英検準1級の単語の覚え方|3日で止まる人が1ヶ月で覚え切る5ステップ学習法|コラム|ウィリーズ英語塾

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2026.08.30

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英検準1級の単語の覚え方|3日で止まる人が1ヶ月で覚え切る5ステップ学習法

英検準1級の単語の覚え方を実践する社会人の学習デスク

英検準1級の単語帳を買ったのに、3日で開かなくなってしまった。そんな経験はないでしょうか。

あるいは、一次試験を受けて、大問1の語句空所補充でごっそり落とし、そのまま不合格になった方もいるかもしれません。

準1級の語彙は、2級までとは明らかに質が変わります。教科書で見たことのない単語が並び、1ページ進むのに時間がかかります。

そして多くの方が「自分は記憶力が悪いのだ」と結論づけて、単語学習そのものを後回しにしてしまいます。

しかし、単語が続かない背景にあるのは、記憶力だけではありません。1日に何語やるかを決めず、覚えたかどうかを確認する仕組みも持たないまま始めてしまう「学習設計」が影響している場合があります

そこで本記事では、英検準1級の単語の覚え方を、根性論ではなく手順として整理します。1日の語数の決め方、25単語を15〜20分で覚え切る5ステップの学習サイクル、週単位の復習設計、そして大問1の得点設計まで、今日から実行できる形でお伝えします。

英検準1級のリーディングは、31問中18問が語彙問題

英検準1級のリーディング問題構成を確認する机上の問題冊子と筆記用具

まず、準1級で語彙がどれだけ得点を左右するのかを、公式の出題構成から確認します。

日本英語検定協会が公表している準1級の一次試験の内容によると、リーディングは3つの大問で構成されています。

なお、以下の問題数・試験時間は、2024年度第1回検定から導入された現行形式に基づいています。準1級のリーディングはこのリニューアルで41問から31問に変更されました。

大問 形式 問題数
大問1 短文の語句空所補充 18問
大問2 長文の語句空所補充 6問
大問3 長文の内容一致選択 7問
リーディング合計 31問

出典:日本英語検定協会「準1級の試験内容」

リーディング31問のうち18問、つまり約6割が大問1の語句空所補充です。ここを落とすと、リーディングの得点は構造的に伸びません。

しかも大問1は、長文と違って推測でしのぎにくい形式です。4つの選択肢がすべて知らない語なら、内容から絞り込む手がかりがほとんどありません。

大問1で問われるのは「単語」だけではない

ここで一つ補足しておきます。大問1は公式には「短文の語句空所補充」であり、文脈に合う適切な語句を補う形式です。

つまり出題されるのは単語だけではありません。熟語や句動詞、語法、コロケーション(語と語の自然な結びつき)も含まれます。

実際、2024年度のリニューアルで準1級の大問1から削減された7問について、協会は「単語問題」と明記しています。裏を返せば、大問1には単語以外の設問も含まれているということです。

単語帳を1冊仕上げるだけでは届かない部分があります。熟語や語法もあわせて扱える教材を選んでください。

語彙はリーディングだけの問題ではない

語彙が効くのはリーディングだけではありません。リスニングでも、知らない単語は音として流れていくだけで意味になりません。

ライティングでも同じです。準1級の英作文と英文要約では、言いたい内容を英語で表現する必要があり、手持ちの語彙がそのまま表現の幅になります。

準1級の一次試験はリーディング・ライティング・リスニングの3技能で判定され、合格には一次で英検CSEスコア1792が必要です(一次の満点は2250、各技能750)。

