英語の勉強の仕方がわからない!英会話初心者の社会人におすすめの勉強法
COLUMNウィリーズ英語塾コラム
2024.07.09
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英語の勉強の仕方がわからない!英会話初心者の社会人におすすめの勉強法
英語の勉強をはじめてみたいと思っても、やり方がわからず困っていませんか?勉強のやり方を間違えてしまうと、モチベーションの低下や挫折につながる可能性があります。この記事では、英会話初心者におすすめの勉強法やポイントを紹介します。
目次
英語学習が習慣化できていない
短期間で結果を求めてしまう
さまざまな教材に手を出し中途半端に学んでいる
自分のレベルに合っていない勉強をしている
中学校レベルの英語から使いこなせるようにする
日々の学習に音読を取り入れる
短時間の英語動画や音声を繰り返し聞く
ひとつの教材で繰り返し学習する
興味のある分野について英語で情報を調べる
日記やSNSを使って英語でアウトプットを行う
オンライン英会話などから始めてプロに教えてもらう
英語を学ぶ習慣を作る
具体的なゴールを設定する
英語に触れる機会を増やす
背伸びせず自分のレベルに合わせて学習する
英会話の初心者が失敗するパターン
英語学習をはじめたものの、なかなか成果が出ないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。実は、英会話の初心者が陥りやすい失敗には、いくつかのパターンがあります。
英会話の初心者が失敗するパターンは、以下のとおりです。
- 英語学習が習慣化できていない
- 短期間で結果を求めてしまう
- さまざまな教材に手を出し中途半端に学んでいる
- 自分のレベルに合っていない勉強をしている
まずは失敗するパターンを確認していきましょう。
関連記事:オンライン英会話で初心者が撃沈する理由とは?挫折しないためのコツ
英語学習が習慣化できていない
英語を話せるようになるためには、英語学習を習慣化し、継続することが大切です。しかし、多くの初心者はモチベーションを維持できずに挫折してしまいます。
英語は一朝一夕で身につくものではありません。英語学習を習慣化させるには、小さな目標を設定し、無理なく続けられるようにすることがポイントです。毎日決まった時間に勉強時間を確保し、楽しみながら学習することを心がけましょう。
まとまった時間を確保することが難しいために英語学習を先延ばしにしてしまい、気づいたらまったく英語学習をしなくなっていた、ということが多いようです。5分でも10分でも、問題ありません。挫折を防ぐためにも、まずは習慣化から意識してみましょう。
短期間で結果を求めてしまう
英会話初心者によくある失敗パターンのひとつに、短期間で結果を求めてしまうことがあります。よくあるケースが「3ヶ月やっても上達しない」とやめてしまうです。
短期間で結果を求めれば、理想と現実の差に焦り、次第にモチベーションが下がります。やる気がなくなり、挫折してやめてしまうパターンです。
英語の上達には残念ながら時間がかかります。英語は暗記科目ではなく、スポーツと一緒で知識として得てもそれを使いこなすためには地道なトレーニングが必要だからです。
みなさんはS字カーブをご存じでしょうか?初めは緩やかで目に見えない状態が続きますが、あるとき急激に成長を実感することができます。英語学習もそれと同様です。この成長が目に見えない状況が続いているときに「上達しないから」と言って辞めてしまう人がほとんどです。
目に見えなくとも、毎日学習していれば確実に上達しているのです。短時間で結果を求めずに、継続することが重要です。
さまざまな教材に手を出し中途半端に学んでいる
英語学習に慣れていない英会話初心者は、さまざまな教材に手を出してしまいがちです。複数の教材を中途半端に進めてしまうと、効率が悪いばかりか時間の無駄になる可能性があります。
英語学習には、反復トレーニングが大切です。楽器を学ぶことや筋トレにも似ており、地道な努力の末、結果があとからついてきます。上達を実感できないことで焦ったり、飽きてしまったり、教材が自分に向いていないと感じて途中で投げ出したり、といったパターンです。
一度教材を終えても、定着しているとはいえません。決めたことを継続し、繰り返し練習することが上達への近道です。やり終えたことだけに満足せず、1つの教材を2巡、3巡と繰り返すことで学習効果が上がるのです。
英会話の上達には、ある程度の忍耐と努力が必要です。慣れないうちは大変ですが、時間がかかるものだと心得て継続していきましょう。時間を無駄にしないためにも、失敗を避けるためにも、多くの教材に手を出さないようするのがポイントです。
自分のレベルに合っていない勉強をしている
