【最短合格】英検二次試験の面接を乗り切る最新戦略ガイド

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2025.01.26

英検準2級対策

英検3級対策

英検1級対策

英検対策

英検2級対策

英検

スピーキング

学習方法

テーマ

【最短合格】英検二次試験の面接を乗り切る最新戦略ガイド

こんにちは

今日は英検二次対策 学習法について解説したいと思います。

英検二次は、英検3級以上から必須となるパートです。

一次試験と比べると、二次試験の合格率は高くなるため安心しがちですが、そもそも二次試験は一次合格者を対象としていますし、
いきなり本番となると合格は困難です。

狙っている級にもよりますが、少なくとも1〜2ヶ月はきちんとした対策をしたいところです。

それでは各級の二次試験問題の内容を確認しながら、その対策方法をみておきましょう。
(変更することもあるので、必ず英検HPは見ておいてくださいね)

 

【英検1級二次試験の内容】

英検1級の二次試験は約10分です。以下の流れで進みます。

自由会話

面接官と簡単な日常会話を行います。採点には直接影響しませんが、自信をもった態度と適切な英語で好印象を与える必要があります。
>>試験会場までの交通、住まいや職業・趣味などについて簡単な質問がありますので、自己紹介含めてスムーズに英語で応えられるようにしておく必要があります。

スピーチ

与えられた5つのトピックの中から1つを選びスピーチを行います。解答を考える時間1分、スピーチ時間2分が目安です。
>>10秒以内にトピックを選びます。そして、自分のポジション(賛成/ 反対、Yes/ No)を明確にし、その理由を2〜3個考えます。あとは各理由について3〜4つのセンテンスで説明できるように準備します。
>>まずどのトピックを選んだのか面接官に説明しましょう。そして英語では鉄則である結論をまず述べます(I agree ~/ I disagree ~)。その上でそう思う理由を述べ、具体例も添えると説得力が増します。ライティング・パートと同様に、「結論→理由→具体例→結論」の順でスピーチを行います。

質疑応答

スピーチの内容やトピックに関連した質問に答えます。約4分で3〜5問の質問があります。
>>自分の意見に対して根拠が弱い部分や逆説的なものなど質問がありますが、あくまでも英語の試験ですので慌てず応えていきましょう。

 

【英検準1級二次試験の内容】

英検準1級の二次試験は約8分です。以下の流れで進みます。

自由会話

自己紹介含めてスムーズに英語で応えられるようにしておく必要があります。自由会話は採点には含まれませんが、ここで詰まってしまうと極度に緊張してスピーチに影響を及ぼしてしまいます。きちんと準備しておきましょう。

ナレーション

イラストの内容を説明する問題です。以下の要領で説明してみましょう!

1)イラストの内容を説明は、過去形で行います。つまり既に起きたこととして説明していきましょう。

2)イラストの中に吹き出しがあるので、それらを間接話法で説明します。
 例:She said that they should go on a vacation.

3)説明する際に、「誰が、どこで、何をした」のか3つセットで説明するように意識しましょう。

質疑応答

・“What would you be thinking?” タイプの質問に対しては“I would be thinking ….”で応えます

・”Yes / No” Questionに対しては“Yes” または“No” を明確に応えた上で、その理由について端的に応えます

・自分の意見を聞いてくる質問については、賛成か反対か明確に応えた上で、その理由について端的に応えます

※ 日頃から写真描写(写真やイラストを英語で説明する練習)や、自分の意見を端的に英語で伝える練習をしておくことがとても重要です。

 

【英検2級二次試験の内容】

英検2級の二次試験は約7分です。以下の流れで進みます。

自由会話
自己紹介含めてスムーズに英語で応えられるようにしておきましょう!