つまり語彙は、どれか1技能の対策項目ではなく、3技能すべての理解と表現を支える基盤にあたります。

もちろん、語彙だけで合否が決まるわけではありません。読解の速度も、要約の構成力も、リスニングの処理速度も必要です。

ただ、語彙が不足していると、それらの対策の効果が出にくくなります。だからこそ、優先して手をつける価値があります。

なお本記事は語彙に絞って解説します。読解・リスニング・ライティングを含めた対策全体の進め方は、【社会人向け】英検準1級の勉強法と合格対策で解説しています。

単語が定着しない背景にある、3つの設計の欠落

英検準1級の単語学習の計画を手帳に書き出して見直す社会人男性

「単語帳を買ったのに続かない」という状態には、いくつか共通したパターンがあります。指導の現場で繰り返し見られるのは、次の3つです。

①1日の語数を決めていない

「毎日やる」とだけ決めて始めると、その日の気分と残り時間で語数が変わります。

調子のいい日に80語進み、疲れた日は10語で終わる。この振れ幅があると、単語帳を1周し終える日がいつまでも見えません。

ゴールが見えない学習は、意志の強さに関係なく止まります。

②「覚えたつもり」で次に進んでいる

単語帳を眺めて、日本語訳を見て「ああ、これか」と納得する。この瞬間、多くの人は覚えたと感じます。

しかし、訳を隠して英単語だけを見たときに意味が出てこなければ、試験では使えません。

見て分かることと、思い出せることは別の能力です。この差を測らないまま進むと、1周終えても手応えだけが残ります。

③復習の日を決めていない

忘却は誰にでも自然に起こります。だからこそ、復習の予定を先に入れておくことが重要になります。

ところが多くの学習計画には「新しく覚える日」しか書かれていません。復習を予定に組み込んでおくほうが、継続的な復習を行いやすくなります。

もちろん、単語が定着しない要因はこれだけではありません。すでに知っている語の割合、確保できる時間、教材の難易度、体調や睡眠も影響します。

それでも、この3つは自分で設計し直せる部分です。覚え方のテクニックを探す前に、まずここを見直す価値があります。

覚え方より先に決めるべき「1日に何語やるか」

英検準1級の単語学習で1日の語数を計算する大学生とタブレット

設計の第一歩は、1日の語数を決めることです。ここが決まらないと、以降のすべてが曖昧になります。

語数の決め方はシンプルで、収録語数を学習期間で割るだけです。

取り組む期間 1,850語の教材を1周する場合の1日の語数
1ヶ月(平日20日) 約93語
2ヶ月(平日40日) 約46語
3ヶ月(平日60日) 約31語

1ヶ月で1周するなら、1日およそ100単語という計算になります。この数字を見て「多すぎる」と感じた方が大半だと思います。

1日100単語は「完璧に覚え切る」数ではない

ここが誤解されやすいところです。1日100単語というのは、その日のうちに100語を完璧に記憶する、という意味ではありません。

1日で扱う語数を100語に固定し、それを毎日・毎週くり返して定着させていく、という設計です。

1回で覚え切ろうとするから重くなるのであって、何度も出会う前提にすれば1回あたりの負荷は下げられます

逆に1日30語のペースを選ぶと、1周に3ヶ月かかります。その間に最初に覚えた語は何度も忘れ、復習の量がふくらみます。

ただし、1日30語のペースが劣るわけではありません。学習期間が長くなるぶん、途中に計画的な復習を組み込めるかどうかが鍵になります。

適切な語数は、すでに知っている語の割合・確保できる時間・試験日までの期間によって変わります。100語はあくまで「1ヶ月で1周する場合」の数字です。

試験まで期間がある方は、語数を落とす選択もあります

試験日まで数ヶ月ある方、初めて見る単語の割合が高い方、仕事や学校との両立が難しい方は、1日50語程度に落とす進め方もあります。

大切なのは新出語数そのものより、同じ語に何回、どの間隔で出会うかです。語数を減らすなら、そのぶん復習の回数を確保してください。

実例:60歳から1日100単語に取り組んだ受講生

実際に、家事や別の資格試験と両立しながら、1日100単語のペースを1ヶ月続けた受講生の方がいます。60歳で準1級の語彙1,850語に取り組んだ体験を語っていただきました。

語彙特訓プログラム受講生インタビュー(CASE-03 英検準1級):

※成果には個人差があります。

1日100単語を「25単語×4セット」に分ける

通勤中のスキマ時間にスマートフォンで英検準1級の単語を覚える会社員

1日100単語と聞いて重く感じるのは、100語を一度に処理する絵を思い浮かべるからです。実際の進め方は違います。

100語を4つのかたまりに割る

100単語は、25単語のセットを4回くり返すことで達成します。1セットにかかる時間は、語彙特訓プログラムでの目安として15〜20分です。

実際の所要時間は、初めて見る語の割合や例文をどこまで確認するかによって前後します。

セット 語数 所要時間の目安
1セット目 25語 15〜20分
2セット目 25語 15〜20分
3セット目 25語 15〜20分
4セット目 25語 15〜20分
1日の合計 約60〜80分

