【英語の世界観が変わる!】ネイティブのThere is / are構文を完全攻略!
COLUMNウィリーズ英語塾コラム
2025.11.14
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👑【英語の世界観が変わる!】ネイティブのThere is / are構文を完全攻略!
Hey everyone!あなたの専属英語コーチ、WiLL先生です!😎
「会議室に、誰かいるよ」
「この近くに、おすすめのカフェはありますか?」
私たちの会話は、新しい【存在】を相手に知らせることから始まります。そして、その「〜があるよ」「〜がいるよ」という【存在の合図】を、英語で最も自然に、そしてスムーズに伝えるための最強の構文が、今日の主役、There is / There are です。
多くの学習者が、この構文を「There = そこに」と直訳してしまい、混乱に陥ります。
There is a book on the desk. って、なんで「そこに」が2回も出てくるの?
本当の主語は a book なのに、なんで There が先頭にいるの?
その疑問、素晴らしい!そこが、この構文の【本当の姿】を理解するための、最も重要な扉なのです。今日の講義は、皆さんが抱える There 構文への誤解を完全に解きほぐし、それを【会話を始める魔法の杖】へと変えるためのものです。
今日の「There is/are」完全攻略メニュー
【1】There構文の心臓部:「ほら、ここに!」という【プレゼン感覚】
まず、There is / are 構文の全てを貫く、たった一つのコアイメージを頭に叩き込んでください。それは【聞き手の注意を引きつけ、「ほら、これから新しい登場人物・モノを紹介しますよ!」と、スポットライトを当てるプレゼンター】の感覚です。
There is a book on the desk.
この文の There は「そこに」という意味を失った、ただの【合図】です。文法的には【形式主語】と呼ばれますが、もっと簡単に「さあ、みなさんご注目!」というMCのようなものだと考えてください。
本当の主語は、be動詞の後ろに登場する a book です。この構文は、「ご注目!→ いますよ → 一冊の本が → 机の上に」という語順で、聞き手の意識をスムーズに導いているのです。
【2】主役に合わせて変化する名脇役!【be動詞の使い分け】
この構文の be動詞は、MCである There ではなく、本当の主役(be動詞の後ろの名詞)の数と時制に合わせて姿を変えます。
現在・単数:There is a park near my house.
現在・複数:There are many students.
過去・単数:There was an accident yesterday.
【最大の注意点】
多くの学習者が、There につられて、後ろが複数形でも is を使ってしまいます。
❌ There is two chairs in the room.
⭕ There are two chairs in the room.
chairs という複数の主役が登場するのだから、be動詞も are で迎え入れてあげる。この感覚を絶対に忘れないでください。
【3】日常会話の三種の神器!【否定文・疑問文】
この構文は、否定文や疑問文にすると、さらに会話で大活躍します。
① 否定文 → There isn't / aren't ...
「〜がありません」と、存在しないことを伝えるときに使います。
There isn’t any milk in the fridge. (冷蔵庫に牛乳が全くありません。)
② 疑問文 → Is / Are there ...?
「〜はありますか?」と、存在を尋ねる、旅行先やビジネスで必須のフレーズです。
Is there a restaurant near here? (この近くにレストランはありますか?)
Are there any questions? (何か質問はありますか?) → プレゼンや会議の最後に、この一言が言えれば完璧ですね!
【4】表現力を爆上げ!最強の【派生構文】たち
There is/are は、他の助動詞や準助動詞と手を組むことで、表現の幅を無限に広げます。
推測:There seems to be a mistake. (間違いがあるようです。)
過去の回想:There used to be a park here. (ここには昔、公園がありました。)
強い確信:There must be a reason for this. (これには理由があるに違いない。)
There is を「〜がある」という静的な存在だけでなく、「〜がある【ようだ】」「昔は〜が【あった】」「〜がある【に違いない】」と、話し手の【気持ち】や【時間軸】を乗せて表現できるのです。
【5】ネイティブが愛する最強の短縮形!【There’s】
最後に、日常会話でこの構文を使いこなすための、最も重要な秘密をお伝えします。それは、ネイティブは、後ろが複数形でも、カジュアルな会話では There is の短縮形である There's を非常によく使う、ということです。
There’s a pen and two notebooks on the desk.
(文法的には There are が望ましいが、会話ではOK)
There’s a lot to do today. (今日はやることがたくさんあります。)
これは、会話のリズムを重視するネイティブの感覚の表れです。まずは正しい文法を学ぶことが大切ですが、リスニングの際には「There's の後ろに複数形が来ても慌てない!」と心構えをしておくと、聞き取り能力が格段にアップしますよ。
🎓 まとめ:There構文は、会話を始める「きっかけ」の合図
いかがでしたか? There is / are 構文は、単なる文法ルールではありません。それは、聞き手の注意を引きつけ、新しい情報をスムーズに提示し、会話の舞台を整えるための、洗練された【コミュニケーション戦略】なのです。
| 用法 | 役割 | 例文 |
|---|---|---|
| 肯定文 | 〜がある/いる | There is a problem. |
| 否定文 | 〜がない/いない | There aren't any issues. |
| 疑問文 | 〜がありますか? | Is there a solution? |
| 過去 | 〜があった/いた | There was a big event. |
| 未来 | 〜があるだろう | There will be a party. |
| 派生構文 | 〜があるようだ、など | There seems to be... |
A book is on the desk. ではなく、There is a book on the desk. と言うことで、聞き手は「お、何か新しい話が始まるな」と、自然と耳を傾ける準備ができます。
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