英会話初心者にありがちな失敗のひとつに、自分のレベルに合っていない勉強に取り組むことが挙げられます。自分のレベルよりも難しい内容に取り組むことは、一見前向きなチャレンジのように思えるかもしれません。しかし、わからないことが続くとモチベーションが下がり、挫折につながる可能性があります。
たとえば、英語の基礎ができていないのに、ビジネス英会話の難しい書籍に取り組む方もいらっしゃいます。たとえフレーズをいくつか覚えたとしても、実際に会話のなかで使うことは難しいでしょう。英語は特に基礎が重要です。揺るぎない土台を作ってから新しいチャレンジをしていきましょう。
英会話の初心者におすすめの英語勉強法
「英語を一から勉強したい」と思っても、始めるまでのハードルが高く、どのように勉強したらよいか悩むことがあるでしょう。
英会話初心者がトライするべき、以下の7つのおすすめの勉強法を紹介します。
- 中学校レベルの英語から使いこなせるようにする
- 日々の学習に音読を取り入れる
- 短時間の英語動画や音声を繰り返し聞く
- ひとつの教材で繰り返し学習する
- 興味のある分野について英語で情報を調べる
- 日記やSNSを使って英語でアウトプットを行う
- オンライン英会話などからはじめてプロに教えてもらう
今日からはじめられることもあるため、ぜひ参考にしてみてください。ひとつずつ見ていきましょう。
中学校レベルの英語から使いこなせるようにする
一から英語を勉強したいと思ったら、まずは中学校レベルの英語の基礎を学び直すことから始めてみましょう。「中学校レベルの英語」と聞くと、簡単なように思うかもしれません。しかし、「理解できる」と「使いこなせる」は別問題です。後者は圧倒的にレベルが高く、多くの日本人がここでつまずいています。
中学英語を学び直すことは、英語学習への抵抗感や苦手意識の克服に役立ちます。日本の中学校で習う語彙数は、2200~2500語程度です。一方、ネイティブスピーカーが日常会話で使う単語数は、3000~4000語ほどとされ、中学英語で習う単語も含まれます。
日常会話に必要な文法の知識や単語、表現の多くは中学英語でカバーされているのにもかかわらず、使いこなせていないことがほとんどです。中学生の頃に英語が得意だった人で、筆記テストで高得点は取れても、会話で使いこなすのは難しいかもしれません。知識があり頭で理解できても、話すことは別問題です。
「使いこなす」ということを念頭に置いて、中学英語を学び直すことは英語上達の近道となります。中学時代の参考書はもちろん、中学レベルの英語を大人向けに編集したテキストなども出版されてるため、自分に合った教材を選んで学習を進めましょう。
まずは自分のレベルを確かめるために、1〜2冊程度からの学び直しがおすすめです。リスニング音源がついていたり、ダウンロードできるようになっていたりするものであれば、より効果的に学べます。何度も繰り返し読むことで、着実に英語力が向上するでしょう。
日々の学習に音読を取り入れる
英会話の上達を目指すのであれば、音読を取り入れてみましょう。会話をするには、英語の知識をインプットすることと同時にアウトプットが必要ですが、音読はこのインプットとアウトプットを同時に行うことができる”英語学習の王”なのです。
音読するテキストは、どのようなものでも構いません。短めの文章でも、何度も繰り返し音読することで英語の引き出しが増えていきます。また、音読を続けていくと、英語を英語のまま理解する(日本語に訳さない)”英語脳”が養われていきます。
英会話レッスンに半年通っているのに、一向に上達しないと感じる方が多くいますが、その理由はインプットとアウトプットのバランスが悪いことが原因のひとつです。つまり、インプットを増やすレッスンをせず、トーク中心のアウトプットだけの練習をしていることが原因に挙げられます。
アウトプットの練習を続ければ、知っている単語やフレーズをすらすら話せるようにはなるでしょう。しかし、インプットが足りないため、新しい言い回しや単語が増えません。繰り返し行う音読では、インプットとアウトプットを同時にバランスよくトレーニングできるのが特徴です。繰り返し読んでいる文章から、耳を慣らし、新しい単語やフレーズを吸収していくことができます。
また、音読を習慣化することで、英語を使うことへの抵抗感も薄れていくでしょう。理想は、毎日音読を継続することです。数分でもよいので、まずは習慣化することを目指しましょう。
おすすめは、毎朝15分の音読です。朝は「朝食を食べる」「コーヒーを淹れる」など、何かしらのルーティンがある人がほとんどです。習慣化に成功している人には、決まった場所、決まった時間に学習しているという共通点があります。朝のルーティンの中に音読を取り入れることで、習慣化のきっかけにしやすいでしょう。
「朝は忙しい」という方は、就寝前やお風呂の時間など、生活スタイルに合わせて習慣的に取り入れてみてください。習慣化するということが何よりも大切です。
関連記事:おすすめの 英語「音読」の方法
