英語の電話対応がスムーズに!ビジネスシーンで役立つフレーズ&実践例

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2025.03.12

ビジネス・日常英会話

テーマ

【ビジネス英会話】もう焦らない! 英語の電話対応完全ガイド | 即使えるフレーズ&対策 (シャドーイング音声付き)

 

ビジネスシーンにおいて、英語での電話対応は避けて通れない場面です。しかし、視覚的な情報がない電話では、相手の表情やジェスチャーに頼れず、不安を感じることも少なくありません。そこで、定番のフレーズや基本的なパターンを身につけることで、英語の電話対応に自信を持つことができます。

目次

 

電話を受ける際の基本フレーズ

電話にでる

電話を受ける際は、会社名と自分の名前を伝え、相手の要件を伺うのは日本と一緒ですよね。

Thank you for calling ABC Corporation. This is Sato speaking. How may I assist you?
(お電話ありがとうございます。ABCの佐藤です。どのようなご用件でしょうか?)

 

相手の名前や会社名を確認する

相手が名乗らなかった場合や、聞き取れなかった場合には、丁寧に確認しましょう。

May I have your name, please?
(お名前を教えていただけますか?)

Could you repeat your name, please?
(もう一度お名前をお伺いできますか?)

Can I have your company name, please?
(会社名をいただけますか?)

 

担当者への取次

相手が担当者と話したい場合の便利なフレーズです。

Please hold on a moment. I’ll transfer you to Kumiko Saito.
(少々お待ちください。齊藤久美子におつなぎします。)

 

担当者が不在の場合

不在を伝えるだけでなく、対応を提案してあげると親切です。

I’m afraid Kumiko Saito is not available at the moment.
(あいにく、齊藤久美子 はただ今席を外しております。)

Would you like to leave a message?
(ご伝言を承りましょうか?)

Should I have Kumiko Saito call you back?
(齊藤久美子に折り返しお電話させましょうか?)

 

電話をかける際の基本フレーズ

自分の名前と会社名を名乗る

電話をかける際は、最初に自分の名前と会社名を明確に伝えます。

Hello, this is [あなたの名前] from [会社名].
(こんにちは、[会社名]の[あなたの名前]です。)

 

担当者への取り次ぎを依頼する

話したい相手がいる場合、その人への取り次ぎを依頼します。

May I speak to [担当者名], please?
([担当者名]さんとお話しできますか?)

Could you connect me to the [部署名], please?
([部署名]におつなぎいただけますか?)

 

用件を伝える

電話の目的を明確に伝えることで、スムーズなコミュニケーションが可能となります。

I’m calling to discuss [具体的な内容].
([具体的な内容]についてお話ししたくお電話しました。)

I wanted to follow up on [具体的なトピック].
([具体的なトピック]についてフォローアップしたく思いまして。)

 

留守番電話の対応

相手が不在で留守番電話にメッセージを残す際は、簡潔かつ明確に伝えます。

Hello, this is [あなたの名前] from [会社名]. I’m calling regarding [具体的な内容]. Please call me back at [電話番号]. Thank you.
(こんにちは、[会社名]の[あなたの名前]です。[具体的な内容]についてお電話しました。[電話番号]まで折り返しお電話ください。ありがとうございます。)

 

困難な対応への対処

聞き取れなかった場合

相手の言葉が聞き取れなかった場合は、丁寧に再度確認します。

I’m sorry, could you please repeat that?
(申し訳ありませんが、もう一度おっしゃっていただけますか?)

Could you speak a little more slowly, please?
(もう少しゆっくり話していただけますか?)

Did you say [確認したい内容]?
([確認したい内容]とおっしゃいましたか?)

 

相手の声が聞こえづらい場合

I’m sorry, but the line is not clear. Could you say that again?
(すみませんが、回線が悪くて聞き取りにくいです。もう一度おっしゃっていただけますか?)

We seem to have a bad connection. Can I call you back?
(回線が悪いようです。こちらから掛け直してもよろしいですか?)

 

相手の要望に応えられない場合

I’m afraid I can’t help with that, but let me check with my colleague.
(申し訳ありませんが、その件については対応できません。ただ、同僚に確認してみます。)

I understand your concern. Let me see what I can do.
(ご心配はよくわかります。対応できるか確認しますね。)

 

実践的な会話例

場面: 会社にかかってきた電話を受ける

A: Thank you for calling ABC Corporation. This is Ken speaking. How may I assist you?
(お電話ありがとうございます。ABCコーポレーションのケンです。どのようなご用件でしょうか?)

B: Hello, this is Mary from XYZ Company. May I speak with Ms. Tanaka?
(こんにちは、XYZ社のメアリーです。田中さんとお話しできますか?)

A: I’m sorry, but Ms. Tanaka is not available at the moment. Would you like to leave a message?
(申し訳ありませんが、田中は現在不在です。伝言を残されますか?)

 

場面: 取引先に電話をかける

A: Hello, this is Yuki from DEF Ltd. I’m calling regarding our meeting next week. Is Mr. Smith available?
(こんにちは、DEF株式会社のユキです。来週の会議についてお電話しました。スミスさんはいらっしゃいますか?)

B: I’m afraid Mr. Smith is in a meeting right now. Would you like him to call you back?
(申し訳ありませんが、スミスは今会議中です。折り返しお電話いたしましょうか?)

A: Yes, please. He can reach me at 123-456-7890.
(はい、お願いします。私の番号は123-456-7890です。)

B: Got it. I’ll let him know.
(承知しました。お伝えしますね。)

まとめ

英語での電話対応に自信を持つためには、定番のフレーズや基本パターンを身につけることが大切です。最初は緊張するかもしれませんが、練習を重ねることで、スムーズに対応できるようになります。特に、丁寧な言葉遣いと落ち着いた話し方を意識すれば、ビジネスの場でも安心して会話を進められるでしょう。

 

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