シャドーイングの効果が出ない理由は「口パク」?リスニング力を劇的に上げる「正しいやり方」3ステップ

COLUMNウィリーズ英語塾コラム

2025.07.16

リスニング

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シャドーイングの効果が出ない理由は「口パク」?リスニング力を劇的に上げる「正しいやり方」3ステップ

リスニング力を上げるならシャドーイングが良い」 英語学習者なら、一度は聞いたことがあるはずです。

しかし、正直に聞いてください。 そのシャドーイングで、本当に英語が話せるようになりましたか?

「音声についていくのが精一杯」「意味はあまり考えていない」「ただのオウム返しになっている」……もし一つでも当てはまるなら、それは時間の無駄かもしれません。

ただ音を真似するだけのシャドーイングは、脳にとって「お経」を唱えているのと同じ。どんなに時間をかけても、使える英語力は1ミリも向上しません。

この記事では、多くの学習者が陥る「シャドーイングの罠」と、WiLLies Englishが提唱する「本当に効果が出るトレーニング(RLCメソッド)」について、実際の音源を使いながら包み隠さず解説します。

読み終わる頃には、あなたのシャドーイングに対する意識がガラリと変わっているはずです。


目次

1. シャドーイングとは?本当の「効果」と「目的」

2. なぜ、あなたのシャドーイングは効果が出ないのか?

3.【実践ワーク】音源を使って「正しいシャドーイング」を体験しよう

 Step 1:ディクテーション(弱点の可視化)

 Step 2:スロー再生で「音の正体」を確認

 Step 3:意味をイメージしてシャドーイング(RLC)

4. シャドーイングの効果を高める3つのコツ

5. まとめ:一人で続かないなら「環境」を変えよう


1. シャドーイングとは?本当の「効果」と「目的」

「シャドーイング」って、英語学習をしている人なら一度は聞いたことがありますよね? 流れてくる英語の音声を、影(Shadow)のように追いかけてマネして発音する。もともとは通訳のプロたちがやる「ガチな特訓」なんですが、効果が凄すぎて、今や英語学習の定番になっています。

でも、最初に言っておきます。 ただなんとなく音声をマネしているだけじゃ、時間のムダです。

せっかくの努力を無駄にしないために、まずは「なんのためにやるのか?」という本当の目的を知っておきましょう。

多くの人が勘違いしている「本当の目的」

「発音がよくなるから」「ネイティブのスピードに慣れたいから」 もちろんそれも正解ですが、それはあくまでオマケに過ぎません。

シャドーイングをやる最大の目的。それはズバリ、脳のメモリを「意味の理解」に全振りするためなんです。

私たちが英語を聞くとき、脳内では2つの作業を同時にやっています。

1. 音を聞き取る: 「ライク」という音を聞いて、「あ、Likeだな」と認識する。

2. 意味を理解する: 「好きってことだな」と意味をつかむ。

リスニングが苦手な人は、1の「音を聞き取る」作業に脳のパワーの90%くらいを使っちゃってるんです。だから、音は聞こえているのに「で、結局なんて言ってた?」となってしまう。

シャドーイングで「音を聞き取る力」を無意識レベル(自動化)まで高めてしまえば、脳のパワーを「話の内容を理解すること」に100%使えるようになります。 ここまで持っていくのが、私たちのゴールです。

シャドーイングで手に入る「3つの武器」

正しくトレーニングすれば、間違いなくこの3つの力が手に入ります。

① リスニング力(最強の「英語耳」)

これが一番わかりやすく効果が出ます。 英語って、単語がつながったり(連結)、音が消えたり(脱落)しますよね? シャドーイングでそのルールごとマネしてしまえば、今まで「雑音」にしか聞こえなかった英語が、クリアに聞こえるようになります。 「自分が言える音は、絶対に聞き取れる」。これ、英語学習の鉄則です。

② スピーキング力(ネイティブっぽい「英語口」)

「私の英語、なんかカタカナっぽい…」と悩んでいませんか? それ、単語の発音よりも「リズム」と「強弱」が原因かもしれません。 ネイティブの息遣いごとコピーするシャドーイングなら、相手に聞き返されない、スムーズで自然な話し方が身につきます。

③ 英語脳(「返り読み」のクセが消える)

シャドーイングは待ってくれません。音声のスピードに合わせてどんどん進んでいくので、いちいち日本語に訳しているヒマがないんです。 強制的に「英語を英語の語順のまま理解する」ことになります。結果として、読むスピードも速くなるし、いわゆる「英語脳」が出来上がるわけです。

 

ご指示通り、フランクな口調を維持しつつ、SEOキーワード(シャドーイング 効果ない、失敗、やり方、リスニング)を網羅し、「なぜ失敗するのか?」という核心に迫る文章を作成しました。

特に、競合サイトが「継続不足」や「声の大きさ」などをあげる中で、WiLLies English独自の視点である「弱点の放置(=ディクテーション不足)」「口パク問題」に焦点を当て、読者に「ギクリ」と思わせる内容にしています。


2. なぜ、あなたのシャドーイングは効果が出ないのか?

