【英語に「背景」を描きこめ!】ネイティブの「過去分詞(-ed)」を完全攻略!
COLUMNウィリーズ英語塾コラム
2025.11.26
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👑【英語に「背景」を描きこめ!】ネイティブの「過去分詞(-ed)」を完全攻略!
Hey everyone!あなたの専属英語コーチ、WiLL先生です!😎
前回の講義で、現在分詞(-ing)が、名詞に「〜している」という【躍動感】を与える魔法だと学びましたね。では、この二つの文の違いは何でしょう?「a barking dog (吠えている犬)」と「a surprised dog (驚かされた犬)」。
そう、今日の主役、過去分詞 (動詞の-ed形 など) は、現在分詞とは真逆の役割を果たします。それは、名詞に「〜されている」という【受け身】のニュアンスと、「〜してしまった」という【完了した状態】の背景を描き加えることなのです。
現在分詞と過去分詞、もう、ごちゃごちゃで分からない!
a broken window って、いつ壊されたの?過去形と何が違うの?
その疑問、素晴らしい!そこが、あなたの英語を「表面的な描写」から「背景やストーリーを感じさせる描写」へと進化させる、超重要なポイントなのです。さあ、過去分詞の【コアイメージ】を脳にインストールし、あなたの言葉に「深み」と「物語性」を与えましょう!
今日の「過去分詞」完全攻略メニュー
【1】過去分詞の心臓部:「〜された」という【受け身のアクション】の感覚
まず、過去分詞の全てを貫く、たった一つのコアイメージを頭に叩き込んでください。それは【名詞自身がアクションをするのではなく、外部からアクションを「受けて」、その結果としてある状態になっている】という感覚です。
a broken window (壊された窓)
→ 窓が、誰か(何か)によって break (壊す) というアクションを【受けた】のです。
この【〜された】という受け身の感覚こそが、「〜している」という能動的な現在分詞との、決定的な違いになります。
【2】現在分詞との最終決戦!【-ing vs. -ed問題】
さあ、今日のハイライトです!分詞を学ぶ上での最大の関門、この二つの使い分けを完璧にマスターしましょう。
| 現在分詞 (-ing) | 過去分詞 (-ed) | |
|---|---|---|
| コアイメージ | 能動 (〜している) | 受動 (〜されている) |
| 感情 | 引き起こす側 | 感じる側 |
a sleeping baby は、赤ちゃんが自ら「眠る」というアクションを【している】。
a tired baby は、赤ちゃんが何かによって「疲れさせられる」というアクションを【受けた】。
そして、surprising / surprised のような感情を表す分詞!
a surprising fact → 事実が、私たちに「驚き」という感情を【引き起こしている】。
a surprised person → 人が、何かによって「驚き」という感情を【与えられている】。
もう「I’m interesting. (私は面白い人間です)」と「I’m interested. (私は興味を持っています)」を間違えることはありませんね!
【3】-edはどこに置く?ルールは現在分詞と全く同じ!
-ing の位置をマスターしたあなたなら、もう簡単です。ルールは全く同じ。
①【前】に置く場合 → 修飾語が【1語】のとき
過去分詞が単独で、形容詞のように名詞を修飾する場合は、名詞の【前】に置きます。
a broken cup (壊されたカップ), a used car (使われた車 → 中古車)
②【後】に置く場合 → 修飾語が【2語以上】のとき
過去分詞に、by my father や in 1990 といった、他の情報がくっついて【2語以上の塊】になった場合は、名詞の【後】に置きます。
the book written by my father (私の父によって書かれた本)
ネイティブ感覚:これも、the book which was written by my father の which was が省略された形だと考えると、非常にスッキリしますね。
【4】「受け身」か「状態」か?過去分詞の二つのニュアンス
過去分詞が名詞を修飾するとき、その意味合いは大きく二つに分かれます。
①【受け身】(〜によって…された)
by ~ を補うと自然な場合です。誰がそのアクションをしたか、という背景が感じられます。
a car made in Japan (日本で作られた車)
②【状態】(〜してしまった/〜している)
by ~ を補うと不自然な場合です。アクションの「結果」として、今「そういう状態にある」ことを表します。
a closed shop (閉まっている店)
→ 「誰かによって閉められた」というより、「閉まっている」という【状態】に焦点があります。
🎓 まとめ:過去分詞は、名詞の「履歴書」を描く言葉
いかがでしたか?過去分詞は、単なる文法ルールではありません。それは、目の前にある名詞が、過去に【どんな経験をしてきたのか】、その【背景やストーリー】を、たった一言で描き出すための、非常にパワフルな描写ツールなのです。
| 用法 | 役割 | 例文 |
|---|---|---|
| 前から修飾 | 1語のとき | a fried egg (焼かれた卵) |
| 後ろから修飾 | 2語以上のとき | the egg fried by my mom (母に焼かれた卵) |
| vs 現在分詞 | 受動 (〜されている) | a bored student (退屈させられた生徒) |
| 形容詞化 | 〜な状態にある | a satisfied customer (満足している顧客) |
a window → ただの窓です。
a broken window → そこには「誰かが石を投げたのか?」「昨日の嵐のせいか?」という物語が生まれます。
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