※英検2級の語彙に取り組む場合は、1日75単語(25単語×3セット)が目安になります。

「まとまった時間」を待たなくてよくなる

この分割には、量を減らす以外の利点があります。15〜20分という単位なら、まとまった時間が取れない日でも学習が成立します

朝の出勤前に1セット、昼休みに1セット、帰宅後に2セット。この形なら、仕事や学校のある日でも組み込めます。

「1時間の勉強時間が取れないから今日はやめる」という止まり方をしている方は少なくありません。忙しさに加えて、学習単位の大きさも継続を妨げる要因になり得ます。

もう一つ、区切りがあることで達成感が生まれます。4セット終われば今日は終わり、と決まっているので、際限なく続く感覚がありません。

逆に「時間の許すかぎりやる」という決め方は、終わりが見えないぶん翌日への負担になります。

25単語を15〜20分で回す5ステップ学習サイクル

音源を聞きながら英単語を音読する高校生と英検準1級の単語帳

ここからが、この記事の中心です。25単語のセットを、どういう手順で回すのか。ウィリーズ英語塾の語彙特訓プログラムで使っている5つのステップをご紹介します。

この手順は、単語帳とスマートフォンがあれば、今日からご自身の教材でも実行できます。

STEP1:テスト(1単語5〜6秒)

いきなり覚えようとしません。まず、25語を上から順に見て、意味が出てこない単語にチェックを入れます。

ペースは1単語あたり5〜6秒。迷ったら「分からない」に入れてください。25語なら2〜3分で終わります。

最初に「どれを知らないか」を確定させることが、この手順の要です。すでに知っている語に時間を使わずに済みます。

もう一つ、この工程には別の意味があります。訳を見る前に自分で思い出そうとする作業そのものが、記憶に効くという点です。

外国語の語彙学習では、繰り返し読んだり発音したりするだけの学習より、意味を自力で思い出す練習(検索練習)のほうが、時間をおいたあとの定着で有利だったという研究知見があります。

テストを「実力を測るもの」ではなく「覚えるための作業」と捉えてください。

STEP2:音読1回目(チェックした語だけ)

次に、チェックを入れた語だけを抜き出します。紙の単語帳なら付箋やマーカー、アプリなら絞り込み機能を使ってください。

その語について音源を聞き、声に出して読みます。このとき、単語だけでなく例文も一緒に音読します。

例文を含めるのは、意味と一緒に「どう使われるか」を入れるためです。単語と訳の1対1で覚えた語は、文章の中で出てきたときに反応が遅れます。

STEP3:再チェック(分かったら外す)

音読した語について、もう一度意味を確認します。今度は意味が出てくるようになった語のチェックを外します。

ここで残った語が、あなたにとって本当に苦手な語です。25語のうち、たいてい数語まで絞られます。

STEP4:音読2回目(残った語だけ)

チェックが残っている語だけを、もう一度音読します。対象が数語まで減っているので、時間はかかりません。

1回目より集中して、音・つづり・意味・例文を結びつけます。

STEP5:その日の全問正解まで持っていく

STEP3とSTEP4を、25語すべてのチェックが外れるまでくり返します。ここまでで1セット完了です。

この手順の利点は、くり返す対象がどんどん減っていくことにあります。1周目は25語、2周目は10語、3周目は3語というように、後半ほど軽くなります。

ただし、「全問正解」はその日の到達目安であって、記憶が完成したという意味ではありません。この日にチェックが外れた語も、翌日以降・週末・数週間後に再度確認する必要があります。

