回は、VERSANTのなかでも受験者数が多い、Speaking & Listeningテストの対策について解説します。試験内容やおすすめの教材、またウィリーズ英語塾が提供するオリジナルのVERSANT模試のサンプルも紹介するので、最後まで読んでいってください。
目次
VERSANTとは
VERSANTの試験概要
VERSANTスコアの目安
日本人の平均スコア
目指すべきVERSANTスコア
他の英語力指標との関係
VERSANTのパートごとの出題パターンと対策
Part A(質問)の対策
Part B(復唱)の対策
Part C(会話に関する質問)の対策
Part D(文章に関する質問)の対策
Part E(ストーリーテリング)の対策
Part F(自由回答)の対策
VERSANT対策の具体的な学習方法とポイント
英語を聞いたり話したりする機会を増やす
シャドーイングを行う
ディクテーションを行う
口頭英作文を行う
VERSANTの対策勉強におすすめの教材
Versant English Speaking Voice Test Practice Exams with Sample Responses, Free Recordings, and Exam Tips
VERSANT公式アプリ
WE VERSANT オリジナルWeb教材
WE シャドーイングアプリ
VERSANT試験時のポイント
Part Aの英文は事前に練習しておく
スピーキングでは言い直しや詰まりも採点対象になる
ウィリーズ英語塾のVERSANT対策
各回でVERSANT対策のオリジナル問題を実践
自分にあった講師が最後まで伴走
レッスン中・レッスン後の復習で学習内容を定着
VERSANTとは
VERSANTとは、教育サービスを提供する世界的企業、Pearson(ピアソン)が開発した英語で「聞く」「理解する」「話す」という実践的なコミュニケーション能力を測るテストです。
ここでは、以下の点について解説します。
- VERSANTの試験概要
- 他の英語力指標との関係
- VERSANTスコアの目安
VERSANTに興味がある方は、参考にしてください。
VERSANTの試験概要
VERSANTは、以下の表のとおり、A〜Fまで合計6つのパートに分かれています。
パート |
出題方式・数 |
テスト内容 |
Part A |
質問8問 |
質問で使用された単語を使って回答することで「リスニング力」と「流暢さ・発音・わかりやすさを網羅した話し方」を診断 |
Part B |
復唱16問 |
音声で流れた文章を繰り返すことで「リスニング力」を診断 |
Part C |
会話に関する質問 6問 |
短い会話の内容に関する質問に回答し、「リスニング力」を診断 |
Part D |
文章に関する質問 6問 |
ある程度の長さの話を聞いて3つの質問に答えることで「リスニング力」を診断 |
Part E |
ストーリーリテリング(話の要約、言い換え) 2問 |
短い物語を聞き、30秒間で自分の意見を要約して述べることで会話における「リスニング力」「言葉の使い方や会話の内容」「話し方(流暢さ・発音・わかりやすさ)」を診断 |
Part F |
自由回答 2問 |
簡単な質問に対して自由に回答することで、「言葉の使い方、話の内容」「わかりやすく流暢に、正しい発音で話しているか」を診断 |
VERSANTは、スマホ・パソコン対応です。24時間365日いつでも好きなタイミングで受験でき、受験後48時間以内にスコア証明が発行されます。採点には最先端のAIによる言語認識と自動採点システムが導入されており、所要時間も20分と短く、精度の高い客観的な評価が特徴です。そのため、世界中の大手企業や政府機関で採用され、世界標準となりつつあります。
世界中で年間約150万人が受験するVERSANTの国内受験者は、2021年で累計40万人に達しました。日本たばこ産業やヒルトンなど、国内企業200社以上が英語力の証明として採用時にVERSANTを導入しています。
参考:VERSANT
参考:日経ビジネススクール「導入事例」
他の英語力指標との関係
VERSANT公式サイトでは、他の英語力指標とのVERSANTスコアの対応の目安を、以下のように示しています。
CEFR |
VERSANT |
TOEIC Listening |
TOEIC Reading |
英検 |
C2 |
85-90 |
該当なし |
該当なし |
|
C1 |
76-84 |
490~ |
455~ |
1級 |
B2 |
59-75 |
400~ |
385~ |
準1級~1級 |
B1 |
43-58 |
275~ |
275~ |
準2級~準1級 |
A2 |
30-42 |
110~ |
115~ |
3級~準2級 |