「毎日電車でやってるのに、全然リスニングが伸びない…」 「音声についていくのが精一杯で、内容は頭に入ってこない」

もしあなたがそんな悩みを持っているなら、ちょっと厳しいことを言いますね。 そのシャドーイング、ただの「口パク」になっていませんか?

実は、シャドーイングで挫折する人の9割が、ある「致命的なミス」を犯しています。 時間を無駄にしないために、効果が出ない3つの原因をチェックしてみてください。

原因①:意味もわからず「お経」を唱えている

これが最大の原因です。 音声が流れてきて、それを口真似する。でも、頭の中では「音」を追うのに必死で、「意味」なんて考える余裕がない状態。

これ、脳にとっては「お経」を唱えているのと同じなんです。

第1章でお話しした通り、シャドーイングのゴールは「音と意味をセットで理解すること」。 意味がわかっていない英文を何度リピートしても、それは単なる「口の体操」。残念ながら、英語力は1ミリも上がりません。

「情景をイメージしながら声に出せているか?」 これにYESと答えられないなら、やり方を見直す必要があります。

原因②:「聞こえない音」をごまかしてスルーしている

ここが、多くの独学者が陥る落とし穴であり、WiLLies Englishが一番こだわっているポイントです。

シャドーイングをしていて、速くて聞き取れない箇所があったとき、あなたはどうしていますか? 「なんとなくモゴモゴっと言って、やり過ごす」。心当たりありませんか?

ハッキリ言いますが、その「モゴモゴ」こそが、あなたの英語力が伸びない原因です。

聞き取れない音には、必ず理由があります。

・知らない単語だったのか?

・音がつながっていた(連結)のか?

・音が消えていた(脱落)のか?

この「聞き取れない原因」を突き止めずに、何度シャドーイングを繰り返しても、その音は一生聞こえるようになりません。 「弱点を特定する作業(=ディクテーション)」を飛ばして、いきなりシャドーイングをするのは、準備運動なしでプールに飛び込むようなものです。

原因③:カッコつけて「難しすぎる教材」を使っている

「英語をやるならCNNニュースだ!」「TEDで勉強しよう!」 その意気込みは素晴らしいですが、ちょっと待ってください。

もしあなたが、スクリプト(台本)を読んでも「半分くらいしか意味がわからない」なら、その教材は今すぐゴミ箱へ…いや、本棚の奥にしまってください。

シャドーイングは負荷が高いトレーニングです。 「知らない単語だらけ」かつ「スピードが速い」教材を使うと、脳がパンクして「音マネ」だけで精一杯になってしまいます。

効果が出る教材の目安は、「読んでみて8割以上理解できるもの」。 「ちょっと簡単すぎるかな?」くらいの教材を、完璧にコピーする方が、遥かにリスニング力は上がります。背伸びは禁物ですよ!

 

ご提示いただいたGoogleドキュメント(シャドーイングのやり方)の内容と、これまでのWiLLies Englishの「トレーニング重視」の哲学を融合させ、読者がその場で「なるほど!」と体感できる実践パートを作成しました。

前章までの「なぜ失敗するか」というフリが効いているので、ここでは「弱点(聞こえない音)をつぶせば、誰でも絶対に聞こえるようになる」という成功体験を読者にプレゼントする構成にしています。


3. 【実践ワーク】音源を使って「正しいシャドーイング」を体験しよう

理屈はもう十分ですよね。ここからは、実際に体を動かしてみましょう。 使うのは、日常会話のよくあるワンシーンです。

準備はいいですか? 紙とペンを用意して(なければスマホのメモ機能でもOK)、「耳」と「脳」をフル稼働させてください。

Step 1:ディクテーション(弱点の可視化)

いきなりシャドーイングをしてはいけません。 まずは「自分がどこを聞き取れていないのか(弱点)」ハッキリさせます。

これが、WiLLies Englishが最も大切にしている「ディクテーション」という作業です。 以下の音声を再生して、聞こえた通りに書き取ってみてください。(※再生スピードは「標準」でOKです)

一発で全部書き出すことは不可能です。
1〜2語再生して一時停止 →巻き戻し →再生 これを繰り返しながら、できる範囲で書き出してください。
無理な部分も当然あります。そこは空欄のまま次にいきましょう!

書き取れましたか? 「速すぎて無理!」「なんかモゴモゴ言ってる…」 そう感じたとしても大丈夫。むしろ、聞き取れなかった箇所こそが、あなたの英語力が伸びる「宝の山」です。

では、正解を見てみましょう。特に赤字の部分に注目してください。

【スクリプト正解】 I had to pick it up before the store closed. But I called her and she said she’d help him out. I couldn’t go, so I asked her to stop by instead. In the end, I just said thanks and stopped it there.

