【未来と仮定を自在に操る!】ネイティブの will / would を完全攻略!

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2025.11.13

ビジネス・日常英会話7

テーマ

👑【未来と仮定を自在に操る!】ネイティブのwill / wouldを完全攻略!

Hey everyone!あなたの専属英語コーチ、WiLL先生です!😎

「コーヒーが欲しいです」と「もしよろしければ、コーヒーをいただきたいのですが」。

この二つの日本語、伝わる内容は同じでも、相手に与える印象は全く違いますよね。この絶妙な「丁寧さ」や「控えめさ」を、英語で表現するための最強のペアが、今日の主役 willwould です。

wouldwill の過去形でしょ? used to と同じ意味もあるとか…もう、ごちゃごちゃで分からない!」

その気持ち、痛いほど分かります! would は、助動詞界のトップスターでありながら、最も多くの顔を持つ変幻自在の役者。その多機能さゆえに、多くの学習者が混乱してしまうのです。

でも、安心してください!今日の講義は、皆さんが抱える willwould への苦手意識に終止符を打ち、この二つを自在に操るための【ネイティブ感覚】をインストールするものです。この講義が終わる頃には、あなたの英語はもっと品格があり、もっと説得力を持つようになっているはずです!

【1】全ての基本!現実世界の【will】と、仮定世界の【would】

まず、この二つを理解するための、たった一つの【コアイメージ】を脳に焼き付けてください。

will →【現実世界】での、確信に満ちた強い意志・未来を語る。

would →【仮定・想像の世界】での、控えめで丁寧な意志・未来を語る。

will が「こうなる!」と現実をまっすぐ見ているのに対し、would は「もし〜だったら、こうなるのになぁ」と、一歩引いた心の世界から物事を語っている。この【現実 vs 仮定】という対比が、全ての使い分けの鍵となります。

【2】「〜するつもり!」【意志・未来】を表すwillとwould

will →【強い意志】と【確実な未来】
will は、話し手の「絶対に〜するぞ!」という強い意志や、「きっと〜だろう」という確信度の高い未来予測を表します。
I will start the project. (私はそのプロジェクトを始めます。)

would →【控えめな意志】と【仮定の未来】
would は、「もし条件が揃えば〜するんだけど…」という、控えめな意志を表します。
I would go if I had time. (時間があれば行くのですが。)

【3】「よく〜したものだ」【習慣】を表すwillとwould

will →【現在の(困った)習慣・習性】
will は、「(どうしても)〜しちゃうものだ」という、現在の習慣や、人・モノが持つ変えられない性質を表すことがあります。
He will always say no at first. (彼はいつも最初はノーと言うものだ。)

would →【過去の(懐かしい)習慣】
would は、「(あの頃は)よく〜したものだなぁ」という、過去の懐かしい習慣を語るときに使われます。
When I was a child, I would play outside every day. (子どものころは毎日外で遊んでいました。)

【4】最重要!【丁寧な表現】を生み出す魔法のwould

さあ、ここが本日のハイライトです!would が持つ【一歩引いた仮定の世界】のイメージが、なぜ「丁寧さ」を生むのか、その謎を解き明かします。

「コーヒーが欲しい」と直接的に言うのではなく、「もしよろしければ、コーヒーをいただけると嬉しいのですが…」と【仮定の話】にすることで、相手に「断る余地」を与え、非常に柔らかく丁寧な響きになるのです。

I would like a coffee, please. (コーヒーをいただきたいのですが。)
I want a coffee. の【究極の丁寧語】です。ビジネスの必須フレーズ!

Would you help me with this? (これを手伝っていただけますか?)
Will you help me? よりもはるかに丁寧。「もしご迷惑でなければ…」という気持ちが込められています。

【5】「もし〜なら…」【仮定法】の主役、would

would のコアイメージである【仮定の世界】が、最も直接的に現れるのが仮定法です。

If I had more time, I would travel abroad.
(もっと時間があれば海外旅行に行くのに。)

【時間がない】という現実があるので、旅行に行くのは【非現実的な仮定】の話です。will が【現実的な未来】を語るのに対し、would は【非現実的な仮定】を語る。この対比を理解すれば、もう仮定法は怖くありません。

🎓 まとめ:willは「現実」、wouldは「仮定・丁寧」の世界

いかがでしたか? will が現実世界をまっすぐに進む「実行者」なら、would は一歩引いた心の世界から、相手を気遣い、物事を丁寧に語る「思慮深い哲学者」のようです。

用法 will (現実・意志) would (仮定・丁寧)
意志・未来 〜するつもり!/〜だろう もし〜なら…するのだが
習慣 (今)〜するものだ (昔)〜したものだ
丁寧表現 〜してくれますか? 〜していただけますか?
仮定法 (使わない) もし〜なら…するだろう

この二人のキャラクターを使い分けることができれば、あなたのコミュニケーションは格段にスムーズになり、ビジネスでもプライベートでも、より深い信頼関係を築くことができるでしょう。

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