【神ファイブ動詞・第3弾】思考と感情を自在に表現!think・look・want・give・use完

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2025.11.11

英文法

ビジネス・日常英会話

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👑【神ファイブ動詞・第3弾】思考と感情を自在に表現!think, look, want, give, use完全攻略

Hey everyone!あなたの専属英語コーチ、WiLL先生です!😎

【神ファイブ動詞】シリーズも、いよいよ第3弾となりました!これまで学んだ動詞で、皆さんの英語表現の幅はかなり広がってきたのではないでしょうか?

「シンプルな単語ほど、奥が深いのが面白い!」
「コアイメージで考えたら、句動詞も怖くなくなりました!」

素晴らしいです!その感覚こそが、ネイティブスピーカーの感覚に近づいている証拠です。

さて、今日も皆さんが「知っている」はずなのに、実はその真の力を引き出せていないかもしれない5つの動詞… think, look, want, give, use を徹底解剖します!

これらは、自分の【思考】や【感情】、【行動】を表現する上で絶対に欠かせない動詞たちです。今日の講義で、それぞれの動詞が持つ「気持ち」をインストールし、より人間味あふれる豊かな英会話を目指しましょう!

think:頭の中で「思考を巡らせる」

まずは think。「考える」「思う」という、皆さんの知っている意味で完璧です。コアイメージは【頭の中で思考の歯車を回し、意見や結論を導き出す】です。

I think it’s a good idea. は、頭の中で思考した【結論】を述べていますね。

さて、ここで多くの学習者が「どっちを使えばいいの?」と悩む【think aboutとthink of問題】に、今日、終止符を打ちましょう。

think about → 【じっくり時間をかけて考える】ニュアンス。
I’m thinking about changing jobs. (転職を【じっくり】考えている。)

think of → 【パッと頭に思い浮かべる】ニュアンス。
What do you think of this plan? (この計画を【聞いてどう】思う?)

ビジネスシーンで「その件、検討させてください」と言うなら Let me think about it. が自然です。think of it だと「ああ、それね」と軽い印象になってしまうかもしれません。この違い、大きいですよね!

look:「意識的に視線を向ける」

次は look。「見る」という意味ですが、前回学んだ see とは全く違います。コアイメージは【自分の意志で、特定の対象に視線を向ける】です。

Look at that picture. は、漠然と見るのではなく、絵に【意識的に視線を向けて】います。この「視線を向ける」感覚が、「〜に見える」という【印象】を表す使い方に繋がります。

You look tired. (疲れて見えるね。)
→ あなたに視線を向けた結果、「疲れている」という【印象を受けた】のです。

It looks interesting. (面白そうだね。)
→ それに視線を向けた結果、「面白そう」という【印象を受けた】のですね。

さらに、look は前置詞と組み合わせることで、その真価を発揮します。for (〜を求めて) とくっつけば look for (探す)、after (〜の後を追って) とくっつけば look after (世話をする) となります。視線を向ける【方向】が変わるだけで、意味が豊かに変化していくのが面白いですね!

want:「心の中の欠乏感を埋めたい」という欲求

3つ目は want。「欲しい」という感情を表す、非常にパワフルな動詞です。コアイメージは【自分の中に「足りない」と感じるものがあり、それを手に入れて満たしたい】という強い欲求です。

I want a new smartphone. はモノに対する直接的な【欲求】。この欲求は、「行動」にも向かいます(I want to go home.)。そして、この動詞の面白いところは、相手に対する要求にも使える点です。

My boss wants me to finish this today.
(上司は私に今日これを終わらせてほしい。)

これは単なる命令ではなく、「私が今日これを終えないと、上司の心の中が満たされない」という【欲求】が根底にあるのです。このニュアンスが分かると、want 人 to 〜 の構文が、より人間味のある表現に感じられませんか?

give:「自分の領域から相手の領域へ」と渡す

4つ目は give。「与える」という、まさにその通りの意味です。コアイメージは【自分の持っているものを、相手の領域へと手渡す】です。

He gave me a gift. は物理的なモノを【手渡す】基本の形。この「手渡す」イメージは、モノだけでなく、目に見えないものにも広がります。

She gave me a smile. (彼女は私に微笑みかけた。)
→ 微笑みという【表情】を、私に手渡してくれたのです。

The movie gave me a lot of energy. (その映画で元気をもらった。)
→ エネルギーという【影響】を、私に手渡してくれたのですね。

give up (自分の持っている権利や希望を相手に渡す → 諦める)、give me a hand (あなたの手を私に貸して → 手伝う) など、句動詞もこのイメージで考えると非常にクリアになります。

use:「目的を達成するための道具として」活かす

最後の動詞は use。「使う」という便利な言葉です。コアイメージは【ある目的を達成するために、何かを道具として活用する】です。

I use my smartphone every day. は、コミュニケーションという【目的】のために、スマホを【道具】として使っています。この感覚は、You should use your time wisely. (時間を有効に使うべきだ。) のように、抽象的なものにも適用されます。

さて、ここで多くの学習者が混乱する【used toとbe used to問題】を解決しましょう。

used to + 動詞 →【昔は〜したものだ】(今はしていない)
I used to live in Osaka. (昔、大阪に住んでいた。)

be used to + 名詞/動名詞 →【〜に慣れている】
I’m used to getting up early. (早起きには慣れている。)

形が似ているだけで、全くの別物です!これは理屈ではなく、そういうものだと割り切って覚えるのが一番の近道ですよ。

🎓 まとめ:コアイメージで、思考や感情を彩ろう

いかがでしたか?これらの動詞は、単に事実を伝えるだけでなく、あなたの意見や感情、欲求といった「人間らしさ」を表現するための必須ツールです。

動詞 コアイメージ 主な意味
think 頭で考える・判断する 思う・考える
look 目を向ける・印象を受ける 見る・〜に見える
want 欲求・希望 欲しい・〜したい
give 何かを与える・渡す 与える・起こす
use 利用する・活かす 使う・活用する

コアイメージを意識すれば、一つ一つの単語が持つ「温かみ」や「ニュアンス」まで感じ取れるようになります。そうなれば、あなたの英語はもっと生き生きと、魅力的なものになるはずです!

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