子供が英語好きになるための大切な5つのステップ
COLUMNウィリーズ英語塾コラム
2025.01.08
kids英会話
英語学習の悩み
テーマ:
子供が英語好きになるための大切な5つのステップ
ここでは、小学生以下のお子様を持つご両親の皆さんに「子供が英語好きになるための大切な5つのステップ」を紹介します!
(7日間伴走チャレンジの内容です)
- 子供向けオンライン英会話で絶対にやってはいけないこと
- 子供が英語好きになる 「一番大事なこと」
- 子供が英語好きになる「褒め方」
- 子供が英語好きになる「成功体験と宿題」
- 子供が英語好きになる「成功体験と英検Jr」
- 子供が英語好きになる「質問」
- あえて急がない
1. 子供向けオンライン英会話で絶対にやってはいけないこと
突然ですが、
みなさんがいきなり 日本語が全く通じないアラビア語のマンツーマンクラスに放り込まれたらどういう気持ちになりますか?
多くの人は 「はやくこの場を立ち去りたい、、」
と思うのではないでしょうか?
それは皆さんのお子様も同様です。
自分の子供には英語で困らせたくない。
はやくから英語を習って英語好きになってほしい。
どの親もそのように思っています。
しかし、残念なことにほとんどのお子様はそのようには考えていません、、
いきなり全く理解できない英語のクラスに放り込まれ
「はやくこの場を立ち去りたい、、」 と思っています。
私の長女も全くそうでした。
半年もせず英語が大嫌いになり、挫折してしまいました。
私の長女に限らず、
WiLLies EnglishのKidsコースに入会いただいたものの、残念ながら途中退会になってしまったご両親にお話しをたくさん聞いてきました。
するとあるパターンがあることに気づきました。
それは「親がレッスンに関与できていない」 というこの1点でした。
この親が関与できていないというのは、
レッスンの最中もそうですが、レッスンに向けた準備(=宿題へのとりくみ)もそうです。
一方で、英語好きになったお子様は、確実に親が大なり小なり関与しています。
皆さんのお子様が日本語を覚える過程を思い出してみてください。
ご両親がいろいろと関与されましたよね。
英語の場合も最初はそのサポートが必要なのです。
すくなくとも3ヶ月から半年は必要です。
もしサポートは無理だという場合は、お子様が英語嫌いになる前に今はストップしておいたほうが懸命かもしれません。
もしくは日本人講師のコースに切り替えるほうが良いと思います。
(WiLLies Englishにも小学生向けに日本人講師のグループコースを開設しました)
ただ、毎日お仕事や家族のお世話で大変な皆様です。
そんなに大変なものではありません。むしろ楽しいほうが多いです。
ちょっとした親関わりで子供は英語好きになります。
そうすればあとは勝手に英語を楽しく学ぶようになります!
せっかくの機会です。
次は「子供が英語好きになる一番大事なこと」についてお話ししたいと思います。
2. 子供が英語好きになる 「一番大事なこと」
子供が英語好きになるために最も大切なこと。
「まずは親が楽しむ!」
これだけです。
正直これさえできれば絶対に皆さんのお子様は英語好きになります。
例外はありません。
子供を本好きにするには親が本を読む姿を見せなければいけないと よく言われますよね。
英語もそのとおりなのですが、そこまでがんばる必要はありません。
—————————————————
子供と親と担任の先生との楽しい時間
—————————————————
この考え方が最強です。
WiLLies EnglishのKidsコースは親も参加して 一緒に英語を楽しむ時間。
子供と会話する時間。
そう捉えてほしいのです。
もちろん、子供が一人でレッスンできるようになるまでで構いません。
WiLLies Englishのレッスンは担任制が基本です。
毎回同じ先生がレッスンを受け持ちますが、親もレッスンに参加していただいてOKです。
そしてお子様の支援はそこそこに、親もレッスンを楽しんでください。
カタコト英語でも問題ないです。
むしろカタコト英語でも楽しんでいる姿をお子様に見せてあげてください。
お子様、親、担任の先生、3人が楽しむ時間。
これができれば、もう半分以上成功したのも同然です。
私は、子供が一人でレッスンに参加できるようになった後も、
ちょくちょくレッスンに飛び入り参加していました。
毎週のレッスンを、親がまずは楽しみな時間にする。
これが一番大切です。
次は、ご両親がレッスンに参加した際の大切な「褒め方」についてお話しします。
3. 子供が英語好きになる「褒め方」
皆さん、
前回は「子供が英語好きになるには親もレッスンを楽しむこと」についてお話ししました。
今日は、ステップ 2。
子供の褒め方についてお話しします。
皆さんが子供と一緒にレッスンに参加したら、どんどん褒めてほしいのですが、
褒め方には注意が必要です。
「科学的な子供の褒め方」
ご存じでしょうか?
