英検5級を目指す方へ【学習方法と対策】

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2020.12.09

英検

テーマ

英検5級を目指す方へ【学習方法と対策】

英検5級は中学初級程度のレベルと位置付けられ、中学1年生の教科書で習う範囲から出題されます。WiLLies Englishでは小学生の間に5級合格をめざしてもらいます。ここでは英検5級合格に向けた学習プランやおすすめの教材、ウィリーズ英語塾の活用方法について解説します。

目次

英検5級の難易度・合格率

英検5級の合格率

英検5級の合格点

英検5級受験をお薦めする理由

英検5級試験の概要

英検5級パート別内容とおすすめ対策法

語彙パートの内容と対策

リスニング・パートの内容と対策

英検5級に合格するための具体的な学習プラン・おすすめ教材とウィリーズ英語塾活用方法

  中学1年生の内容をきちんと理解された方

  中学1年生の内容は学習したけど、まだ自信がない方

  まだ中学1年生の内容はこれからという方

 

英検5級の難易度・合格率

英検5級の合格率

過去 日本英語検定協会が公表していたデータでは、英検5級の合格率は約81%となっていました。なお英検5級で評価されるのはリーディングとリスニングのみです。

英検5級の合格点

英検は1級から5級まで「英検CSEスコア」で合格判定を行なっています。このCSEスコアは国際標準企画のCEFRにも対応しています。

参照)https://www.eiken.or.jp/cse/

英検5級はCEFR A1のレベルに相当し、合格点は CSEスコア 419で合格となります。

英検5級受験をおすすめする理由

英語の基礎の最初のステップ

英検5級は中学初級程度、つまり中学1年生の英語レベルとなります。近年では小学生で英語必須化もあり、はやくから英語に触れる機会が増えていますが、本格的に英語文法や構文を学ぶのは中学1年からとなります。この英語のルールの最初のステップを確実に身につけるためにも、英検5級の内容はとても大切です。英語は最初が肝心で、英検5級・4級のレベルをきちんと理解しておかないと後で苦しむことになります。

また、ネイティブスピーカーの日常会話の大半は中学英語レベルの文法を使っていると言われています。将来英語を武器とするためにも、英検5級を英語学習のペースメーカーとして受験されることを強くお勧めしています。

英検5級試験の概要

英検5級は、筆記 25分、リスニング 約20分のテストになります。また5級の筆記はリーディングになりますが、いわゆる文章を読ませるような問題は5級では出題されず語彙に関する問題が出題されます。

参照)英検HP(https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_5/solutions.html)

英検5級パート別の内容とおすすめ対策法

語彙パートの内容と対策

語彙パートの内容

英検5級のリーディングパートの「短文空所補充問題」では以下のような語彙力を問う問題が15問出題されます。また会話文の空所に適切な文を補う問題(5問)や、日本語文を読み、その意味に合うように語句を並べ替える問題(5問)も出題されます。

語彙パートの対策方法

この語彙パートだけでなく、英検5級合格には単語力強化は必須です。5級は必要語彙数が約600語とも言われており対策が必要です。問題を解く中できちんと単語を復習することはもちろんですが、効率よく単語力強化をするために「旺文社 出る順パス単」シリーズを使うのもオススメです。単語学習は“忘れてしまうこと”を前提に、繰り返し音読してみて下さい。人間は忘れるもの。忘れることが自然ですので気にせず繰り返し音読しましょう。1日30–50個音読にチャレンジ。無理して覚える必要はありません(そう考えると気が楽ですよね!)。音読したほうが記憶に定着します。覚えていない単語をまた繰り返し音読する。それだけです。 「旺文社 出る順パス単5級」には単語と熟語合わせて約600の単語と約90の定型表現が収録されています。1日50個やると14日間で1周します。2回目以降は間違ったところを重点的にやるので、2ヶ月で少なくとも3-5周、音読の回数で言うと一つの単語に20-30回は行なっているのではないでしょうか。全部覚えなくても大丈夫です。音読をすればいいという気楽な気持ちで取り組みましょう。