短時間の英語動画や音声を繰り返し聞く
短時間の英語動画や音声を繰り返し聞くのも、英会話初心者に効果的な方法です。耳を慣らし、英語のリズムやイントネーションをつかむのに役立ちます。ただし、だらだらと聞き流していては意味がありません。
意味がわからない単語や聞き取れない部分があっても、思考を止めず理解しようと集中することが大切です。どうしてもわからなかったり、聞き取れなかったりする部分がある場合は、字幕やスクリプトを見て内容を確認しながら聞いてみましょう。
聞いたものをそのまま書き出す「ディクテーション」もおすすめです。ディクテーションをすることで、聞き取れていたのか、間違いがあるかを確認できます。地道な作業を繰り返し行うことで語彙力や表現力が養われ、耳が鍛えられていくことを実感できるでしょう。
動画や音声は、興味のあるものを選ぶと続けやすくおすすめです。時事ニュースや海外のテレビ番組など、好きなものを選んでみてください。ただし難しすぎるものはNGです。初心者は、内容や会話のスピードがやさしい子ども向けアニメなどもおすすめです。
ひとつの教材で繰り返し学習する
ひとつの教材を何度も繰り返し学習すると、教材の内容の理解度が深まり、知識が定着します。最初は、同じ内容で退屈することもあるかもしれません。安易にほかの教材に手を出してしまうと、学習が中途半端になり、効率が下がります。
同じ教材での学習を繰り返すうちに、「この単語は見たことがある」「この表現はいろいろな場面で使えそう」など、少しずつ記憶していけるようになります。覚えていることに気づくことが増えれば、上達を実感でき、モチベーションも維持できるでしょう。
語彙力や表現力が定着すれば、覚えた文章の一部を別の単語に入れ替えるなどの応用力が身につきます。使いこなせる英語表現が増えるため、効率のよい学習サイクルが構築されていくでしょう。
興味のある分野について英語で情報を調べる
興味のある分野やテーマがあれば、積極的に英語で調べるように習慣づけてみましょう。趣味に関することや興味のあるテーマであれば、楽しみながら学習でき、モチベーションも維持しやすくなります。
教材には出てこない語彙や表現に触れることができる点も、メリットです。料理が好きなら、レシピや料理番組を英語で検索してみましょう。音楽が好きなら、お気に入りのミュージシャンのインタビューや歌詞を調べてみるのもおすすめです。好きな分野の英語知識を深めることで、コミュニケーション能力も向上します。
天気予報など、日常に関するテーマも効果的です。「晴れ」「雨」だけではなく、「湿度」「温度」など、幅広い表現を学べます。実際の英会話でも天気の話はよく出るため、実践的な内容といえるでしょう。
自然な英語の中で新しい語彙やフレーズを学ぶことができ、文法や構文を自然に理解できるようになります。また、海外の文化や視点に触れることで、視野を広げられかもしれません。
日記やSNSを使って英語でアウトプットを行う
英語で日記を書いたりSNSを投稿したりすることも有効です。英語でアウトプットを行うことで、伝えたいことを英語で考える力が養われます。伝えたいことや書きたいことでわからない単語や表現があれば調べるようになるため、自然と語彙力や表現力の幅も広がるでしょう。
日記を普段からつけていない人にとっては、ややハードルが高いかもしれません。最初は「今日の夕飯にパスタを食べた」のような、単純な1文で構わないので始めてみましょう。
できれば、日本語を英語に訳すのではなく、英語で考えて文章にしてみてください。単語を並べるだけになっても構いません。実際の英会話の場面では、頭の中で日本語を考えてから英訳するような時間はないため、スピーディーにアウトプットをする練習になります。
SNSを利用すると、ほかのユーザーとつながり、コミュニケーションを取る機会が生まれるかもしれません。実践的な英語のコミュニケーション能力向上に役立つため、英語学習用のSNSアカウントを開設するのもよいでしょう。
同じように英語学習をしている人や海外の人と直接英語でやり取りをすることは、モチベーションの維持にも繋がります。「もっと上手に伝えたい」「相手が言っているのはどういう意味だろう」と調べずにはいられない状況を作り出すことが大切です。
オンライン英会話などから始めてプロに教えてもらう
英語の勉強の仕方に悩んでいる初心者の場合、最初からオンライン英会話などでプロのサポートを受けるのもおすすめです。とくに慣れない勉強をはじめたばかりの頃は継続が難しく、習慣化にも苦労するかもしれません。
オンライン英会話であれば時間や場所の制約がなく、生活スタイルに合わせて自分のペースで学習できます。スケジューリングは強制力にもなり、独学よりも習慣化が楽になるでしょう。英会話スクールも有効ですが、オンライン英会話に比べると時間や場所の制約があり、費用もやや高額です。