同じ日のうちに何度もくり返すだけでは、時間をおいたときの定着は保証されません。間隔を空けてもう一度思い出す機会をつくることが、後の工程で効いてきます。

音読を軸にする理由と、書く練習の使いどころ

この5ステップには、単語を書く工程が入っていません。1日100語というペースでは、書く作業を全語に入れると時間内に収まらないためです。

ウィリーズ英語塾では、音読・リピーティング・シャドーイングを通じて「音声認識力」「文章認識力」「意味理解力」を鍛えるRLC(Reading, Listening and Conversation)トレーニングを軸にしています。

語彙学習で音読を使うのも同じ考え方です。音と意味を結びつけておくと、リスニングで音として流れてきたときに語を認識しやすくなります。

ただし、書く練習が不要という意味ではありません。綴りや語形の定着、英作文での使用を考えるなら、書く工程にも役割があります。

目的別に整理すると、次のようになります。

目的 優先しやすい練習 具体例
読んで意味を取る 英単語→意味の想起 語を見て意味・品詞・語法を確認する
聞いて分かる 音声確認・音読・リピーティング 音源を聞いた後に発音し、例文の意味を取る
書いて使う 意味→英単語の想起、例文作成 苦手な語で準1級レベルのテーマの1文を書く
話して使う 口頭での想起 その語を使って自分の意見を1文で言う

まず音読で語数を回し、綴りが必要な語や苦手な語に絞って書く工程を足す。この配分が、限られた時間では現実的です。

週に一度500語を総復習し、長期的な定着を促す

週末に英検準1級の語彙を総復習する女性のリビング学習風景

1日100単語を5日続けると、週に500語に触れることになります。ただし、この時点では定着が不安定な語が多く残っています。

ここに週単位の復習を入れます。忘れかけた語をもう一度思い出す機会をつくることが、長期的な保持につながります。

週末に、その週の500語をまとめて確認する

平日に扱った500語を、週末に一度まとめてテストします。ポイントは、覚え直すのではなく「確認する」ことです。

曜日 やること 語数
月〜金 新規学習(25語×4セット) 1日100語
その週の総復習テスト 500語
テストで落とした語だけ音読 各自

※英検2級の語彙に取り組む場合は、1日75語・週375語が目安です。

テストで落とした語こそ財産になる

週末テストの目的は、点数を出すことではありません。5日経っても残っていない語を特定し、翌週の重点対象に回すことが目的です。

できなかった語にがっかりする必要はありません。5日後に思い出せない語は、現時点で定着が不安定な可能性が高い語であり、優先的に再学習したい対象だというだけです。

いま思い出せなくても、その後の復習で定着させられます。それが本番前に分かるのは、むしろ好都合です。

翌週は、新しい100語に加えて、前週で落とした語をセットの冒頭に混ぜます。数語から十数語なので、時間はほとんど増えません。

この「新規+前週の取りこぼし」という形にすると、忘れかけたタイミングで再会することになり、記憶が定着しやすくなります。

週末1回で終わらせず、間隔を広げて戻る

もう一歩進めるなら、前週だけでなく、前々週や1ヶ月前に学んだ語も少数ずつ混ぜてください

間隔を空けて思い出す機会を複数回つくるほうが、時間が経ったあとの定着で有利になる傾向が、外国語の語彙学習の研究でも示されています。

1日あたり5語程度でかまいません。復習の間隔を「翌日・1週間後・1ヶ月後」と広げていく形にすると、試験日まで記憶を保ちやすくなります。

実例:スキマ時間で1,850語に取り組んだ受講生

まとまった学習時間が取れない環境でも、この設計は機能します。カナダで子育てをしながらスキマ時間で1,850語に取り組み、英語力が動き始めた経緯を語っていただきました。

語彙特訓プログラム受講生インタビュー(CASE-05 英検準1級):

※成果には個人差があります。

大問1の得点設計と、知らない単語に出会ったときの解き方

英検準1級の過去問を時間を計って解く高校生の手元

ここまでは覚え方の話でした。ここでは、覚えた語彙を本番の得点に変える話をします。

大問1で何点を目標にするか

英検のCSEスコアは項目応答理論(IRT)で算出されるため、「何問正解で合格」という一律の目安は公表されていません。同じ正答数でも、回によってスコアが変わることがあります。

