【英語に「継続」という魂を!】ネイティブの現在完了進行形を完全攻略!

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2025.11.26

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👑【英語に「継続」という魂を!】ネイティブの現在完了進行形を完全攻略!

Hey everyone!あなたの専属英語コーチ、WiLL先生です!😎

前回の講義で、現在完了形が「過去と現在を繋ぐ」魔法の時制だと学びましたね。では、この質問に、あなたならどう答えますか?「どのくらい英語を勉強しているんですか?」。私たちの会話は、単に「〜したことがある」という経験だけでなく、「ずーっと〜している」という【継続しているアクション】を語る場面で溢れています。

そして、その「ずーっと」という【臨場感】や【実感】を、英語で最もパワフルに表現するための文法が、今日の主役、現在完了進行形 (have been + 動詞ing) です。

現在完了形と何が違うの?もう、頭がごちゃごちゃ!

状態動詞には使えないって、どういうこと?

その気持ち、痛いほど分かります!しかし、安心してください。この二つの時制の違いは、たった一つの【コアイメージ】で、驚くほどスッキリと整理できます。さあ、あなたの英語に「継続」という魂を吹き込みましょう!

【1】現在完了進行形の心臓部:「今も続く、リアルなアクション」の感覚

まず、現在完了進行形の全てを貫く、たった一つのコアイメージを頭に叩き込んでください。それは【過去のある時点から始まった「具体的なアクション」が、中断することなく、今この瞬間までリアルに続いている】という感覚です。

現在完了形が、過去の出来事の【結果】や【経験の有無】に焦点を当てる静的なカメラだとすれば、現在完了進行形は、そのアクションを過去から現在まで追いかけ続ける【ドキュメンタリーカメラ】なのです。この【ライブ感】こそが、この時制の魂です。

【2】永遠のテーマに終止符!【現在完了形 vs 現在完了進行形】

さあ、本日のハイライトです!この二つの時制の違いを、ドキュメンタリーカメラの視点で完璧に理解しましょう。

  現在完了形 (have + p.p.) 現在完了進行形 (have been + ing)
カメラの視点 結果・回数・完了にズームイン アクションの継続を追いかけ続ける
コアイメージ 静的な「状態」や「経験」 動的な「行為の継続」

I have studied English for 3 years.
→ 「3年間英語を勉強した」という【事実・経験】に焦点。途中で休んでいた期間があるかもしれません。

I have been studying English for 3 years.
→ 「3年間、ずーっと英語を勉強し続けている」という【行為の継続性】と【今も続いているライブ感】を強烈にアピールします。

【3】現在完了進行形が活躍する、3つの鉄板シーン

この「ドキュメンタリーカメラ」は、具体的にどんな場面で活躍するのでしょうか?

① 純粋な【継続】:「ずーっと〜している」
She has been waiting for the bus since 8 a.m. (彼女は朝8時からずっとバスを待っています。)
→ まさに【今も】待ち続けている、というライブ感が伝わります。

②【最近の習慣】:「最近、ずっと〜してるんだ」
He has been watching too much TV lately. (彼は最近テレビを見すぎている。)
→ 一時的かもしれないが、最近【繰り返し】見ている、というニュアンスです。

③【行為の影響】:「〜してたから、今…なんだ」
I have been running, so I’m tired. ((さっきまで)走っていたから、疲れているんだ。)
→ 息切れという【現在の状況】の理由が、直前まで【継続していたアクション】にあることを、生き生きと描写できます。

【4】最大の注意点!【状態動詞】には使えないルール

現在完了進行形は、あくまで【具体的なアクションの継続】を描写するものです。そのため、「知っている」「愛している」「持っている」といった、動きのない【心の状態】や【所有の状態】を表す状態動詞には、原則として使えません。

状態動詞の例: know (知っている), like (好き), love (愛している), believe (信じている), have (持っている) など

I have been knowing him for a long time.
I have known him for a long time. (彼とは長い付き合いです。)

「知る」という行為は、一度知ったら、その「知っている状態」が続くだけで、アクションが継続しているわけではありませんよね。このような状態の継続は、通常の現在完了形が担当する、と覚えておきましょう。

🎓 まとめ:現在完了進行形は、あなたの「今」に繋がるストーリー

いかがでしたか?現在完了進行形は、単に「ずっと〜している」と訳すだけでなく、その行為が持つ【ライブ感】、【努力の過程】、そして【今に残る影響】といった、豊かなストーリーを語るための、非常にパワフルなツールなのです。

用法 役割 例文
継続 期間を伴う継続 She has been working for 5 hours.
最近の習慣 最近の反復行動 He has been exercising lately.
行為の影響 〜していたので、今… I've been running, so I'm thirsty.
vs 現在完了 「行為の継続」を強調 I have been reading.
注意点 状態動詞には使えない I have known him.

I studied English. (勉強した), I have studied English. (勉強したことがある), I have been studying English. (ずっと勉強し続けている)。この3つの違いを自在に操れるようになったとき、あなたの自己紹介やストーリーテリングは、格段に深みを増し、聞き手の心を惹きつける力を持つでしょう。

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