【ネイティブの時間感覚をインストール!】英語の「When」完全攻略ガイド

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2025.11.12

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👑【ネイティブの時間感覚をインストール!】英語の「When」完全攻略ガイド

Hey everyone!あなたの専属英語コーチ、WiLL先生です!😎

ビジネスの納期を確認するとき、友人との約束を決めるとき、過去の思い出を語るとき… 私たちのコミュニケーションは、常に「時間」という軸の上で成り立っています。

そして、その「時間」を自在に操るための魔法の言葉が、今日の主役 When です。「When is your birthday? くらいは言えるけど…」

When はシンプルに見えて、実は5つもの顔を持つ、非常に奥が深い単語なのです。今日は、皆さんが抱える時間表現への苦手意識を完全に克服します。丸暗記ではなく、When が持つ【時間感覚】を脳にインストールして、過去・現在・未来を自由に行き来するタイムトラベラーになりましょう!

【1】基本の顔:「いつ?」という一点を尋ねる【疑問副詞】のWhen

まずは基本中の基本。「いつ?」と、時間の「ある一点」を尋ねる、お馴染みの顔です。

When did you get up? (いつ起きたの?)

When will you come back? (いつ戻ってくるの?)

最重要ポイント:When は「いつ」という意味をすでに含んだ【副詞】です。そのため、aton といった「時」を表す前置詞は、基本的には必要ありません。at what time の代わりに When を使う方が、ずっと自然でスマートな英語に聞こえます。

【2】特殊な顔:「いつまでに?」「いつから?」期間を問う【前置詞+When】

日常会話ではあまり使いませんが、特定の「期間」について尋ねたいときに、前置詞とセットで使われることがあります。

By when do I need to finish this report? (この報告書はいつまでに終えればいいですか?)

Since when have you lived here? (いつからここに住んでいるの?)

ネイティブ感覚:By when(いつまでに)、Since when(いつから)は、期限や起点を聞くための便利なセットフレーズとして覚えておくと、ビジネスシーンで非常に役立ちます。「いつ?」という点ではなく、「いつまで/から」という【線】で時間を捉える感覚です。

【3】知的な顔:文に埋め込む「間接疑問」のWhen

次は、文の一部に「いつ〜するか」という情報を埋め込む、洗練された使い方です。

I don’t know when he’ll arrive. (彼がいつ到着するのか分かりません。)

Can you tell me when the next train leaves? (次の電車がいつ出るか教えてくれますか?)

【ここが差がつく!語順のルール】
もうお馴染みですね!間接疑問の中では、疑問文の語順ではなく、普通の文(平叙文)と同じ【主語→動詞】の語順に戻ります。
I don’t know when will he arrive.
I don’t know when he will arrive.

【4】説明上手な顔 vs 【5】背景を作る顔:When の最大の謎

さあ、今日の講義のクライマックスです。見た目がそっくりで、多くの学習者を混乱の渦に巻き込む、【関係副詞のWhen】と【接続詞のWhen】の違いに、今日、終止符を打ちましょう。

【4】関係副詞のWhen:「〜する時」という【名詞】を説明する

こちらは、the daythe moment といった【時を表す名詞(先行詞)】を、後ろから詳しく説明する「接着剤」の役割です。

I’ll never forget the day when we first met.
(私たちが初めて出会った日を決して忘れません。)
the day(その日)って、どんな日? → 「私たちが初めて出会った日だよ」と説明しています。

【最終結論:見分け方は超シンプル!】
もう迷う必要はありません。見分け方はたった一つ。
When の直前に the time, the day, the year のような【時を表す名詞】があるかどうか。

  • あれば →【関係副詞】(その名詞を説明している)
  • なければ →【接続詞】(文の背景を作っている)

どうです?これで、もう二つのWhenに惑わされることはありませんね!

【5】接続詞のWhen:「〜するとき」という【背景】を作る

こちらは、「〜のときに、…した」というように、文の【背景設定】をする役割です。

When I got home, it was already dark.
(私が家に帰ったとき【という背景で】、すでに暗かった。)

【When節の鉄の掟】
ここで、あの有名なルールが登場します。「時や条件を表す副詞節の中では、未来のことでもwillを使わない」。
Please call me when you arrive. のように言います。when you will arrive とは言いません。なぜなら、when が「〜するとき」という【時】のスイッチを押した瞬間、その節の中は「未来」ではなく「現在の事実」として扱われるからです。これは英語独特の時間感覚なので、ルールとして覚えてしまいましょう!

🎓 まとめ:5つの顔を使いこなし、時間の表現をマスターしよう

When の5つの顔、いかがでしたか?時間を正確に表現することは、信頼関係を築く上で非常に重要です。

用法 役割 見分け方・ポイント 例文
疑問副詞 「いつ?」と点を尋ねる 文頭で単純な疑問を作る When did it start?
間接疑問 「いつ〜か」を文に埋込む 語順は【主語→動詞】 I know when he left.
接続詞 「〜するとき」と背景を作る 直前に名詞がない When I was young,...
関係副詞 「〜する時」と名詞を説明 直前に【時】の名詞がある The time when...
前置詞 + When 期間を尋ねる By when / Since when Since when...?

今日から、自分のスケジュールや過去の出来事を英語で説明するとき、「この『とき』は、どのWhenを使えばいいかな?」と考えてみてください。その思考のトレーニングが、あなたの英語をより正確で、表現豊かなものへと進化させていきます。

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