そのうえで、学習の目標設定として考えるなら、リーディング31問の内訳から逆算するのが現実的です。

大問 問題数 目標の考え方
大問1(語句空所補充) 18問 語彙・熟語・語法の知識が直接問われる。学習の成果を確認しやすい
大問2(長文の語句空所補充) 6問 語彙+論理展開。文脈で解ける余地がある
大問3(長文の内容一致) 7問 読解速度と情報処理。当日の題材との相性に左右されやすい

大問1は、語彙学習の成果をもっとも直接確認しやすい領域です。だからこそ、ここを取りこぼすと他で埋め合わせるのが難しくなります。

ただし、大問1の正答は単語の意味を知っているかどうかだけで決まるわけではありません。設問の文脈判断、熟語や語法の知識、当日の状態も影響します。

知らない単語に出会ったときの3つの手

それでも本番では、知らない単語に出会うことは避けられません。そのときに使える手を3つ挙げます。

  • 接頭辞・接尾辞・語根から意味の方向を推測する(例:mis-はマイナス、-ableは可能)
  • 空所の前後の語とのつながり(コロケーション)から、入りうる品詞と意味を絞る
  • 選択肢を1つずつ空所に入れて読み、明らかに文意が通らないものを外す

3つ目の消去法は軽視されがちですが、4択のうち2つを外せれば正答率は大きく変わります。

時間配分を先に決めておく

準1級の一次試験は、リーディングとライティングで90分です。ライティングは英文要約と英作文の2題があり、まとまった時間を要します。

大問1で悩み込むと、その分がそのままライティングを削ります。時間配分の一例として、大問1は1問あたり30秒前後で判断し、迷った問題は印をつけて先に進むという方法があります。

協会は大問ごとの推奨所要時間を公表していません。過去問演習で自分の実測値を取り、得意・不得意に応じて調整してください。

知らない語に時間を使っても、知らないという事実は変わりません。時間を使うべきは、読めば分かる問題のほうです。

すでに一次で不合格を経験している方は、語彙以外に原因がないかも切り分けておきたいところです。英検準1級の不合格通知から3ヶ月で逆転合格する学習プランで、技能別の立て直し方をまとめています。

単語帳・アプリの選び方と「使える語彙」への変え方

英検準1級の単語帳を選ぶ女性と書棚に並ぶ英語学習教材

教材選びで迷って、結局始められないという方もいます。ここは判断基準を絞ってしまうのが早道です。

教材選びの3条件

準1級の語彙教材は、次の3つを満たしていれば十分です。

  • 英検準1級対策向けに編集されていること(熟語・語法も含めて扱えるものが望ましい)
  • 例文が載っていること(単語と訳だけの一覧では、使われ方が入らない)
  • 例文の音声があること(5ステップの音読工程で使う)

アプリでも紙の単語帳でも、この3条件を満たすなら問題ありません。

大学受験用の単語集を既にお持ちの方は、それを捨てる必要はありません。ただし準1級の出題範囲をどこまでカバーできているかを確認し、足りない部分を準1級向けの教材で補う形が現実的です。

むしろ重要なのは、1冊を決めたら試験日まで替えないことです。複数の教材に手を出すと、覚えた語と覚えていない語の管理ができなくなります。

チェック機能があるかどうかで効率が変わる

5ステップの手順では、STEP1でチェックした語だけを抜き出す作業が入ります。紙の単語帳では付箋で代用できますが、手間はかかります。

覚えていない語にチェックを入れ、その語だけを絞り込んで表示できる機能があると、この工程が一気に軽くなります。

ウィリーズ英語塾の語彙特訓プログラムで使う「英検語彙WebBook」には、音声機能・リピート機能(1〜5回)・チェック機能が入っており、この5ステップをそのまま実行できるように作られています。

覚えた語を「使える語」に変える

読んで意味が分かる語でも、ライティングやスピーキングで自分から使えるとは限りません。認識できる語彙と、自分で産出できる語彙には差があります。

ここで有効なのが、覚えた語を自分の文で使ってみることです。準1級の英作文で扱われるのは社会性の高いトピックなので、その文脈で1文作るだけでも定着が変わります。

ウィリーズ英語塾では、文法と構文を学び、それを瞬間口頭英作文の形で会話に応用するGCC(Grammar, Composition and Conversation)トレーニングを行っています。