プロに対面で教えてもらうことで、独学よりも飽きにくく、自分に合ったレベルの勉強法などを指導してもらえます。さまざまな国籍やバックグラウンドを持つ講師と実践的な会話ができ、異なる文化や英語に触れられるのもメリットです。
英語を勉強する際のポイント
ただやみくもに勉強しても、英語の上達は難しいでしょう。教材を開いて読んでいるだけで勉強した気になるというのも、初心者にはありがちです。英語を勉強する際には、以下のポイントをおさえて効率的に英語を身につけましょう。
- 英語を学ぶ習慣を作る
- 具体的なゴールを設定する
- 英語に触れる機会を増やす
- 背伸びせず自分のレベルに合わせて学習する
ひとつずつ詳しく解説します。
英語を学ぶ習慣を作る
英語学習に必要なのは、優秀な講師や人気の教材だけではありません。何よりも重視すべきなのは、英語学習の習慣化です。
短時間でも毎日英語に触れるなど、学習が習慣化することで確実に上達します。習慣化を実現するには、「決まった場所、決まった時間」を意識してみましょう。「毎日寝る前の10分間を音読の時間にする」「移動の時間には英単語を3つ覚える」など、日々の生活のなかにルーティンを作るのがおすすめです。
習慣化する上で大切なのは、「実行のしやすさ」です。たとえば、「毎日1時間必ず勉強の時間を作る」よりは、「毎日15分必ず音読の時間を作る」とするほうが、シンプルで精神的な負担も少ないでしょう。
たとえば、音読を朝食を取るテーブルでするなら、教材を常にテーブルに置いておき、朝食の時間に行うなど、時間と場所を決めてしまうのも効果的です。15分が負担なら、まずは10分からはじめてもかまいません。実行のしやすさ、続けやすさを意識してトライしてみましょう。
英語学習を習慣化できれば、最初はつたなかった音読もスラスラ読めるようになり、1週間前には知らなかった単語が自分のものになります。大きな実感を得られないとしても、焦らず英語学習の習慣を続けていくことが大切です。まずは短時間でも、無理なくできることからはじめてみましょう。
関連記事:【これで三日坊主とサヨナラできる】英語習慣化ステップ
具体的なゴールを設定する
具体的なゴールを設定することも、英語習得のための重要なポイントです。「英語をいつか話せるようになりたい」といった漠然とした目標ではなく、「半年後にTOEICで600点を取る」「1年後には海外の取引先担当者と通訳なしでコミュニケーションが取れるようになる」など、具体的な目標を設定しましょう。
まずは、なぜ英語を勉強しようとしたのか考えてみてください。英語を勉強したいと思った理由が明確になれば具体的なゴールも見えてくるため、目標を達成するために必要なステップが見えてくるでしょう。
オンライン英会話などを活用し、プロに学習プランやゴールまでの期間設定などについてアドバイスしてもらうのも効果的です。目標を設定することで、効率よく英語学習を進められます。
英語に触れる機会を増やす
英語に触れる機会を増やすのも、英語を勉強する際に重要なポイントです。もしかしたら、今までは生活のなかで英語に触れる機会はほとんどなかったかもしれません。
英語のニュースを通勤時に読んだり、海外のドラマを見たり、スマホアプリで単語を覚たりすることから始めてみましょう。生活のなかの英語に触れる機会を増やすことは、英語学習の習慣化にも役立ちます。
英語に触れる機会を増やし、慣れていくことで英語に対する抵抗感も薄れていきます。抵抗感がなくなれば、より積極的に英語学習に取り組めるため、上達のスピードもアップしていくでしょう。
背伸びせず自分のレベルに合わせて学習する
自分のレベルに合った学習をすることも、英語を勉強する上で大切なポイントです。最初はモチベーションが高いため、チャレンジのつもりでハイレベルな教材を選んだり、基礎が不十分なのにいきなりビジネス英会話にトライしたりする人がいます。
しかし、自分のレベルに合わない英語学習をすると、わからないことばかりです。次第にモチベーションが下がり、挫折してしまうかもしれません。英語学習を始めたからには習慣化し、継続することが大切です。
逆に簡単すぎる内容も、退屈してしまったり、時間の無駄になってしまったりして、モチベーションを下げる原因になるため注意が必要です。無理をせず、続けていけるよう自分のレベルに合わせて学習していきましょう。
勉強方法とポイントを確認して効率的に英語を学ぼう
せっかく英語の勉強を始めても、続けられないのでは意味がありません。挫折してしまう初心者には、勉強法がわからず間違った勉強法をしたり、自分のレベルに合わない学習をしたりすることで失敗するパターンがあります。
英語を話せるようになるためには、学習の習慣化と継続が不可欠です。時間はかかるものの、続けることで着実に上達します。初心者が失敗する原因や学習のポイントをおさえ、できることからはじめていきましょう。
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