実は褒め方一つで子供の意識が大きく変わることが科学的に証明されています。
例えば一番やってはいけない褒め方は
「頭いいね!」 という褒め方。
これだと子供は
・ミスすることを恐れるようになります(ミス = 頭が悪いと認識する)
・ミスしても自分で改善しようと思わなくなります(ミス = 自分の力が及ばないこと)
・努力するよりも、賢く見せるようになります
じゃあどういった褒め方がいいのでしょう?
「過程や努力したことを褒める」 です。
例えば
「すごい! どうやって分かったの?」
「すごいな! よくがんばってるね」
と子供ががんばっていることに注目して褒めてあげてください。
もう一つは
「ありがとう」
「助かった!」
という声かけです。
レッスン中に親は積極的に、子供に助けを求めてください。
「これなんて応えるんだっけ、、?」 と。
そして子供と一緒に考えて応えることができたら
「助かったわ!Thank you!」 と一言。
このような褒め方をすることで、
子供は楽しみながらもっと努力するようになっていきます。
あと、英語はノリがとっても大切です!
「やるね〜!助かったわ〜」と、グータッチしましょう。
普段はそういうノリでないご両親もご心配なく。
英語の世界ではいつもと違う素顔をお子様にみせてあげてください!
とっても大切なことです。
次は、子供が英語好きになるための成功体験の作り方 ~宿題への取り組み方~ についてお話しします。
4. 子供が英語好きになる「成功体験と宿題」
子供にはいろんな成功体験をしてもらい、
自分に自信を持つ子供に、努力する子に育ってほしいですよね。
簡単な方法があります。
毎日10分、次回のレッスンに向けた宿題に取り組むことです。
WiLLies Englishのレッスンでは毎回宿題がでます。
宿題といっても次回のレッスン箇所を音読するだけです。
これをやれば次回のレッスンでは先生の話が理解できるだけでなく、
いろんな問いかけに応えられるようになります。
そうしたら前回お話しした科学的な褒め方
「すごい!宿題がんばったね」
「助かったよ!Thank you」
といった声かけができるようになります。
これが子供の成功体験になっていきます。
それではいつも忙しい皆さんがどうやって子供に毎日10分音読させるのか?
- 宿題にとりくむ時間と場所を決める
- 宿題をするための事前準備をしておく
- 宿題表をつくる
この3つで毎日10分の音読が習慣化するようになります。
- 宿題にとりくむ時間と場所を決める とは、
・朝ごはんを食べる前の10分間を音読の時間にする
・学校から帰ってきたらすぐ10分間を音読の時間にする
・夕ご飯を食べる前の10分間を音読の時間にする
といったことを決めます。
鍵は何かとセットにすること。
「ご飯を食べる前」
「歯を磨いた後」
「お風呂から上がった後」・・
そうすることで習慣化がぐんと楽になります。
- 宿題をするための事前準備をしておく とは、
教材をいつも開いてすぐに子どもが手にとれるようにしておくことです。
例えば「ご飯を食べる前」であれば、食卓に教材を置いておきましょう。
すぐに音読できるという環境が、子供の英語学習の習慣化を助けてくれます。
- 宿題表をつくる とは、
宿題をしたら表にスタンプ、○をつけてあげるというものです。
学校でよくある読書カードみたいなものです。
100円ショップで、子ども専用のカレンダーを買っても良いです!
注意が必要なのは、100%完璧を目指さないこと。
できない日があれば、まずは50%を目指して良いし、
10分できなくても5分できたら○とする
小学4年生の生徒さんが英検3級に合格したと嬉しい報告をいただきました。
どんな対策をしましたか?と伺ったところ
「毎朝ご飯を食べる前に、WiLLies Englishの音読の宿題をやっただけです。
過去問をちょっと見ただけで特に英検対策はしていません。」
とのことでした。
毎日の音読は、英語力向上に抜群に効果があるだけでなく、 努力した結果の成功体験にも繋がります。
次はもう一つの成功体験、英検Jrについてお話しをします。
5. 子供が英語好きになる「成功体験と英検Jr」
皆さん「英検Jr」はご存じでしょうか?
すでに受験されているご家庭もいらっしゃると思います。
今日はこの「英検Jr」についてお話しします。
英検Jrは、小学校の外国語活動に対応した子ども向けのオールイングリッシュテストです。
Bronze
Silver
Gold
の3つのレベルがあります。
こちらにサンプル問題があるのでぜひご確認ください。
Goldレベルになると英検5級の内容にも入っていきます。
この英検Jrはオンラインですぐに受講ができて
お値段も2300円~2700円ととってもリーズナブル。
さらに後日、成績表と成績証明書が送付されてきます!
