シャドーイング / リスニングアプリ:『映画ロッキー・ザ・ファイナル』を使ったオリジナルコンテンツ

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2022.08.17

リスニング

テーマ

人生ほど重いパンチは誰にも打てやしない。大切なのは前に進み続けることだ!(映画ロッキー・ザ・ファイナル)

感動のセリフ

You, me or nobody is gonna hit as hard as life. But it ain’t about how hard you hit. It’s about how hard you can get hit and keep moving forward. How much you can take and keep moving forward. That’s how winning is done!

お前も、俺も、誰も、人生ほど重いパンチを打てやしない。どれほど強く打てるかが問題なんじゃない。大切なのはどんなに打ちのめされても前に進み続けられるかどうかだ。こらえて前に進み続けることだ。そうすれば勝てるんだ!

 

 

あらすじ

皆さん、映画「ロッキー」はもちろんご存知ですよね。「ロッキー」は1976年制作だったようです。それから30年後の2006年に公開されたロッキーシリーズ第6作、最後の映画となったのがこの「ロッキー・ザ・ファイナル」です。(1976年!です 汗)

スタローン自身も全6作のうち第1作とこの「ロッキー・ザ・ファイナル」が最も印象深いと語ったとか。「ロッキー・ザ・ファイナル」を観直すと確かに!うなずけます。むかし観たことがある方も、ぜひもう一度お勧めします。(Amazon Prime でもやっていましたよ)

地元フィラデルフィアでイタリアンレストランを営むロッキー・バルボアですが、最愛の妻エイドリアンを亡くし、また息子も偉大な父ロッキーの2世として悩み、父を遠ざけるようになっています。そんなロッキーは過去の思い出の中で毎日を過ごしています。
あるスポーツ番組で過去のチャンピオン・ロッキーと現役のチャンピオン・ディクソンが試合をしたらどうなるか?というシーンを見たロッキーは次第にボクシング現役復帰の夢を抱くようになり、そしてなんと50代のロッキーが現役ヘビー級王者と対戦することに…..

あるあるの展開に聞こえますよね。
マッチアップのシーンやそこまでの過酷なトレーニングはもちろん感動します。(このロッキーの音楽をきくと必ず筋トレしたくなります。そして音楽聴いているだけで胸板が厚くなった感じすらもします。)ただ、ロッキー・ザ・ファイナルは、他のシリーズと比べると、50代のロッキーが無謀といえるチャレンジに向かうまでの葛藤、そして息子やマリーとの会話の内容がとても良い!

個人的に特に感動したのは以下のシーンです。
・車の中でロッキーがリトル・マリーに不安を打ち明けた後の、マリーの言葉。「Fighter’s fight.」(マリーとの間になにかありそうですがありません)
・今回取り上げたロッキーの息子に対する言葉(こんな父親になりたい)
・ラストシーン、10ラウンドでロッキーがダウンしかけたときに思い出す息子への言葉(殴られたくはないですが、こんな50代になりたい!)
・そしてロッキーのあの曲(目覚ましの1曲におすすめ)

感動のセリフが満載です。
英語学習者であればぜひ観ていただきたい内容です。

WE シャドーイングアプリを使ってみよう!


この感動シーンのうち、息子との会話は特に有名でYouTubeなどでもいろいろと紹介されています。(私はあるお仕事の関係でお客様からこの動画一緒に観よう!と声をかけて頂き。AM6:30にオフィスで2人熱くなったことがあります(笑))

このYouTubeを使ってオリジナルのシャドーイングコンテンツとして学習してみましょう!!
リスニング強化はもちろん!ですが、ロッキーが熱く語るセリフを自分のものにできたらかっこいいですよね。

WEシャドーイングアプリはWiLLies Englishが用意したコンテンツ以外に、YouTubeなどの動画を使ってオリジナルの学習コンテンツを作成することができます。詳しくはこちらをご確認ください。

ロッキー・ザ・ファイナルでオリジナルコンテンツを作成する際は、以下をご利用ください!コピペすればすぐにオリジナルコンテンツを作成いただけます。

YouTube動画:https://youtu.be/5JAHAFvcr2o

英語スクリプト:

