【過去と現在を繋ぐ魔法!】ネイティブの「現在完了形」を完全攻略!

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2025.11.26

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👑【過去と現在を繋ぐ魔法!】ネイティブの「現在完了形」を完全攻略!

Hey everyone!あなたの専属英語コーチ、WiLL先生です!😎

英語学習の旅で、誰もが一度は巨大な壁として立ちはだかる存在…それが、今日の主役、現在完了形 (have + 過去分詞) です。

I saw that movie.I have seen that movie. って、一体何が違うの!?

日本語にはない時制だから、感覚が全然分からない…

経験、継続、完了、結果…4つも用法があって、もうパニック!

その気持ち、痛いほど分かります!しかし、もしあなたが現在完了形を「ただの面倒なルール」だと思っているなら、あなたは英語の持つ豊かな【時間感覚】の半分しか味わえていません。実は、これら4つの用法は、たった一つの【コアイメージ】で、すべて繋がっているのです。

今日の講義は、皆さんが抱える現在完了形への苦手意識を完全に破壊し、それを【過去と現在を繋ぎ、ストーリーに深みを与える最強の武器】へと変えるためのものです。

【1】現在完了形の心臓部:「過去の出来事が、今の自分に影響している」感覚

まず、現在完了形の全てを貫く、たった一つのコアイメージを頭に叩き込んでください。それは【過去のある一点で起きた出来事が、波紋のように広がって、現在の自分(の心や状況)にまで影響を及ぼしている】という感覚です。

過去形が、過去の出来事を「点」として、写真のように切り取るものだとすれば、現在完了形は、その過去の「点」から現在に向かって伸びる【矢印】や【波紋】を描写するものなのです。この【今に繋がる矢印】というイメージさえあれば、4つの用法は驚くほど簡単に理解できます。

【2】4つの顔を持つ矢印:経験・継続・完了・結果

この【今に繋がる矢印】は、その「繋がり方」によって4つの顔(用法)に分かれます。

①【経験】の矢印:「〜したことがある」
過去から現在までの【人生という時間軸】の中で、「〜したことがある」という経験の点を、今の自分が持っている状態です。
I have been to Canada. (カナダに行ったことがあります。)

②【継続】の矢印:「ずっと〜している」
過去のある一点から【ずーっと今まで】、ある状態や行動が続いている矢印です。
I have lived in Tokyo for ten years. (私は10年間東京に住んでいます。)

③【完了】& ④【結果】の矢印:「〜したところだ」「〜してしまった」
この二つは非常に似ており、「最近終わった過去の行動が、まさに【今】に影響している」という、最もライブ感の強い矢印です。
(完了) I have just finished my homework. (ちょうど宿題を終えたところです。)
(結果) I have lost my key. (鍵をなくしてしまいました。→【結果】今もなくて困っている)

【have been to vs have gone to問題】
She has been to Paris. → 経験:「パリに行ったことが【ある】」(今はここにいる)
She has gone to Paris. → 結果:「パリに行ってしまっ【た】」(今はここにいない)
この違い、大きいですよね!

【3】永遠のテーマに最終決着!【過去形 vs 現在完了形】

もう皆さんなら、この違いは一目瞭然ですね。

  現在完了形 (have + p.p.) 過去形
コアイメージ 現在との【繋がり】を重視 過去の【一点】を切り取る
意識の焦点 今どうなのか? その時どうだったか?
相性の良い言葉 for, since, ever, just yesterday, last week, in 2010

I saw that movie. は、単に「昨日見た」という過去の報告。
I have seen that movie. は、「見たことがあるから、今その話ができますよ」という、現在の会話に繋がるニュアンスが含まれているのです。

🎓 まとめ:現在完了形は、あなたの「今」を豊かにする時制

いかがでしたか?現在完了形は、単なる過去の話ではありません。それは、あなたの過去の経験や行動が、いかにして「今のあなた」を形作っているのかを語るための、非常に深く、人間味あふれる時制なのです。

用法 役割(今との繋がり) 例文
経験 〜したことがある(という経験が【今】の自分にある) I have climbed Mt. Fuji.
継続 ずっと〜している(【今】も続いている) She has lived here for 3 years.
完了 〜し終えた(【今】ちょうど終わった) We have just arrived.
結果 〜してしまった(その結果、【今】…だ) He has broken his leg.

今日から、自分の経験を語るとき、「これは単なる過去の話?それとも今の自分に繋がる話?」と考えてみてください。その小さな思考のスイッチが、あなたの英語を「平面的な報告」から「立体的なストーリー」へと、劇的に進化させていきます。

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