これから幾度となく試験は経験されていくと思いますが、
そのお試し版としてとってもおすすめです。
WiLLies Englishの Kidsコースは、
この英検Jrのレベルに連動する形で構成されています。
毎日の音読 → WiLLies Englishでのレッスン → 英検Jrで力試し
英検Jrは合否判定はありません。
・前回よりもスコアが上がった!
・SilverやGoldにチャレンジできた!
そういう成功体験を得ることで、自分へのに自信につながっていきます。
多くのKidsコースの生徒さんをみていてもそれがわかります。
Kidsコースをスタートして半年〜9ヶ月くらい経ったら、一度英検Jrを受験してみてください。
合否判定はありませので、同じレベルを繰り返してかまいません。
ぜひチャレンジしてみてください!
成績証明書をみると子どもたちのやる気はさらに上がります。
次は、子供が英語好きになるためのちょっとした「質問」についてお話しいたします
6.子供が英語好きになる「質問」
「子供がYouTubeばかりみて。。」
「子供がアマプラ、Netflixばかり見て困る。。」
「子供がゲームばかりしてる。。」
と悩んでいらっしゃるご両親は多いと思います。
もちろんある程度の制限やルールは必要ですが、
「今日のYouTubeはどんなの見たの?」
「そこではどんなことが起きたの?」
「それどうやってやったのかな?」
「なぜそうなったんだろうね?」
と聞いてみてはどうでしょうか?
そして
「こんなYouTubeあるからちょっと一緒にみてみよう」
と一緒に見ることも。
なにが言いたいかというと、
子供が何気なく見聞きしたものを、
親が質問することで、より深く考えたり、好奇心を持たせることも重要だと思うのです。
WiLLies Englishのレッスンでも同じです。
もし親が参加している段階であれば、
先生に
・先生はどう?
・フィリピンではどうなの?
・アメリカではどうなってるんだろう?
と聞いてみてください。
そして子供と先生と一緒に考えてみる。
もし子供が一人でレッスンを受けていれば、
子供に
・今日のレッスンどうだった?
・それってフィリピンではどうなってるんだろうね?
・ちょっと調べて教えてくれない?すごく知りたい
・(調べてくれたら)「おっすごい!ありがとう」
そんなちょっとした質問だけで、子供の視野はぐんと広がります。
子供は、
親が「教える」という姿勢をとったとたん 拒否反応や反抗をしたくなるものです。
一方で、親や先生と一緒に考えたことは記憶に残ることが多いようです。
ぜひWiLLies Englishのレッスンをこのように使っていただければと思います。
子供が英語好きになる、子供がグローバルな視点を持つきっかけに、レッスンを使うのもありです。
7. あえて急がない
今日は7日間最後になります。
最終日は私自身の経験についてお話ししたいと思います。
私には、
高校3年生の娘、
中学1年生の娘、
小学3年生の息子がいるのですが、
もちろん全員最初は WiLLies Englishのキッズコースに入れました。
ただ長女はまったく合わなかったんです。
その最大の理由は、外国人とまったく知らない英語を使っての25分が耐えられな
いということでした。
私自身もレッスンに一緒に参加してどうにかやってたのですが、
ついにはレッスンをギブアップしてしまいました。
でも、英語は重要なのでどうしようかと考えていて、
じゃあ長女のために私が週一回レッスンして、日々の宿題をだして英検合格を目指してやらせたんです。
最初はこれも嫌がったんですが、
だんだんと楽しくなったみたいで、小学6年生のときに英検5級に受かりました。
すると英語好きになって、
日々の宿題も習慣化されたようで、 毎朝10分英語の音読をするようになりました。
小学6年生の終わりには、
自分からWiLLies Englishのオンライン英会話やりたいって言い出しました。
それから毎週1回のレッスンをずっと続けています。
いま彼女は高校3年生ですが、
高1のときに英検準1級に合格して、今年指定校推薦で大学も決まりました。
国際関係の学部に進むということで、英語を使った仕事につきたいという夢もあるようです。
なにが言いたいかというと「急がなくてもいい」のだな ということです。
当校のキッズコースを受講されていたお子様のご両親から、
「ちょっとうちの子にはオールイングリッシュは早すぎました。またちょっと時期がきたらお願いします」
といって一度退会され、
中学生になってから再会される生徒もいらっしゃいます。
もちろん早くから英語に取り組めればそれにこしたことはないですが、 急ぐ必要はないなと思います。
今回お話しさせていただいた
・Step 1. まずは親がレッスンを楽しむこと
・Step 2. 科学的に褒める
・Step 3. 宿題の習慣化(成功体験)
・Step 4. 英検Jrチャレンジ(成功体験)
・Step 5. 視野を広げる質問
こういったちょっとしたことをやりながら、
みなさんとご一緒に、大切なお子様を英語好きにできればと考えています。
ただ、もし半年程度やってみて合わないようであれば、
急がず、また時期がきたらぜひ一緒にやれればとも思います。
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