A1 |
22-29 |
60~ |
60~ |
|
<A1 |
10~21 |
該当なし |
該当なし |
|
グローバルビジネスで必要とされる「CEFR B1」は、「日常的な話題について話し合い、長い文章で基本的な理由や意見を述べることができる」レベルです。VERSANTでは43~58点に相当します。
とくにコミュニケーション力を重視する外資系企業では、スピーキング力とリスニング力に特化したVERSANTが英語力の証明として有効でしょう。
参考:VERSANT「VERSANTスコアと各種英語力指標の対応表」」
VERSANTスコアの目安
VERSANTスコアは20点から80点の範囲で評価され、スピーキング能力を総合的に判断します。一般的に、50点以上が「日常会話に不自由しないレベル」です。外資系企業への転職を目指す場合、60点以上を目指すことが望ましいでしょう。
ここでは、VERSANTスコアについて、以下の点を解説します。
- 日本人の平均スコア
- 目指すべきVERSANTスコア
これから外資系企業への転職を目指す方やビジネスで英語を使用して活躍したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
日本人の平均スコア
VERSANT公式サイトによると、日本人の平均スコアは40点です。世界標準の英語力の指標であるCEFRに置き換えると、初級のA2レベルに相当します。
VERSANTスコアレンジが10~90点であることを考えると、ちょうど中間地点に位置するスコアです。CEFRのA2レベルは、英検では準2級~3級に相当するレベルで、高校中級~卒業時の英語力に相当します。
TOEICに換算すると、225~549点に相当しますが、TOEICの平均スコアが600点前後のため、それよりも低めのレベルです。
参考:VERSANT
目指すべきVERSANTスコア
外資系企業への転職など、ビシネスの場面で英語を使うためには、VERSANTスコア43点以上を目指すとよいとされています
これは、「自立した言語使用者」を示すCEFRのB1レベル相当ですが、実際のビジネスシーンでは十分とはいえず、最低でもこのレベルは必要だという指針にすぎません。
実際のビジネスシーンで支障なく意思疎通ができるレベルとなると、58点以上を目指すことが推奨されます。58~62点でネイティブスピーカーとも議論ができるレベルとされており、海外赴任などでも問題なくコミュニケーションを取ることができるでしょう。
たとえば楽天では、50点以上を取得することが推奨されており、社内での英語教育に力をいれています。パーソルホールディングスでは、社内での英語研修の効果を測るために導入し、スピーキング47点、ライティング54点が目標スコアです。
国内外の多くの企業でも採用基準としてVERSANTが導入されており、企業ごとに求められるスコアが異なります。
VERSANTのパートごとの出題パターンと対策
ここからは、VERSANTの出題パターンと対策をパートごとに詳しく解説します。従来の「VERSANT Speaking Test」からテスト内容と評価内容が刷新され、2024年1月より、「VERSANT Speaking & Listening Test」になりました。
これからVERSANTを受験する予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
Part A(質問)の対策
「Part A」では、画面に表示された英文を音読する形式の問題が出題されます。従来のVERSANT Speaking Testの「Part C」とほぼ同じ内容です。単語の発音やアクセントを正しく覚え、音の変化を自然に再現できるようにすることが求められます。
Part Aで必要なのは、徹底的な発音練習です。発音記号をきちんと確認し、それをもとにネイティブの発音を真似ます。ネイティブスピーカーによる音声教材や発音アプリを使用すれば、効率的に学習できるでしょう。
次に、音の変化を意識することが重要です。英語では、「リンキング」や「リダクション」といった音の変化が頻繁に起こります。TOEICのリスニングに比べて、VERSANTではよりネイティブの砕けた発音などが多く含まれているのが特徴です。
英語特有の音の変化を自然に再現できるように、シャドーイング(聞いた音声を即座に繰り返す練習方法)を取り入れて、リズムやイントネーションも意識しながら練習しましょう。
また、音読も効果的な練習法です。画面に表示された英文をただ読むのではなく、正確な発音とともに流暢に読み上げる練習を繰り返すことで、実際の試験でスムーズに対応できるようになります。
