【論理的な英語はここから始まる!】最強の接着剤「等位接続詞 FANBOYS」を完全攻略!

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2025.11.14

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👑【論理的な英語はここから始まる!】最強の接着剤「等位接続詞 FANBOYS」を完全攻略!

Hey everyone!あなたの専属英語コーチ、WiLL先生です!😎

「リンゴとオレンジ」
「頑張った、しかし失敗した」

私たちの会話や文章は、【言葉と言葉を繋ぐ】ことで、初めて意味のあるストーリーになります。そして、その「繋ぐ」という最も重要な役割を担うのが、今日の主役、接続詞です。

しかし、この接続詞の世界は、多くの学習者を混乱の渦に巻き込みます。

butalthough って、どっちも「しかし」でしょ?何が違うの?

so の前にカンマ(,)が付いたり付かなかったり…もう、ルールが分からない!

その気持ち、痛いほど分かります!しかし、安心してください。接続詞の世界には、まず最初にマスターすべき【最強の7人】がいます。彼らを使いこなせれば、あなたの英語の論理構造は劇的に改善し、驚くほどクリアで分かりやすいコミュニケーションが可能になります。さあ、今日はその最強の7人、通称【FANBOYS】の正体を暴き、あなたの英語を「単語の羅列」から「説得力のあるストーリー」へと進化させましょう!

【1】等位接続詞の心臓部:「対等な関係」で繋ぐ【天秤】のイメージ

まず、等位接続詞の全てを貫く、たった一つのコアイメージを頭に叩き込んでください。それは【天秤の両側に、同じ重さ・同じ価値のもの(語と語、句と句、文と文)を乗せて、バランスを取る】という感覚です。

I like coffee and tea.
coffee【単語】と tea【単語】を対等に繋いでいます。

She was tired, but she kept working.
→ 「彼女は疲れていた」【文】と、「彼女は働き続けた」【文】を対等に繋いでいます。

このように、等位接続詞は、文法的に「同じレベル」のものしか繋げない、非常に公平な審判員なのです。

【2】最強の7人!【FANBOYS】のキャラクター紹介

この公平な審判員には、代表的な7人のメンバーがいます。彼らの頭文字を取って、FANBOYSという愛称で覚えましょう!

  • For (なぜなら〜なので)
  • And (そして〜)
  • Nor (〜もまた…ない)
  • But (しかし〜)
  • Or (または〜)
  • Yet (それでも〜)
  • So (だから〜)

まずは、お馴染みの3人から見ていきましょう。

① And (追加・並列の王様)
最も基本的で、最もよく使われる接続詞。似たもの同士をどんどん追加していきます。
He is kind and honest. (彼は親切【で、さらに】正直だ。)

② But (逆接のエース)
and とは正反対に、対立する内容を繋げます。「A、しかしB」という逆の流れを作ります。
He is rich but unhappy. (彼は裕福だ、【しかし】幸せではない。)

③ Or (選択のスペシャリスト)
「A または B」という選択肢を提示します。
Would you like coffee or tea? (コーヒー【か】紅茶、どちらにしますか?)

【3】FANBOYSの上級メンバーを使いこなせ!

and, but, or はお馴染みですが、残りの4人を使いこなせると、あなたの英語は一気に深みを増します。

④ So (結果を示すまとめ役)
「A、だからB」と、原因と結果をスムーズに繋ぎます。
It was raining, so we stayed inside. (雨が降っていた、【その結果】中にいた。)

⑤ For (理由を後付けする解説者)
so とは逆に、「B、なぜならAだからだ」と、結果の後に理由を補足説明します。少し古風で、書き言葉的な表現です。
He must be tired, for he has been working all day.

⑥ Yet (「驚きの逆接」を演出する役者)
but と似ていますが、「(予想外だが)それでもなお〜だ」という、驚きのニュアンスを含みます。
He is young, yet very wise. (彼は若いが、【それでもなお】非常に賢い。)

⑦ Nor (「否定」を繋ぐ孤高の存在)
前の否定文を受けて、「〜もまた…ない」と、否定を重ねる特殊な接続詞です。
He doesn’t drink, nor does he smoke. (彼はお酒も飲まないし、タバコも吸わない。)
nor の後ろは、疑問文と同じ語順(倒置)になる、という奇妙な癖があります。

【4】絶対に守るべき「カンマ( , )」のルール

さあ、ここで多くの学習者が混乱する【カンマの有無問題】に、今日、終止符を打ちましょう。ルールは驚くほどシンプルです。

FANBOYSが【文と文】を繋ぐとき、その直前にカンマ(,)を置く。

I wanted to go out, but it was raining.
I wanted to go out【文】と it was raining【文】を繋いでいるので、カンマが必要です。

I like coffee and tea.
coffeetea は【単語】なので、カンマは不要です。

このルールを意識するだけで、あなたのライティングは格段に読みやすく、プロフェッショナルな印象になります。

🎓 まとめ:FANBOYSは、あなたの思考を整理する「道しるべ」

いかがでしたか?等位接続詞 FANBOYSは、単に単語を繋ぐだけの存在ではありません。それは、あなたの思考の流れる方向(追加・逆接・選択・結果など)を、聞き手や読み手に明確に示すための【道しるべ】なのです。

接続詞 役割 例文
For 理由の後付け ..., for he was tired.
And 追加・並列 A and B.
Nor 否定の追加 ..., nor did I.
But 逆接 A, but B.
Or 選択 A or B.
Yet 驚きの逆接 A, yet B.
So 結果 A, so B.

これらの接続詞を正しく使うことで、あなたの話や文章は論理的になり、説得力が増し、聞き手はストレスなく内容を理解することができます。

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