2021年度 大学共通テスト傾向と対策
COLUMNウィリーズ英語塾コラム
2021.08.22
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2021年度 大学共通テスト傾向と対策レポート
~ 2021年度 大学共通テスト傾向と対策 ~
リーディング 問題傾向
- これまで毎年出題されていた発音・アクセント問題や文法問題、整序英作文問題などが全廃された
- 代わってリーディング問題の語彙数は約5500語となり昨年よりも30%近く増えた
- 文章の難易度自体は前年から変わらず。ただ多くの問題に図表やグラフなどが付随し、英語を読みながら情報を素早く整理する能力が求められるようになった
- これまで穴埋め式の文法テクニックを得意としてきた学生には得点源がなくなる難しい試験になったが、日頃から英語を素早く読み、情報を整理するトレーニングを積んでいる生徒にとっては歓迎される傾向にある
リーディング対策
- 多読・速読のトレーニングが重要になっています。具体的には、頭の中で日本語に訳す作業をせず、センテンスの文頭から理解していくトレーニングが重要になります。一つの文章を最低50回音読することをおすすめします。音読は黙読と違い英語を文頭から理解する力を養ってくれます。また、音読する際に主語や述語など文型を意識して音読することをお勧めします。
- また当校のレッスンでは講師と一緒にリピーティングやシャドウイングもやりましょう。これにより更に英語を読み・理解し・情報を整理するスピードが増していきます
リスニング 問題傾向
- リスニングの配点が全体の5割を占め重要性は格段に増した
- リスニング問題数も増え、全体の読み上げ語数は約1500語となり昨年よりも35%近く増えた
- これまでは全問2回読み上げていたが、第1・2問のみ2回読みで、残りの第3〜6問は1回読みになったため一度で確実に理解するだけでなく、リスニング前に選択肢を読み勘を働かせるというテクニックも難しくなった
- 設問も英語を聞き取りながらグラフや表などを理解することが求められるなど難易度も高くなっている
リスニング対策
- 漠然と英語を聞き流すだけではリスニング力は身につきません。リスニング力強化には「①単語の意味がわかる >②基礎文法が理解できる
>③言える・発音できる >④英語を英語のまま理解できる」というトレーニングがかかせません。 - この黄金サイクルを最も効率的に行うのが「口頭英作文」と「音読トレーニング」です。口頭英作文で“語彙力”や“文法力”を養い、リピーティングやシャドウイングで“言える・発音できる”+“英語を英語のまま理解”する力を養います。
- リーディング対策でも述べましたが、実は英語4技能強化はすべて繋がっています。それぞれ個別に対策するのではなく、徹底的にこの2つのトレーニングをやりましょう。
- この2つのトレーニングを徹底してやっておけば、あとは個別試験の傾向を理解し慣れるだけで英語は十分得点源になっていきます。
- 当校の生徒からの報告では、リスニングに関し対策なしにほぼ8~9割解答できたとのことです。シンプルなトレーニングですが、これを信じて徹底・継続しましょう。
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