Part Aでは、リスニングとスピーキングの両方が評価対象です。シンプルな語彙中心に出題されるため、発話しながら語彙力を鍛えましょう。
Part B(復唱)の対策
「Part B」は、リスニング力を問われるセクションです。流れてくる英文をそのまま繰り返して発音します。正しく復唱するためには、文法や構文の知識を適切にインプットし、それを瞬時に引き出して 話すことが求められます。最初は短い文からはじまり、徐々に文章は長く、難易度が上がるのが特徴です。
音声が流れるときには集中して聞き、正確に復唱する練習を積み重ねましょう。シャドーイングやディクテーションを行うと、リスニング力が向上し、復唱の精度が上がります。
文法や構文の理解を深めることも大切です。文法書や構文集を使用し、基本的な英語の構造をしっかりと身につけておきましょう。聞き取った英文を正確に再現する能力が向上します。
さらに、発音練習も欠かせません。ネイティブスピーカーの発音を真似ながら自分の発音を録音して確認することで、正確な発音が身につきます。VERSANTの公式アプリやその他の発音練習アプリを活用すると、効果的です。
さらに、英語を使用する機会を増やすことも意識しましょう。英語での会話や英語のポッドキャストを聞くなど、日常的に英語に触れることで、自然と英語のリズムや流れに慣れることができます。
Part C(会話に関する質問)の対策
「Part C」は、短い会話の内容についての質問に答える問題です。このパートでは、リスニング力と理解力が問われます。新形式で新たに追加されました。
会話のどこから出題されるかは、わかりません。会話の内容を正確に把握し、質問に適切に答える力が求められます。
日常的に英語のポッドキャストやニュースを聞くなどし、リスニング力を鍛えましょう。また、聞いた内容を要約する練習をすると、理解力が向上します。
ただ英語の音声を聞くだけではなく、シャドーイングがおすすめです。英語学習には、発音できる音声は聞き取れるという英語学習における原則があります。同じ文章で繰り返しシャドーイングを行うことで、効率的にリスニング力を鍛えられるでしょう。
英会話教室やオンライン英会話で、実際に会話をして質問に答えるシミュレーションを行うのも効果的です。何度も繰り返し練習すれば、実際の試験でもスムーズに対応できるようになります。
Part D(文章に関する質問)の対策
「Part D」も新形式で新たに追加されました。ある程度の長さの文章を聞いて、3つの質問に答える問題です。20秒ほどのストーリーが流され、一連の内容のリスニング力と理解力が試されます。
このパートでも、リスニングの強化が重要です。長めの文章を聞く練習を日常的に行い、リスニングの量を増やしましょう。内容を理解し、要約できるようになることが目標です。
次に、聞いた内容を自分の言葉で説明する練習を行います。聞いた文章について「何が起こったのか」「登場人物は誰か」「結果はどうなったのか」などの基本的な質問に答える練習をすると効果的です。
過去問や模擬試験を利用して、実践的な練習も行いましょう。実際の試験形式に慣れることで、試験本番でも落ち着いて対応できます。
Part E(ストーリーテリング)の対策
「Part E」は、短い物語を聞いた後、その内容を自分の言葉で説明するセクションです。回答時間は30秒で、スピーキング力が問われます。
対策のポイントは、すべての内容を細部まで覚えようとせず、ストーリーの大筋や起承転結をイメージで記憶することです。
まず、物語を聞いたら、頭の中でシーンごとに分けて整理します。「始まり(起)」「展開(承)」「クライマックス(転)」「結末(結)」のように、区切ってみましょう。
次に、それぞれのシーンの重要な出来事やポイントを簡潔にメモします。これにより、話の流れをつかむことができ、内容をスムーズに説明しやすくなります。
物語を説明するときには、できるだけ元の物語で使われた単語やフレーズを多く使用するよう心がけましょう。内容がより正確に伝わり、評価も高くなります。日常的に短い物語を聞いて、その内容を自分の言葉で説明する練習を繰り返し行うのがおすすめです。
Part F(自由回答)の対策
「Part F」では、「AとBどちらだと思いますか?」のような簡単な質問に対し、自分の意見を自由に答える形式の問題が出第されます。スピーキング力が問われるだけでなく、自分の考えを英語で瞬時にまとめるトレーニングが必要です。
質問に対する自分の意見をきちんとまとめて伝えるには、普段から英語で物事を考える習慣をつけるとよいでしょう。たとえば、ニュース記事やブログを読んだ後、自分の意見を英語でまとめる習慣をつけると効果的です。
回答する際には、シンプルでクリアな構造を心がけましょう。たとえば「I think A is better because…」のように、まず自分の意見を述べ、その後に理由を述べることで、論理的でわかりやすい回答になります。
