👑【変幻自在の魔術師!】英語の「不定詞 (to do)」を完全攻略!

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2025.11.14

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👑【変幻自在の魔術師!】英語の「不定詞 (to do)」を完全攻略!

Hey everyone!あなたの専属英語コーチ、WiLL先生です!😎

英語を学び始めて、誰もが一度はぶつかる巨大な壁…それは、今日の主役 不定詞 (to + 動詞の原形) です。

I want to study English. って、なんで動詞が2つあるの?

to が多すぎて、どの to が不定詞なのか、もうワケがわからない!

名詞的用法?形容詞的用法?副詞的用法?…もう聞いただけで頭が痛い!

その気持ち、痛いほど分かります!しかし、もしあなたが不定詞を「ただの面倒なルール」だと思っているなら、英語の表現力を9割損していると言っても過言ではありません!実は、不定詞は、たった一つの動詞を【名詞】【形容詞】【副詞】という全く別の品詞に【変身】させる、英語界屈指の魔術師なのです。

今日の講義は、皆さんが抱える不定詞への苦手意識を完全に破壊し、それを【未来を語るための最強の武器】へと変えるためのものです。

【1】不定詞の心臓部:「これから〜する」という【未来への矢印】

まず、不定詞の全てを貫く、たった一つのコアイメージを頭に叩き込んでください。それは【「今」から「未来」のある一点に向かって、意識や行動の矢印が向かっている】という感覚です。

to という単語が、もともと「〜へ」という方向を示す前置詞であることからも分かるように、不定詞は常に【これから〜すること】という未来志向のニュアンスを持っています。この【未来への矢印】というイメージさえあれば、これから学ぶ3つの用法が、驚くほどスッキリと繋がります。

【2】変身①:「〜すること」【名詞】になる顔(名詞的用法)

不定詞が、文の中で【名詞】の役割を果たす顔です。つまり、文の【主語】【目的語】【補語】という主役級のポジションに座ることができます。

  • 【主語】になる
    It is important to learn English. (英語を学ぶことは大切だ。)
    To learn English is important.より、仮主語のItを使うのが一般的。
  • 【目的語】になる(最も頻出!)
    I want to go home. (家に帰りたい。)
    want (したい) や decide (決める) といった動詞は、すべて【これから】の行動に向けられているので、不定詞と相性抜群です。
  • 【補語】になる
    My dream is to be a teacher. (私の夢は教師になることです。)
    夢は【未来】に実現するものだから、ここでも不定詞がピッタリですね。

【3】変身②:「〜するための」【形容詞】になる顔(形容詞的用法)

次は、不定詞が直前の【名詞】を詳しく説明する、形容詞の顔です。コアイメージは【その名詞が、これから何に使われるのか、どんな役割を持つのか】を、後ろから説明する感覚です。

I have a book to read. (私には【これから】読むための本があります。)

He needs something to drink. (彼は【これから】飲むための何かが必要です。)

英語は「結論が先」。まず a book と言ってから、「どんな本?」→「読むための本だよ」と後ろから補足する。この「後ろから修飾」という英語のリズムに慣れることが、上達への近道です!

【4】変身③:「〜するために」【副詞】になる顔(副詞的用法)

これが最も意味が多くて混乱しがちですが、大丈夫。【未来への矢印】のイメージがあれば、全て繋がります。

  • 目的:「〜するために」(最も多い!)
    I went to the library to study. (私は勉強するために図書館へ行きました。)
    → なぜ図書館へ行ったのか?その【目的(未来の行動)】を説明しています。
  • 感情の原因:「〜して」
    I’m happy to see you. (あなたに会えてうれしい。)
    → なぜ happy なのか?その原因が「あなたに【これから】会うこと」だからです。
  • 結果:「〜して…になる」
    She grew up to be a famous artist. (彼女は成長して、有名な芸術家になった。)
    → 時間の流れという矢印の先に、どんな結果が待っていたかを説明します。

【5】応用編:否定の形と、時を遡る魔法

① 否定の形は、矢印の前に「壁」を置くだけ!
「〜しないこと」と否定したい場合は、矢印(to)の直前に not という壁を置くだけです。
I decided not to go. (私は行か【ない】ことに決めた。)

② 時を遡る魔法【完了不定詞】
to have + 過去分詞 の形は、【主節の動詞よりも、時間が過去にズレている】ことを示すサインです。
He seems (今〜に見える) to have lost (過去になくした) his wallet.
(彼は財布をなくしたようだ。)

🎓 まとめ:不定詞は、あなたの「未来」を語るための言葉

いかがでしたか?不定詞のコアイメージは、常に【未来への矢印】です。

用法 役割 見分け方 例文
名詞的用法 〜すること 文の主語・目的語・補語になる I want to swim.
形容詞的用法 〜するための 直前の名詞を説明する I need water to drink.
副詞的用法 〜するために、〜して 動詞や形容詞を説明する I came here to learn.

自分のやりたいこと (I want to...)、やるべきこと (I have something to...)、そしてその目的 (I study English to...)。不定詞を使いこなすことは、まさに「自分の未来を英語でデザインする」ことなのです。

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