覚えた語を口に出して使う場があると、語彙は「知っている」から「使える」に移ります。英検の二次試験やライティングまで見据えるなら、この工程は早めに入れておく価値があります。

覚えた語を英作文でどう使うかは、英検準1級ライティング「意見論述」の高得点テンプレートで構成の型とあわせて解説しています。

一人で続けにくいときは、確認の仕組みを外に作る

オンラインレッスンで英単語の定着を確認してもらう社会人男性

ここまでお読みいただいて、手順そのものは難しくないと感じた方が多いと思います。実際、5ステップも週次テストも、仕組みとしては単純です。

それでも独学で続きにくい背景には、学習計画の立て方、習慣化の難しさ、生活上の制約、そしてフィードバックの不足など、複数の要因があります。

このうち、外から補いやすいのがフィードバックです。

独学のどこで伸びが止まりやすいかは、英語を独学で続ける限界と、その見極め方で整理しています。

自己評価だけに頼ると、判断が揺れやすい

覚えたかどうかを自分で判定していると、疲れている日ほど基準が下がることがあります。「だいたい分かるから、これは覚えたことにしよう」という判断です。

自己採点でも同じことが起こり得ます。自己評価の精度には個人差がありますが、判定する人と判定される人が同一である以上、揺れは生じやすくなります。

対策としては、チェック機能つきの教材で記録を残す、解答基準を先に決めておく、といった方法があります。そのうえで、可能なら第三者から確認を受けられる環境をつくると安定します。

「今日やらない」を決められる状況が続く

独学では、その日やるかどうかを自分だけで決められます。誰にも影響しないので、1日飛ばすハードルが非常に低くなります。

そして単語学習は、1日飛ばしても翌日に痛みがありません。痛みが出るのは、数週間後に単語帳が止まっていると気づいたときです。

毎日決まった時間に、確認の場がある

逆に言えば、毎日決まった時刻に確認の場があるだけで、この2つの問題は同時に解けます。

実際、語彙特訓プログラムの受講生からは、次のような声が寄せられています。

1日100単語は正直かなり大変でしたが、毎日同じ時間にレッスンがあり、みんなと一緒に取り組めたことが大きなモチベーションになりました。予習が十分にできていない日でも、とりあえず参加することで学習を止めずに済みました。一人だったらここまで続かなかったと思います。(英検準1級/社会人)

1日100単語を毎日続けるのは、決して楽ではありませんでした。それでも、毎日のLIVEレッスンがあることで学習のペースを保つことができました。自分一人だとつい甘くなってしまいますが、このくらいの学習量と続ける仕組みがあったからこそ、1ヶ月間しっかり語彙学習に向き合えたと思います。(英検準1級/大学生)

いずれも「学習量が楽だった」とは言っていません。大変な量を、続けられる形にしたのは環境のほうだという趣旨です。

ご自身の学習に確認の仕組みが足りていないと感じる方は、英検 語彙特訓プログラムの内容をご覧ください。1ヶ月で語彙を集中的に仕上げる設計になっています。

ウィリーズ英語塾の語彙特訓プログラムとは

夜のオンライングループレッスンで仲間と英単語を確認する受講生

本記事で紹介した5ステップの学習サイクルと週次の総復習を、1ヶ月の集中プログラムとして形にしたのが英検 語彙特訓プログラムです。英検1級・準1級・2級に対応しています。

プログラムの内容

  • 英検語彙WebBook(音声機能・リピート機能・チェック機能つき/プログラム終了後も利用可能)
  • 平日28回(月〜金)のLIVEグループレッスン・各回25分(Google Meet/準1級・2級は21:00〜21:25、1級は21:30〜21:55)
  • 毎晩のレッスンでKahoot!を使った確認クイズ(類義語・対義語もあわせて確認)
  • 毎週土曜日のウィークリーテスト(1級・準1級は週500語、2級は週375語)
  • 同じ目標を持つ仲間と一緒に取り組む環境

学習の進め方は5分の動画で確認できます

WebBookの使い方と、本記事で紹介した学習サイクルの実際の流れを、約5分の動画で解説しています。

語彙WebBookの使い方と効率的な学習方法(約5分):