 

WiLLies Englishではβ版ですが単語プリントを用意しています。この単語プリントには単語と例文、音声がついています。希望者には毎回レッスン終了時に担任講師が宿題としてプリントを配布し、次回レッスン時に小テストを行なっています。一人で単語学習をするのが辛い…そんな場合はぜひご利用ください。

リスニング・パートの内容と対策

英検4級のリスニングは、以下のような大問が3つ、合計30の問題が出題されます。
Part 1. 会話の応答文選択(10問)
Part 2. 会話の内容一致(5問)
Part 3. イラストの内容一致(10問)

Part 1. 会話応答分選択

会話の最後の発話に対する応答として最適なものを選ぶ問題です。(放送回数2回)

Part 2. 会話内容一致

男性・女性複数人の会話が4から5センテンス流れます。その後、この会話の内容について質問する問題です。(放送回数2回)

Part 3. 文の内容一致

文章を英語で読み上げ、その文章の内容について質問する問題です。(放送回数2回)

どの内容も難易度はそれほど高くありません。中学1年生レベルの内容を終えていれば、過去問を中心に2ヶ月程度の対策で合格することができる内容です。

 

英検5級に合格するための具体的な学習プラン・おすすめ教材と
ウィリーズ英語塾活用方法

ここでは、英検5級合格に向けた具体的な学習プランやおすすめの教材、ウィリーズ英語塾の活用方法について説明します。

皆さんの現在の英語力別に3つの学習プランを用意しました。該当する箇所をご確認ください。

1)中学1年生の内容をきちんと理解された方

2)中学1年生の内容は学習したけど、まだ自信がない方

3)まだ中学1年生の内容はこれからという方

中学1年生の内容をきちんと理解された方

目標

2~3ヶ月程度のレッスンで英検5級合格を目指しましょう。

おすすめ学習プラン

英検コース | 週2~3回50分レッスンプラン

おすすめレッスン教材

【2~4ヶ月】WiLLies オリジナル英検5級Web教材

【補助教材】
旺文社 7日間完成 英検5級予想問題ドリル or 旺文社 英検5級 過去6回全問題集
旺文社 出る順パス単

ウィリーズ英語塾の活用方法

【2~3ヶ月】

WiLLies Englishオリジナル英検5級 Web教材で効率的に知識のインプットと反復トレーニングを

WiLLies Englishオリジナル英検5級Web教材を推薦します。この英検Web教材は以下3つのステップで進んでいきます。

合計50回分*の英検ミニテストを毎日PCやスマホで受講します
(*まだ作成中のミニテスもありますが、随時アップデートしています)

週2回のレッスンプランだと約6ヶ月で完了/ 週3回だと約4ヶ月で完了する計算になります。試験まで時間がない場合、途中で終了してしまっても構いません。英検形式にそった問題を数多く解くことで、必要な知識を得るだけでなく、試験に慣れていただきます。またこの英検ミニテストはスマホでも取り組めるため、通勤・通学など隙間時間を使って学習することができます。

英検ミニテストの内容を徹底的に反復トレーニングします

このWeb教材には、ミニテストの後にトレーニングパートがあります。ミニテストを受け・答え合わせをした後は、このトレーニングパートを使って徹底的に繰り返し音読とシャドーイングをしていきます。

どんな教材にも共通することですが、問題を解いただけでは英検2級に合格することはできません。例えば以下のような学習サイクルをお勧めしています。

・1日目:英検ミニテストを受け解答を確認する

・2日目:トレーニングパートを使い語彙・リーディング・リスニングの問題を2〜3回音読

・3日目:2日目と同様 各パートを5回以上音読

・4日目:3日目と同様 各パートを5回以上音読

・5日目:新しい英検ミニテストを受ける

上記のように英検ミニテストを受講後、すぐに新しいミニテストを解くのではなく、数日間かけて繰り返し音読することが重要です。同じ文章を最低でも30回は音読してみてください。最初は読むスピード(WPM)が遅いものですが、同じ文章を何度も音読することでWPMが上がってきます。この繰り返しにより初見の文章でも、文頭から英語を英語のまま理解することができるようになります。