音読
緊張から早口になりがちです。気持ちゆっくりすぎるくらいがちょうど良いです。あとは主人公になったつもりで気持ちを込めて少し大げさに読むと良いでしょう。
また複数形や三単現のS、過去形などの発音は丁寧にしましょう。また黙読20秒の間に、発音やアクセントが難しい単語を確認しておくことが重要です。

パッセージについての質問
音読したパッセージの内容について、Why? or How? のどちらかの質問があります。パッセージの中から答えを見つけて答えましょう。
・Why? で聞かれたら Because〜 で答える
・How? で聞かれたら By〜 で答える

それほど難しい内容ではないですが、パッセージの内容をそのままコピーするのではなく、自分なりの単語、言い回しを付け加えることで高得点を狙えます。事前にいくつか練習しておけばスムーズに答えられるでしょう。

イラストについての質問
最初に20秒の準備時間が与えられた後、3コマのイラストを英語で説明します。目安は1コマについて2センテンスずつ、合計6センテンス程度で説明します。例えば
・イラストの状況を客観的に伝える(例:She was talking ….)
・人物の感情を想像して伝える(例:She was worried about…)
また描写説明は過去形で統一するといいでしょう。

受験者自身の意見についての質問
最後に受講者自信の意見を問う質問が2つあります。
① I agree / I disagree 問題: 質問に対して自分の I agree / I disagree… を明確にし、その理由を2文で説明します。
② Yes / No + Why? 問題: 最近の傾向について Yes/ No で答えたあとに、その理由について問われるので、理由を説明します。自分がそう思う理由に加えて、理由を助ける具体的な例などを説明できると良いでしょう。

 

【英検準2級二次試験の内容】

英検準2級の二次試験は約6分です。以下の流れで進みます。

自由会話
自己紹介含めてスムーズに英語で応えられるようにしておきましょう!

音読
英検2級をみてください

パッセージについての質問
英検2級をみてください

イラストについての質問

最初に20秒の準備時間が与えられた後、イラストを英語で説明します。3級では一人の行動について説明するものでしたが、準2級になると人物が行っている行動を複数述べる必要があります。最低でも3つは答えましょう。ポイントは

・現在進行形で説明する:例) A woman is walking …. / A boy is painting …..

・誰が、何を、どうしているというセンテンスで答えましょう

またイラストBの中の人物の状況を描写する質問もあります。

3級では1分で答えられる質問でしたが、準2級になると2つの文で答える必要があります。

よくあるのが ある行動に対して因果関係を説明するもの。例) He went to xxx because there are xxx. のように「Because」を使って行動の説明をするような問題がよく出題されます。

受験者自身の意見についての質問

最後に受講者自身の意見を問う質問が2つあります。

① 問題カードの絵のトピックに関連した質問について意見を述べます。
3級では自分のことについて1文で答えられるものでしたが、準2級ではまず自分の立場を明確にした上で、理由を2文以上で答えます。

② もう一つの質問は、日常生活の身近なテーマについて意見を述べます。さまざまな質問がありますが、「Do you like to…?」「Do you often …?」といった形で質問されます。

 

【英検3級二次試験の内容】

英検3級の二次試験は約6分です。以下の流れで進みます。

挨拶
自己紹介含めてスムーズに英語で応えられるようにしておきましょう!

音読
英検2級をみてください

パッセージについての質問
英検2級をみてください

イラストについての質問

イラストに関する問題は、イラストに吹き出しがある場合は、その人物の先の展開を予測する質問がよく出題されます。一方で、イラストがない場合は、イラスト中の人物の行動についての質問がよく出題されます。

受験者自身についての質問

最後に質問カードを裏返すように指示があり、受験者自身についての質問があります。試験管の目をみながら答えましょう。

よく出題されるパターンは「What kind of ~ do you like?」というものです。

学校や家での身近な事柄、好きなものや興味のあるもの、などについて質問がありますので、シンプルに答えられるようにしておきましょう。

 


いかがでしょうか?

ながくなってしまいましたが、各級の二次問題の流れが把握できたと思います。

二次対策は特に自分一人では難しい部分があります。

WiLLies Englishの英検コースでは、もちろん二次対策もしています!
各級でも求められるフレーズや言い回しを学ぶだけでなく、本番と同じような模擬もやりますのでぜひご検討ください。

ありがとうございました!