流暢さと発音にも注意を払わなければなりません。そのためには、英語でのディスカッションやディベートに参加する機会を増やすのがおすすめです。なかなか機会が得られない場合には、英会話スクールやオンライン英会話を利用するのがおすすめです。
シャドーイングを行うことで、自然なイントネーションやリズムを身につけられます。限られた時間内でまとまった回答をするためのタイムマネジメントも重要です。普段から時間を測りながら練習し、本番でも焦らずに回答できるようにしましょう。
VERSANT対策の具体的な学習方法とポイント
パートごとに必要な対策をおさえたら、具体的な学習方法を確認しましょう。VERSANTで高得点を狙うには、ポイントをおさえた学習が必要です。
以下では、VERSANT対策におすすめの学習方法を紹介します。
- 英語を聞いたり話す機会を増やす
- シャドーイングを行う
- ディクテーションを行う
- 口頭英作文を行う
ひとつずつ解説します。
英語を聞いたり話したりする機会を増やす
VERSANTで高得点を取るためには、日常的に英語に触れる機会を増やすことが大切です。英語の上達には、英語に慣れ、英語で考える英語脳を構築する必要があります。
1人でもすぐにできる方法として、独り言を英語で言うのがおすすめです。頭の中に浮かんだ内容を英文に組み立てていきます。慣れてくると、日常的なできごとや思いついたことを話す習慣がつき、文章の構築力や英語をアウトプットする際の瞬発力、対応力が身につくでしょう。
限られた英語の知識だけでは表現力が広がらないため、インプットも怠らないことが大切です。さらに、独り言を録音すると、自分の英会話の癖や弱点に気づけます。
音読もまた、おすすめの方法です。インプットとアウトプットをバランスよく鍛えられる音読は、英語を話すことに慣れるのにも適しています。短時間でも毎日音読を続けることで、英語の知識が積み上がり、英語で物事を考える英語脳が構築されていくのを実感できるでしょう。スラスラ読めるようになるまで、同じ文章を何度も繰り返し音読するのがポイントです。
「1人ではモチベーションの維持が難しい」「上達の限界を感じる」という場合には、オンライン英会話を利用しましょう。オンライン英会話では、話し相手がいるだけでなく、プロの講師からフィードバックをもらえます。自分の弱点を知り、効率よく改善できるのがメリットです。
シャドーイングを行う
シャドーイングは、聞き取った音から2語3語遅れて、影(shadow:シャドー)のように同じ音を真似して追いかけるように発話するトレーニング方法です。
シャドーイングでは、リスニング力とスピーキング力の両方を効果的に向上させられます。ネイティブスピーカーの発音やイントネーションをそのまま真似ることがポイントです。
英語のニュースやポッドキャストを利用すれば、すぐに始められます。音声を追いかけるだけでなく、内容を理解しながらシャドーイングをするようにしましょう。最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返し練習することで自然と口から英語が出てくるようになります。
ディクテーションを行う
ディクテーションとは、聞いた英語を文字に書き起こすトレーニングです。ディクテーションの効果のひとつがリスニング力の向上であり、英語特有の音のつながりや変化に慣れていくことができるでしょう。同じ文章を繰り返しディクテーションすることで、単語やフレーズも自然と覚え、聞いて理解する力が身につきます。
もうひとつの効果に、アウトプット力の向上があります。聞いた英文を書き出すライティング力、音読を組み合わせればスピーキングの練習にもなるでしょう。
単語の正しいスペルが身につくのも、ディクテーションのメリットです。答え合わせの際には、スペルの間違いを確認し、しっかりと覚えていくことで、語彙力も向上します。
口頭英作文を行う
VERSANTでは、瞬時に英語で返答する力が求められるため、口頭英作文が効果的です。中学校で習うような基本的な英文法を使い、簡単な日本語をシンプルな英語に瞬間的に訳します。
短い文章から始め、シンプルな英語にする練習を繰り返すことで、相手に伝わりやすいクリアな文章を構築できるようになるでしょう。口頭英作文は、習慣化させることで語彙や文法の知識を「使える」ものに変えていけるトレーニングです。瞬発力も鍛えられ、次第に英語で物事を考える英語脳も養われます。
VERSANTの対策勉強におすすめの教材
VERSANT対策の学習を効率的に進めるためには、教材選びも重要です。
ここでは、VERSANT対策におすすめの教材を紹介します。