実例:中学1年生で準1級の語彙に取り組んだ受講生

受講生の年代は幅広く、中学生から70代以上の方まで参加されています。中学1年生で準1級の語彙に取り組み、過去問で「分かる」が増えていった1ヶ月について語っていただきました。

語彙特訓プログラム受講生インタビュー(CASE-04 英検準1級):

※成果には個人差があります。

コース・料金

コース 収録語数 料金(税込)
英検1級 2,400語 38,500円
英検準1級 1,850語 35,750円
英検2級 1,700語 34,100円

開講は奇数月(1月・3月・5月・7月・9月・11月)の第一月曜日スタートで、年6回です。定員制のため、定員に達し次第締め切られます。

WebBookはプログラム終了後も継続して利用できるため、受講した1ヶ月が終わったあとも復習に使えます。

受講開始までの流れ

お申し込みは、公式LINEに登録し、案内に沿って申込フォームの入力とお支払いを行う形です。その後WebBookと学習ガイドが届き、開講日を迎えます。

次回の開講日程や、ご自身の級で受けるべきかどうかのご相談も、LINEで受け付けています。詳しい手順は語彙特訓プログラムのページをご覧ください。

まとめ|英検準1級の単語は「覚え方」より「続く設計」

英検準1級の単語学習をやり切って前を向く社会人女性

英検準1級の単語の覚え方について、手順として整理してきました。要点を振り返ります。

  • 準1級のリーディングは31問中18問が大問1。語彙は3技能の理解と表現を支える基盤になる
  • 大問1は単語だけでなく、熟語・語法・コロケーションも含めて問われる
  • 定着しない背景には、1日の語数・確認の仕組み・復習日という設計の欠落があることが多い
  • 1日の語数は収録語数÷学習期間で決める。1ヶ月で1,850語なら1日約100語(期間があれば50語でもよい)
  • 100語は25単語×4セットに分ける。1セット15〜20分ならスキマ時間に収まる
  • 1セットは「テスト→音読→再チェック→音読→その日の全問正解」の5ステップで回す
  • 週末にその週の500語を確認し、落とした語と前々週の語を翌週に混ぜて間隔を広げる
  • 大問1は語彙学習の成果を確認しやすい。時間配分は過去問で実測して決める

単語学習でつまずいてきた方ほど、覚え方のテクニックを探しがちです。しかし変えるべきは、多くの場合その手前にある設計のほうです。

まずは1日の語数を決めて、25単語のセットを1つ回すところから始めてみてください。

そして、その設計を一人で維持するのが難しいと感じるなら、確認の仕組みを外に持つ選択肢もあります。

準1級の先に1級を見据えている方は、英検準1級と1級の壁は語彙だけじゃない|3つの本質的な違いもあわせてご覧ください。

※本記事の試験形式・スコアに関する情報は、2026年8月時点の日本英語検定協会の公開情報に基づいています。試験形式・日程・検定料・受験方式などは変更される場合があります。受験前には英検公式サイトで最新情報をご確認ください。

単語帳が3日で止まってしまう方へ

ウィリーズ英語塾の英検 語彙特訓プログラムは、本記事で紹介した5ステップの学習サイクルと週次テストを、1ヶ月の集中プログラムとして設計したものです。英検1級・準1級・2級に対応しています。

平日毎晩25分のLIVEレッスンで、その日に学習した語彙をKahoot!で確認します。開講は奇数月の第一月曜日スタート・年6回で、定員制です。次回の開講日程やご自身の級についてのご相談は、公式LINEから受け付けています。

この記事の監修者

WiLLies English代表 田中茂

田中 茂(WiLLies English代表)

英語ゼロから米国大学に編入・卒業。霞ヶ関官僚、ボストンでのMBA取得を経て日本IBMに15年勤務し、パートナー(役員)・事業戦略コンサルティング部門リーダーを歴任。ハーバード・ビジネススクール特別プログラム派遣。退職後、WiLLies Englishを創業し累計2万人以上を指導。英検1級合格者を毎年50名以上輩出し、現在も毎年100名以上を直接コーチングしている。

英検 語彙特訓プログラム

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