音読は英語学習の王道です。音読をすることでスピーキング、リーディングだけでなく、リスニング力、ライティング力も同時に鍛えることができます。音読のやり方はシンプルです。自分が主人公になったつもりで感情を込めて読んでみてください。特に主語と動詞に着目し、英語の文型にも意識することでより高い効果が期待できます。 WiLLIes Englishでは毎年50名以上の英検1級合格者を輩出しています。このやり方を信じて学習に取り組んでください。

レッスンで講師と一緒に応用問題とアウトプットトレーニングを行います

レッスンでは、ミニテストの内容を踏まえた応用問題・アウトプット重視のトレーニングを講師と進めていくので、必ずミニテストを事前に解き・答え合わせをしておいてください。

例えば、語彙パートでは、ミニテストで出た単語を別の応用問題で解き、講師に英語で意味説明をします。リーディングパートは、ミニテストで扱った文章を英語で要約したり、Q&Aディスカッションを行います。これはリーディングパートを効率的に解く上で非常に効果のあるトレーニングであり、また英作文対策、スピーキング対策にもなります。リスニングも同様にミニテストで扱ったパッセージを使いQ&Aディスカッションを行います。

【注意】事前にミニテストを解くことができなかった場合も、レッスンをお休みするのではなく講師にお伝えください。レッスンの中で、講師と一緒にアウトプットトレーニングをしながら応用問題を解いていきます。

繰り返しになりますが、単にテスト形式の問題を解いただけでは、決して英検1級に合格することはできません。英検ミニテストを解き、反復トレーニングをし、講師と応用問題・アウトプットをしていくことで、英検合格に必要な知識とそれを使うための「英語脳」が自然と身につきます。

最後の1ヶ月

試験前は過去問で総仕上げ

受験まであと1〜2ヶ月になったら仕上げとして「旺文社 7日間完成 英検5級 予想問題ドリル」や「旺文社 英検5級 過去6回全問題集」に取り組みましょう。この場合も問題を解いて終わりではなく、きちんとリスニングパートのスクリプトを使ってRLCトレーニング(音読やシャドーイング)を繰り返すことが大切です。もちろんこれら教材をレッスンで利用することも可能です。

中学1年生の内容は学習したけど、まだ自信のない方

目標

4~5ヶ月のレッスンで英検5級合格を目指しましょう。

おすすめの学習プラン

英検コース | 週2~3回50分レッスンプラン

おすすめレッスン教材

【最初4ヶ月】WiLLiesオリジナル英検5級Web教材

【後半1~2ヶ月】旺文社 7日間完成 英検5級予想問題ドリル or 旺文社 英検5級 過去6回全問題集

【補助教材(自習用)】旺文社 出る順パス単

ウィリーズ英語塾の活用方法

※先述した「中学1年生の内容をきちんと理解された方」の内容をご確認ください。学習期間は異なりますが、学習内容、おすすめの教材は同様になります。

まだ中学1年生の内容はこれからという方

キッズコースで英検Jr SILVER、GOLD合格を目指しましょう。もしくは中学生でしたら中学生コースで中学1年生の内容を学習した後、英検コースで4~5ヶ月間を目安に英検5級の準備をしましょう。

おすすめの学習プランと教材

キッズコース | 週2回25分レッスンプラン

WiLLiesオリジナルキッズ教材(英検Jr SILVER, GOLD)

おすすめの学習プランと教材

中学生コース | 週2回50分レッスンプラン

英文法パターンドリル(中学1年生)/ ハイパー英語教室中学英語長文1 改訂版(基礎からはじめる編)