- Versant English Speaking Voice Test Practice Exams with Sample Responses, Free Recordings, and Exam Tips
- VERSANT公式アプリ
- WE シャドーイングアプリ
- WE 英作文道場
どの教材も、効率的かつ効果的に英語力を身につけられるものばかりです。ひとつずつ見ていきましょう。
Versant English Speaking Voice Test Practice Exams with Sample Responses, Free Recordings, and Exam Tips
「Versant English Speaking Voice Test Practice Exams with Sample Responses, Free Recordings, and Exam Tips」は、公式に出されている参考書で、実際の試験形式に準じた練習問題が豊富に含まれています。各パートごとの例題とその解答例が、詳しく解説されているのが特徴です。
無料の録音機能を活用すれば、自分の発音やスピーキング能力をチェックできます。さらに、試験で高得点を目指すための具体的なアドバイスやコツも紹介されている点も見逃せません。出題傾向をつかめるため、はじめてVERSANTを受験する方にはとくにおすすめです。
外資系企業への転職を目指す方にとって、実践的なスピーキング力を身につける一助となるでしょう。VERSANTの独特な形式に慣れるためには、公式参考書を活用するのがおすすめです。
VERSANT公式アプリ
VERSANTの試験形式や出題傾向に慣れるためには、VERSANT公式アプリもおすすめです。実際のテストの短縮版を体験できるため、本番さながらの試験の形式や出題パターンがつかめます。
採点はされませんが、VERSANTの各パートごとの特徴に慣れることができます。公式アプリは、試験直前の練習などに活用するとよいでしょう。
WE VERSANTオリジナルweb教材
WE VERSANTオリジナルweb教材は、VERSANTのA~F全てのパートをカバーした50回分のオリジナル模試です。
繰り返しVERSANT問題をリスニングし、解答することができます。
さらにWiLLies Englishのレッスンと組み合わせると、その場で講師が皆さんのスピーキングを添削してくれます。
VERSANTスコアが上がることはもちろん、皆さんのリスニング力とスピーキング力は飛躍的に向上していきます。
WE シャドーイングアプリ
WE シャドーイングアプリは、リスニング力・スピーキング力・速読力の強化に効果的です。英語の音声を聞きながら同じ内容を声に出して繰り返す「シャドーイング」を、楽しみながら効率的に行えます。
さまざまなレベルの音声素材が用意されており、自分のレベルに合った教材を選ぶことが可能です。コンテンツも豊富で、飽きずに無理なくステップアップしながら学習を進められるでしょう。
さらに、アプリには発音チェック機能も搭載されています。自分の発音がどれだけ正確かを確認でき、改善につなげられるでしょう。VERSANTで求められる自然な英語の発音の習得に役立ちます。WE シャドーイングアプリは、とくに外資系企業への転職を目指している方や、TOEICで高得点を取った後に実践的な英語力を身につけたいと考えている方におすすめです。
VERSANT試験時のポイント
VERSANTは、スピーキングとリスニングを中心に、英語でのコミュニケーション能力を評価する試験です。高得点を獲得するためには、おさえておきたいポイントがあります。
ここで紹介するポイントは、以下の2つです。
- Part Aの英文は事前に練習しておく
- スピーキングでは言い直しや詰まりも採点対象になる
ポイントをしっかりおさえ、万全の状態で試験にのぞみましょう。
Part Aの英文は事前に練習しておく
まず、しっかりおさえておきたいのが、Part Aです。Part Aで出題される英文は、Test identification numberと一緒に事前に配布されます。そのため、試験本番までに何度も練習しておくことが可能です。
繰り返し練習し、準備をしておくことで、当日も緊張することなく、自信を持って試験にのぞめます。事前に準備ができるということは、高得点を取得するチャンスです。
試験冒頭で手ごたえを感じられれば、続くパートも落ち着いて受けることができるでしょう。
スピーキングでは言い直しや詰まりも採点対象になる
VERSANTでは、AIが発音・流暢さ・文法・語彙力を自動的に評価します。言葉に詰まってしまったり、言い直したりするとスコアが下がる原因となるため、注意が必要です。