You ain’t gonna believe this, but you used to fit right here.  I’d hold you up and say to your mother: “This kid is gonna be the best kid in the world.  This kid is gonna be somebody better than anybody ever knew.”  And you grew up good and wonderful.  It was great just watching, every day was like a privilege.  Then the time come for you to be your own man and take on the world and you did.  But somewhere along the line, you changed.  You stopped being you.  You let people stick a finger in your face and tell you you’re no good.  And when things got hard, you started looking for something to blame like a big shadow. 
Let me tell you something you already know.  The world ain’t all sunshine and rainbows.  It’s a very mean and nasty place, and I don’t care how tough you are.  It will beat you to your knees and keep you there if you let it.  You, me or nobody is gonna hit as hard as life.  But it ain’t about how hard you hit.  It’s about how hard you can get hit and keep moving forward.  How much you can take and keep moving forward.  That’s how winning is done! 
Now if you know what you’re worth, go and get what you’re worth.  But you gotta be willing to take the hits, and not pointing fingers saying you ain’t where you wanna be because of him or her or anybody!  Cowards do that, and that ain’t you!  You’re better than that! 
I’m always gonna love you no matter what.  No matter what happens.  You’re my son and you’re my blood.  You’re the best thing in my life.  But until you start believing in yourself, you ain’t gonna have a life.  Don’t forget to visit your mother.

 

日本語訳:

おまえは信じないだろうが、小さい頃のお前はこの手に収まるほどだったんだ。お前を抱き上げて母さんにこう言ったんだ。「この子供は世界で最高の子供になるぞ。この子供は素晴らしい子供になるぞ。」そしてお前は元気にすくすくと育った。毎日の成長を見るのが最高に幸せだった。そして時は流れ、やがてお前は独立し自力で歩み始めた。でも、どこかで脇道にそれて、お前は変わってしまった。人にバカにされても平気な人間になり下がった。自分のふがいなさを”影にかすむ”せいにした。
お前がすでに気づいていることを教えてやる。この世はサンシャインとかレインボーとか、そんな甘いもんじゃない。とても厳しくて汚い場所で、お前がどんなタフなやつだろうが関係ない。油断したら、ぶちのめされて、二度と這い上がれなくなるなるんだ。お前も、俺も、誰も、人生ほど重いパンチを打てやしない。しかしどれほど強く打てるかというのは問題じゃない。大切なのはどんなに打ちのめされても前に進み続けられるかどうかだ。こらえて前に進み続けることができるかどうかだ。そうすれば勝てるんだ!
自分の価値を分かっているならば、世の中に出て証明して来い。パンチを恐れるな。彼とか彼女とか他の誰かを指差して、人のせいにするな。そんなのは臆病者がすることだ、お前は違うだろ!もっと素晴らしいやつだろ!
何があろうと、俺はいつもお前のことを愛しているよ。どんなことが起きたとしても。お前は俺の息子だ、同じ血が流れているんだ。俺の人生の宝物なんだから。でも、お前が自分自身を信じなきゃ、人生じゃないぞ。母さんの墓参りを忘れるなよ。

 

ボキャブラリー:

ain’t ain’t は省略表現で、主に 「be動詞+否定語( am not、 are not、 is not)の略」として用いられます。主な意味としては「~でない」「~じゃなかった」スラングの一種になります
privilege 特権、名誉
be your own man 拘束{こうそく}されていない、思うままにできる、本来{ほんらい}の自分{じぶん}
somewhere along the line いつの間にか、どこか途中で
Let me tell you something you already know. お前がすでに気づいていることを教えてやる。
mean 卑劣な、下品な
nasty (胸が悪くなるほど)いやな、不快な
beat someone to his knees (人)をひざまずかせる、(人)を服従[屈服]させる
worth 価値がある
coward 臆病者、卑怯者

 

↓ アプリではこんな感じで学習できます! 「 毎日10分 × 1週間チャレンジ」してみましょう!  ロッキーの熱いセリフで、熱い1日にしていきましょう!
※ YouTubeを使ったコンテンツでは、ワイヤレスイヤホンは使えません。有線のマイク付きイヤホンでトライしてみてください

 

その他のおすすめのオリジナルコンテンンツ

・その他のWEシャドーイングアプリでおすすめのオリジナルコンテンツの情報はこちらをご確認ください。

オリジナルコンテンツの作り方はとても簡単。英文スクリプトをコピペすれば2分で作成できます。