ビジネスの場でよく迷う「時」を表す前置詞【完全攻略】

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2025.01.17

ビジネス・日常英会話

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ビジネスの場でよく迷う「時」を表す前置詞【完全攻略】

ビジネスの場では、スケジュールや予定を決めたり、納期や期限を決めたりと「時」を表す表現は必須ですよね。そんなときに、あれ「 in, at, on, by, until」どの前置詞使えばいいんだっけ?と悩むことありますよね?!

日本人からすると「たかが前置詞」と思いがちですが、前置詞を間違うと全く意味が違ってくる場合もあるので、ビジネスの場では絶対に間違っちゃいけません!

別のコラムで「時を表す前置詞」について説明しましたが、ここではビジネスの場でよくある例文をまとめてみました。ぜひ使ってみてください!

 

前置詞の基本的な使い方

in:期間や月・年など、まとまった時間の幅を表す

in an hour(一時間後に)

in 2023(2023年に)

in April(4月に)

at:特定の時刻や瞬間、時間の一点を表す

at 5 p.m.(午後5時に)

at noon(正午に)

on:特定の日付や曜日を表す

on Monday(月曜日に)

on January 1st(1月1日に)

by:期限(〜までに)を示す

by next Friday(次の金曜日までに)

by 3 p.m.(午後3時までに)

until (till):動作が継続する期限(〜までずっと)を示す

until next Friday(次の金曜日までずっと)

until 5 p.m.(午後5時までずっと)

 

ビジネスでよくある会話例

in を使った会話

A:Could you send me the updated project plan in an hour?
(1時間後に更新されたプロジェクト計画を送ってもらえますか?)

B :Sure. I’ll finish reviewing it right away and send it to you in an hour.
(了解です。すぐにレビューを終えて、1時間後にお送りします。)

 
A : Our new marketing campaign will launch in April. Do you think we can meet the deadline?
(新しいマーケティングキャンペーンは4月に開始します。締め切りに間に合うと思いますか?)

B: Yes, if we finalize the design now, we’ll be ready in April without any issues.
(はい、今デザインを確定すれば、問題なく4月に開始できると思います。)

 
A: We need to schedule a kick-off meeting in two weeks. Does that work for you?
(2週間後にキックオフミーティングを予定したいのですが、ご都合はいかがですか?)
 
B: Yes, I’ll block out time in two weeks on my calendar.
(大丈夫です。2週間後の予定をカレンダーに確保しておきます。)

 

 at を使った会話

A: Let’s have a quick call at 10 a.m. tomorrow to discuss the budget.
(予算について話し合うために、明日午前10時に短い電話をしましょう。)

B Sure. I’ll send you a Zoom link and see you at 10 a.m.
(了解です。Zoomのリンクをお送りしますので、午前10時にお会いしましょう。)

 

A :We’re planning to announce the results at noon. Could you prepare the press release?
(正午に結果を発表する予定です。プレスリリースを準備してもらえますか?)

B Absolutely. I’ll have it ready before we go live at noon.
(了解しました。正午に発表(配信)を始める前に準備を整えておきます。)

 

A :The CEO wants to start the meeting at exactly 9 a.m. Please don’t be late.
(CEOは午前9時ちょうどにミーティングを始めたいと言っています。遅れないようにお願いします。)

B Understood. I’ll be in the conference room at 9 a.m. sharp.
(了解です。午前9時きっかりに会議室にいます。)

 

on を使った会話

A:We have a deadline on Friday. Do you think we can finalize the report by then?
(金曜日が締め切りです。その日までにレポートを完成できると思いますか?)

BYes, I’m confident we can wrap everything up on Friday.
(はい、金曜日にすべてを仕上げられると確信しています。)

 

A:Our next team-building event is on September 10th. Are you available that day?
(次のチームビルディングイベントは9月10日にあります。その日はご都合いかがですか?)

B Let me check my calendar. Yes, I’m free on September 10th.
(カレンダーを確認しますね。はい、9月10日は空いています。)

 

A:Could we move the client presentation to on Monday instead of Tuesday?
(火曜日ではなく、月曜日にクライアント向けプレゼンを移すことは可能でしょうか?)

BSure, let’s confirm with the client that on Monday works for them.
(もちろんです。月曜日で問題ないか、クライアントに確認しましょう。)

 

by を使った会話

A:We need the final invoice by the end of this week.
(今週末までに最終的な請求書が必要です。)

B Understood. I’ll ensure the finance team sends it by Friday at the latest.
(了解しました。経理チームが遅くとも金曜日までに送るように手配します。)

 

A:Please submit your expense reports by 5 p.m. today.
(今日の午後5時までに経費報告書を提出してください。)

BNo problem. I’ll upload all the receipts by 5 p.m.
(わかりました。午後5時までにすべての領収書をアップロードします。)

 

A:The client expects a draft by tomorrow morning. Can you manage that?
(クライアントは明日の朝までにドラフトを求めています。対応できますか?)

BYes, I’ll work on it tonight and deliver it by tomorrow morning.
(はい、今晩取りかかって、明日の朝までに提出します。)

 

until を使った会話

A: The meeting room is booked until 2 p.m. We need to wrap up before then.
(会議室は午後2時まで予約されています。それまでに終了させる必要がありますね。)

B: Got it. Let’s keep our discussion focused until 2 p.m.
(わかりました。午後2時まで話し合いを集中して進めましょう。)

 

A: I’m available until Friday if you need any more support on the project.
(プロジェクトでさらにサポートが必要でしたら、私は金曜日まで対応可能です。)

B: Thanks. We’ll make sure to finalize everything until Friday so we can hand it over to the next team.
(ありがとうございます。金曜日までにすべてを完成させて、次のチームに引き継げるようにします。)

 

A: The promotional campaign will run until the end of this month.
(今月末まで販促キャンペーンを実施します。)

B: Great. We’ll monitor the metrics until the end of this month and then analyze the results.
(いいですね。今月末まで指標をモニターして、その後結果を分析しましょう。)

 

どうでしょうか?
この「時」を表す前置詞はよく間違ってしまいます、、
これを機に、気合いを入れて一気にマスターしてみましょう。
そのためには、理解するだけではだめで、ここで挙げた例文をぜひ何度も音読して反射的に使えるようにしてみてくださいね!