もし間違えてしまっても言い直しは避け、焦らず次の単語に進み、発話を続けましょう。言い直しは減点対象になるため、スムーズに発話できるよう練習をしておくことが大切です。発話を止めてしまうことも、減点対象になります。
シャドーイングなどでネイティブスピーカーの発音を真似し、英語特有の音のつながりや変化をしっかりと身につけておきましょう。
スムーズに発話するには、日々の音読もおすすめです。毎日続けることで発音する際の口の動かし方が身につき、スムーズに発話できるようになります。
ウィリーズ英語塾のVERSANT対策
ウィリーズ英語塾では、VERSANTに特化したコースを提供しています。1人での学習が不安な方や、より効率的に確実な英語力の向上を目指したい方におすすめです。プロの講師とマンツーマンで、高得点を目指せます。
ウィリーズ英語塾のVERSANTコースの大きな特徴は、以下の3つです。
- レッスンでオリジナルのVERSAN問題を実践
- 自分にあった講師が最後まで伴走
- レッスン中・レッスン後の復習で学習内容を定着
英語コミュニケーション能力の向上とスコアアップを目指したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
レッスンでオリジナルのVERSANT問題を実践
ウィリーズ英語塾のVERSANTコースでは、毎回50分のレッスンでオリジナルのVERSANTテストを1回分実施します。2024年に追加された「C. Answer a question about a conversation(Part C)」、「D. Answer questions about a passage(Part D)」にも対応しており、対策も万全です。
レッスンで実施したVERSANTテストは、レッスン後にVERSANT web教材を使って復習することで皆さんのリスニング、スピーキングスキルは向上していきます。
実際の出題形式に準じたオリジナル問題をこなすことで、VERSANTのテスト形式に慣れ、英語力の向上とスコアアップを同時に目指せます。
VERSANT対策の問題集は少ないため、独学での対策には限界があるかもしれません。ウィリーズ英語塾のVERSANTコースなら、VERSANTの出題形式やパターンに慣れていけるため、本番も自信を持ってのぞめるようになるでしょう。
自分にあった講師が最後まで伴走
ウィリーズ英語塾のVERSANTコースは、固定担任制です。自分に合ったプロの講師とともに間違いを確認し、改善を図ることができます。
コミュニケーション能力に特化したVERSANTの対策は、1人では練習の範囲が限られてしまうでしょう。プロの講師がいることで、会話の受け答えのロールプレイはもちろん、「意味は通じるけどよりよい言い回し、表現」などを学べます。
プロの講師によるフィードバックを受けることで、自分の弱点を着実に強化していくことが可能です。単語や文法の間違いだけではなく、発音や言い回しのフィードバックを都度受けられるため、この積み重ねにより、スピーキング力、リスニング力の向上が見込めます。
レッスンをこなすごとに、担当講師との信頼関係が深まるのもメリットです。講師も生徒のくせや弱点を把握できるため、生徒1人1人に合ったレッスンを行えます。半年以上の継続率が87%と高いのも、担任制であることが理由といえるでしょう。
レッスン中・レッスン後の復習で学習内容を定着
ウィリーズ英語塾では、レッスン中に講師と生徒が一緒に答えを確認・訂正し、その訂正された答えを使って音読を行います。このプロセスを通じ、学習内容がしっかりと身につくように設計されているのが特徴です。
訂正した内容はチャット履歴として残されるため、レッスン後も復習に活用できます。レッスン終了後に講師から共有される「Words & Sentence」とあわせて復習することで、レッスンの効果を高め、学習内容の定着が可能です。
対策法を確認してVERSANTを受験しよう
VERSANTは、日本人の多くが苦手とする英語でのコミュニケーション能力に特化したテストです。VERSANTで高得点を獲得するためには、VERSANTの出題形式やパターンを理解し、リスニング力、スピーキング力をはじめ、総合的に英語力をブラッシュアップする必要があります。
しかし、VERSANTの対策のための問題集はあまり出回っておらず、コミュニケーションの練習を1人で続けるのは困難です。ウィリーズ英語塾のVERSANTコースなら、プロの講師が伴走しながら弱点を強化し、コミュニケーション能力の向上が見込めます。
まずは、無料体験レッスンでウィリーズ英語塾のレッスンを体験してみてください。
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