【もう「上から目線」なんて言わせない!】ネイティブの命令文を完全攻略!
COLUMNウィリーズ英語塾コラム
2025.11.12
英文法
ビジネス・日常英会話
英検
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👑【もう「上から目線」なんて言わせない!】ネイティブの命令文を完全攻略!
Hey everyone!あなたの専属英語コーチ、WiLL先生です!😎
「命令文」と聞くと、あなたはどんなイメージを持ちますか?「〜しなさい!」という、少し強くて、上から目線な感じ…。ビジネスシーンや初対面の人には使いにくいな…、そう思っていませんか?
もし、あなたがそう感じているなら、本当にもったいない!
実は、ネイティブが使う命令文は、「指示」や「命令」だけではありません。「丁寧な依頼」「温かい提案」「心からの応援」など、驚くほど豊かで人間味あふれる表情を持っているのです。
今日の講義は、皆さんが抱える命令文への【誤解】を完全に解きほぐし、それを【人心を動かす魔法のツール】へと変えるためのものです。さあ、主語がない不思議な文、命令文の本当の姿を解き明かし、あなたのコミュニケーション能力を次のレベルへと引き上げましょう!
今日の「命令文」完全攻略メニュー
【1】命令文の基本:ダイレクトに働きかける魔法
まずは基本の形から。命令文は、なぜ主語の you がないのでしょうか?それは、省略されているからではありません。【目の前のあなたに、直接語りかけているから、言うまでもなく不要】なのです。
コアイメージは【思考のタイムラグなく、相手に直接行動を働きかける】です。
Close the door. (ドアを閉めて。)
Be quiet. (静かにして。)
動詞の原形からいきなり始まるのは、この「ダイレクト感」の表れです。回りくどい言い方をせず、ストレートに行動を促しているのですね。
【2】印象をガラリと変える:PleaseとDon’tの使い方
魔法の言葉【Please】で「指示」を「丁寧な依頼」に
「でも、やっぱりストレートすぎるのはちょっと…」と感じるあなたへ。魔法の言葉 Please を授けましょう。これを文の前か後ろにつけるだけで、命令文は一瞬で【丁寧な依頼】に変わります。
Please sit down. (どうぞお座りください。)
Close the window, please. (窓を閉めていただけますか。)
ビジネスシーンで「少々お待ちください」と言うとき、Please wait a moment. は必須フレーズです。これは命令ではなく、相手への配慮を示す、洗練されたコミュニケーションなのです。
温かい禁止【Don’t】で、相手を気遣う
「〜するな」という禁止の命令文は、Don't (Do not) を文頭に置くだけです。この Don't は、単に禁止するだけでなく、相手を心配したり、励ましたりする温かいメッセージにもなります。
Don’t touch it. (それに触らないで。)
Don’t be shy. (恥ずかしがらないで。)
Don’t forget to call me. (電話するのを忘れないでね。)
これは命令ではなく、相手の背中を優しく押してあげるような表現ですね。
【3】もう迷わない!Let’sとLet meの決定的な違い
さあ、ここで多くの学習者が混同する【Let’sとLet meの謎】に光を当てましょう。
仲間意識の【Let’s】で、一緒に未来へ
Let’s は、Let us の短縮形。コアイメージは【私たち(us)で、一緒に〜しましょう】という、仲間への提案・勧誘です。
Let’s go for a walk. (散歩に行こう。)
積極性の【Let me】で、一歩前に出る
一方、Let me は「私に〜させてください」と、許可を求める表現。コアイメージは【(あなたがやるべきかもしれないけど)ここは私にやらせてほしい】という、積極的な申し出です。
Let me help you. (手伝わせてください。)
【4】命令文の応用技:応援、提案、未来の予言
もはや命令じゃない!気持ちを伝える【応援フレーズ】
これから紹介するのは、形は命令文ですが、その心は100%【相手への応援や気遣い】です。
Be careful. (気をつけてね。)
Have fun. (楽しんでね!)
Take care. (お大事に。/元気でね。)
これらは命令ではなく、相手の幸運を願う、心温まるコミュニケーションツールです。
未来を予言する【and / or】
命令文は、and や or と手を組むことで、未来を予言する魔法の構文に変わります。
Hurry up, and you’ll catch the train.
(急ぎなさい、【そうすれば】電車に間に合うよ。)
Hurry up, or you’ll be late.
(急ぎなさい、【さもないと】遅れるよ。)
最終手段!感情を込める【You + 命令文】
基本的には主語をつけない命令文ですが、あえて You をつけることがあります。これは、感情をむき出しにしたり、特定の人を指して強く指示したりするときの【最終手段】です。
You be quiet! (【お前は】黙っていろ!)
You stay here. (【君だけは】ここにいなさい。)
🎓 まとめ:命令文は、相手との距離を縮めるコミュニケーションツール
「命令文=上から目線」というイメージは、もうすっかり消え去ったのではないでしょうか。
| 用法 | 役割 | 例文 |
|---|---|---|
| 基本形 | 直接的な指示 | Open the window. |
| 丁寧な命令 | 丁寧な依頼 | Please help me. |
| 否定命令 | 禁止・忠告 | Don’t worry. |
| Let’s | 提案・勧誘 | Let’s start. |
| Let me | 積極的な申し出 | Let me handle it. |
| 応援フレーズ | 気遣い・激励 | Have a nice day. |
| + and / or | 結果の予言 | Study hard, and... |
| 強調命令 | 強い感情・指名 | You listen to me. |
命令文の本当の姿は、【目の前の相手に、心を込めて直接働きかける】ための、最も人間らしいコミュニケーションツールなのです。相手を励まし、気遣い、共に未来へ向かう。そんな豊かな表現力を、命令文は秘めています。
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