【A=Bを制する者は比較を制す!】ネイティブの「as...as」を完全攻略!

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2025.11.13

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👑【A=Bを制する者は比較を制す!】ネイティブの「as…as」を完全攻略!

Hey everyone!あなたの専属英語コーチ、WiLL先生です!😎

比較級(より〜だ)、最上級(最も〜だ)…

私たちはこれまで、「差」を語るためのパワフルな文法を学んできましたね。しかし、デキるビジネスパーソンや、思慮深いコミュニケーターは、「差」と同じくらい**「同じであること」**を語るのが上手です。

「このプランは、前のプランと同じくらい魅力的ですね」。【差】を語るだけが比較ではありません。「同等性」を語ることで、相手への敬意を示したり、客観的な事実を伝えたりできるのです。そのための最強の文法が、今日の主役、**比較の原級【as ... as】**です。

asが2回も出てきて、よく分からない…

twice as big as って、なんで bigger じゃないの?

その疑問、素晴らしい!そこが、多くの学習者が「なんとなく」でやり過ごしてしまう、超重要なポイントなのです。今日の講義は、そのモヤモヤに終止符を打ち、皆さんが【イコール比較】の達人になるためのものです。さあ、あなたの英語に「調和」と「正確さ」をインストールしていきましょう!

【1】as … asの心臓部:「形容詞のサンドイッチ」という感覚

まず、as ... as の全てを貫く、たった一つのコアイメージを頭に叩き込んでください。それは【伝えたい「状態(形容詞・副詞)」を、二つのasで挟み込むサンドイッチ】という感覚です。

He is as tall as his brother. (彼は兄と同じくらいの背の高さです。)

この文を分解すると…

  • 1つ目の as → 「同じくらい」という意味の【副詞】。
  • 2つ目の as → 「〜と比べて」という意味の【接続詞】。

この二つが合体して、「彼の兄と比べて、同じくらい背が高い」となるのです。【as [形容詞/副詞] as】でワンセット。まずはこの形を、パンで具材を挟むサンドイッチのように、リズミカルに覚えてしまいましょう!

【2】肯定文と否定文:【イコール】と【差】の逆転劇

① 肯定文 → 「A = B」【イコールの関係】
肯定文では、as...as は純粋に「同じくらい」という【同等性】を示します。
She is as kind as her mother. (彼女は母親と同じくらい優しい。)

② 否定文 → 「A < B」【差が生まれる逆転劇】
ここが面白いポイントです!not as ... as は「AはBほど〜ではない」という意味になります。
This movie is not as interesting as that one. (この映画はあの映画ほど面白くない。)

「同じくらい面白くは、ない」ということは、つまり「あの映画の方が面白い(that one > this movie)」という【差】が生まれるのです。【イコールの否定は、差の肯定】。この逆転の発想、まさに目から鱗ですよね!

【3】最重要!ビジネス必須の【倍数表現】の謎を解く

さあ、本日のハイライトです!多くの学習者が「なぜこうなるの?」と挫折する、倍数表現の語順の謎を、今日、完全に解き明かします。

My house is twice as big as yours. (私の家はあなたの家の2倍の大きさです。)

なぜ twice bigger than ではないのか?ネイティブの思考プロセスはこうです。

  1. まず、as big as yours で「あなたの家と同じくらい大きい」という【イコールの基準】を作ります。
  2. そして、その【基準】に対して、前から twice(2倍)をかけてあげるのです。

「同じ大きさ」という基準の長さを、2倍、3倍 (three times)、半分 (half) にしているだけ。この感覚が分かれば、もう語順に迷うことはありません。

【4】数量や強調もお手の物!応用フレーズ

as...as サンドイッチの具材は、形容詞だけではありません。

① 【数量】を比べる
manymuch を挟めば、「同じくらいの数・量」を表現できます。
I have as many books as you. (私はあなたと同じくらいの本を持っています。)

② 【強調】する
サンドイッチの前に justalmost を置けば、ニュアンスが豊かになります。
He is just as tall as his father. (彼は父親と【まったく】同じくらいの背の高さだ。)

【5】会話を彩る!便利な慣用表現

as...as は、日常会話やビジネスメールをスムーズにする、便利な慣用句の宝庫です。

  • as soon as possible (できるだけ早く) → ASAPでお馴染みですね!
  • as far as I know (私の知る限りでは) → 断定を避ける、知的な表現です。
  • as long as you like (あなたが好きなだけ)
  • as well as (〜と同様に)

これらはもう、一つの単語のように覚えてしまいましょう。あなたの英語が、ぐっとこなれた印象になりますよ。

🎓 まとめ:as…asは、客観性と敬意を示す大人の比較表現

いかがでしたか? as...as は、単に「同じ」と表現するだけの文法ではありません。それは、物事を客観的に評価し、相手と比較する際にも敬意を払い、時には断定を避けて発言に含みを持たせる、非常に洗練された【大人のコミュニケーションツール】なのです。

用法 役割 例文
肯定文 AはBと同じくらい〜だ She is as smart as him.
否定文 AはBほど〜ではない It's not as easy as it looks.
数量 〜と同じくらいの数/量 I have as much time as you.
倍数 〜の〇倍〜だ This is twice as long as that.
慣用句 できるだけ早く、など Please call me as soon as possible.

Your idea is good.(あなたのアイデアは良い)と言うよりも、Your idea is as good as mine.(あなたのアイデアは私のと同じくらい良い)と言うことで、相手を認め、対等な関係を築くことができます。

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