【英会話上達の秘密兵器】TEDでリアルな英語を

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2025.02.07

ビジネス・日常英会話

テーマ

いつもの英会話トレがちょっとマンネリ化してきた… 【英会話上達の秘密兵器】TEDでリアルな英語をマスターしよう!

ビジネスパーソンはもちろん、中上級レベルの生徒の皆様にぜひお勧めしたいのがTEDです。

WiLLies Englishのレッスンでは、TEDを使ってシャドーイングを徹底的に行います。
シャドーイングしやすいように10分前後のものをセレクトし教材化しています。

講師とのレッスンでは、シャドーイングのチェックをした後で、
内容について英語でディスカッションをしていきます。
もちろん都度講師が添削をするので学びは多いです!

通常のGCC(口頭英作文)やRLC(音読/シャドーイング)のレッスンはちょっとマンネリ化してきたなという方は、ぜひTED教材を使ってレッスンをしてみてください。
予習要らずで、アウトプット中心の濃いレッスンを受講することができます。

教材変更は、マイページ上部にある「教材一覧と変更」ボタンからTED教材を選択・リクエストをしてみてください。

例えば、以下のようなタイトルを用意しています。

 

Never Ever Give Up

64歳で前人未到のキューバからフロリダまでの177キロを3日間かけて一気に泳ぎ切った彼女のプレゼンは、とても力強く、そしてウィットにとんだコメントも挟み感動的です。とにかくカッコいい! チャレンジすることに遅いということはない。もちろんゴールも大切だがその過程が大切である。チームの存在への感謝などぜひ観ていただきたいプレゼンです。1ヶ月集中してシャドーイングや音読をして彼女になりきってみましょう! 

彼女が紹介していたセオドア・ルーズベルトの言葉を紹介します 「心地良い椅子に座って 人のやることを 批判したり 傍観するだけでも良いが 勇気のあるものは 実際に参加し 傷つき 泥まみれになり 幾度となく失敗しても 恐れず 迷わずに 勇敢に生きるものだ」 (You go ahead. You go ahead and sit back in your comfortable chair and you be the critic, you be the observer, while the brave one gets in the ring and engages and gets bloody and gets dirty and fails over and over and over again, but yet isn’t afraid and isn’t timid and lives life in a bold way.)

 

Why you should make useless things

TEDには珍しい感じのプレゼンです。”役に立たない”ものを作り続けることの意義を、自身が作った面白い発明品を使ってテンポ良く説明していきます。印象的だったのは、彼女が思春期だったころは人の目を人一番気にする子供だったとのこと。(こんな笑えるロボットを装着して大勢の前でプレゼンしている彼女が!) その頃は常に成功しないといけないというプレッシャーを感じていたそうですが、あるとき自身が情熱を捧げるロボットについて”失敗するだろうものを作る”という発想の転換が今の彼女を作ったという文脈です。 多かれ少なかれ人は他人の目を気にする生き物ですが、気にしすぎることで常に完璧を求める。いいかえると失敗しない無難な人生を送るという結果になりかねません。彼女の面白いプレゼンからはそのような示唆がたくさんあったように思います。

 

Does photographing a moment steal the experience from you?

写真家である彼女がカメラや携帯を出す前に深呼吸をして「本当にこの写真が必要か?」と問い直します。自分が撮影した観光地に関する写真は、今では同じものがネットで共有されています。なのになぜ自分でも同じ写真をとるのか?と。一方レンズを通じて景色を見るときに研ぎ澄まされた感覚、魅力について説明します。面白かったのは研究で、人の楽しさは写真を撮るときに大きくなるらしいのですが、単にシェアするだけの目的だと楽しさは大きくならないらしいのです。それは自分のための行動ではないから。なるほど! 写真やアート好きな人にはお勧めのプレゼンです。

 

There’s more to life than being happy

冒頭の「人生の目的は 幸せを 追求することだと思っていました(中略) しかし 満たされるどころか 私は不安で 途方に暮れていました」「データによると 幸せを追求することで、人々は不幸になりうるというのです」この説明を聞いただけで興味湧いてきます! そして彼女のプレゼンの中では、幸せを求めるのではなく「生きがい」を求めることを説明するのですが、更に生きがいのある人生には4つの柱があるというのです。気になりますよね。内容はぜひ彼女のプレゼンをみてください! 比較的わかりやすい表現、ゆったりとしたスピードでのプレゼンですので多くの方におすすめできるプレゼンです!

 

How I use art to tackle plastic pollution in our oceans

環境問題へのアプローチといえば、人々の生活や動植物への深刻な影響を訴えかけていくというのが一般的ですが、彼のアプローチは全く異なります。彼の故郷であるメキシコ・シアンカーンの美しいビーチに流れ着く大量のプラスチックゴミを集め・色で分類し・景色に溶け込むようなアートを作り上げていきます。彼はこのアート制作の規模をどんどん大きくし地域の人々を巻き込むことで海岸の清掃・教育プログラムの確立、最終的には毎年800万トンにも及ぶ海洋プラスチックゴミの削減に取り組んでいるそうです!すばらしい。最終的な目標「ゴミを減らす」は一緒でもそのアプローチの工夫次第でより大きな、また違った角度で人々を巻き込むことができる。これはビジネスにも通じることですよね。

 

The surprising habits of original thinkers


どうしたら素晴らしいアイデアを思いつけるようになるのか? 組織心理学者のアダム・グラントは「オリジナルな人」の研究を通じ3つの習慣を説明します。その中には「失敗を受け止めることができるかどうか」も含まれます。日本では幼少期から如何に失敗を少なくするかが重要視されているように感じることも多いですが、これまでの成功モデルが陳腐化していく社会では、アダム・グラントのプレゼンは重要性を増しているように感じます。「多数のまずいアイデアがあるからこそ、少数の良いアイデアを生むことができるのです(TEDより)」納得です! 

 

Grit: The power of passion and perseverance(成功のカギはやり抜く力)

アンジェラ・リー・ダックワースは、コンサル業界から公立学校の先生に転職。そこで彼女は学業の成否に最も重要なのはIQではないことに気づきます。そこから様々な業界で活躍する人たちを研究し「やり抜く力」こそが成功の鍵であることに確信を持ちます。私もGritを読みましたがとても説得力がありおもしろい内容でした。また彼女のプレゼンは力強く、ぜひ真似てみたくなりますよ。一見の価値ありです!

 

The Puzzle of Motivation

アメとムチは誤りだった!? モチベーション/ やる気。とても大切で、いつも悩まされ、かつ人生を左右する重要なワードです。みなさんは自分自身、同僚や部下、子供のモチベーションを上げるために何をしますか?よくあるのがアメとムチですよね。私の会社でもそうでした。これが達成できたらボーナスが上がる。ダニエルピンクさんのプレゼンではこの伝統的な考え方は”機械的”な仕事では通用するが、答えのないような仕事ではむしろ害があることを説明します。示唆に富むプレゼンです。ビジネスパーソンだけでなくお父さん・お母さんにも絶対おすすめの内容です!