どうでしょう? 「単語を見れば簡単なのに、音だと分からなかった!」という部分がありませんか? それが、次で説明する「音の正体」です。

Step 2:スロー再生で「音の正体」を確認

なぜ、知っている単語なのに聞き取れなかったのか。 それは、「あなたの脳内にある音」と「実際のネイティブの音」がズレているからです。

英語には、単語同士がくっついたり(連結)、音が消えたり(脱落)するルールがあります。 さきほどの赤字部分を、スロー再生したつもりで解説しますね。この「音の正体」を知ってから聞くと、驚くほどクリアに聞こえるはずです。

① Pick it up → 「ピキラッ」

“Pick” “it” “up” とは発音してくれません。kとi、tとuがくっついて、「ピキラッ(プ)」のように一つの単語みたいに聞こえます。

② Called her and → 「コルダーラン」

ここが難所です! h の音が消えて(リダクション)、d と e がくっつくため、”Called her” は「コルダー」になります。さらに後ろの “and” もくっついて、一息で「コルダーラン」のように流れます。

③ Asked her to → 「アスクタートゥ」

ここも h が消えます。”Asked” の ed(tの音)と “her” が合体して、「アスクタートゥ」のような音に変化します。

④ Stopped it → 「ストップティ」

“Stopped” の ed(tの音)と “it” が合体。「ストップ」+「イット」ではなく、「ストップティ」と聞こえます。


★ここで、もう一度音声を再生してみてください。 さっきは「モゴモゴ」にしか聞こえなかった部分が、「ピキラッ」「コルダー」とハッキリ聞こえませんか?

これが「音声知覚」ができた状態。 この状態を作って初めて、シャドーイングのスタートラインに立てるのです。

Step 3:意味をイメージしてシャドーイング(RLC)

音がクリアになったら、いよいよ仕上げです。 でも、文字を見ながら読んではいけません。それだとただの「朗読」になってしまいます。

WiLLies流のRLC(Reading, Listening, Conversation)メソッドでは、以下の手順で行います。

1. Read(読む): スクリプトを見て意味を100%理解する(「店が閉まる前に取りに行かなきゃ…」という状況を把握)。

2. Look Up(顔を上げる): テキストから目を離す。

3. Shadow(影のように追う): 音声からワンテンポ遅れて発話する。

この時、一番大切なのは「情景を思い浮かべること」です。

・「あ〜、店閉まっちゃう!急がなきゃ!」という焦り

・「彼女に電話してみよう」という動作

・「助かった、ありがとう」という感謝

この「感情」と「音」をリンクさせることこそが、本物のシャドーイング。 これを繰り返すことで、実際の英会話でも「感情」が動いた瞬間に、自然と「英語」が口から出てくるようになります。

さあ、恥ずかしがらずに声に出して! ネイティブになりきって、感情たっぷりに3回繰り返してみましょう。

 

4. シャドーイングの効果を高める3つのコツ

実践ワーク、お疲れ様でした!「口が回らない!」「息が続かない!」と酸欠になりかけたかもしれませんね(笑)。最初はそれで正解です。

でも、やり方を知っただけで満足してはいけません。 シャドーイングは「筋トレ」と同じ。正しいフォームで、継続して初めて効果が出ます。

ここからは、挫折せずに効果を倍増させるための「3つのコツ」伝授します。

コツ①:自分の声を「録音」して絶望する

いきなりスパルタですみません。でも、これが一番効果があります。

シャドーイングをしている時、自分では「完璧にネイティブっぽく言えているつもり」になっていませんか? その「つもり」が一番危険です。

スマホのボイスメモで、自分のシャドーイングを録音して聞いてみてください。 「え、私こんなにボソボソ喋ってるの…?」「リズムが全然違うじゃん!」と、おそらく絶望するはずです(私はしました)。

でも、その「絶望」こそがスタートラインなんです。 「お手本の音声」と「自分の録音」を聞き比べて、どこがズレているのかを探す。そして、そのズレがなくなるまで修正する。 この泥臭い作業こそが、あなたの発音とリスニング力を劇的に引き上げます。客観的に自分を見る勇気、持ちましょう!

コツ②:1日15分!「歯磨きレベル」で習慣化する

「週末にまとめて2時間シャドーイングやります!」 その意気込みは素晴らしいですが、脳科学的には「毎日15分」の方が圧倒的に効果が高いです。

英語学習は、脳の回路を書き換える作業です。たまにドカッとやるよりも、毎日少しずつ刺激を与え続ける方が、脳は「あ、これは重要な情報なんだな」と認識して定着させてくれます。

・通勤電車の中で(マスクの下で口パク)

・お風呂に入っている時に

・寝る前の15分だけ

いつやるかを固定して、「歯磨きしないと気持ち悪いのと同じレベル」まで習慣化してしまいましょう。 WiLLies Englishの受講生も、みんな隙間時間をハックして「英語ジム」に通っていますよ。

コツ③:独学で悩まない。「プロ」に聞いてもらう

これが最後の、そして最大のコツです。

シャドーイングは孤独なトレーニングです。 「この発音で合ってるのかな?」「スピードについていくだけで必死だけど、これでいいのかな?」 独学だと、どうしてもそんな不安がつきまといます。そして、間違ったフォームのまま突き進んで、変なクセがついてしまうことも少なくありません。

スポーツと同じで、「コーチ」に見てもらうのが最短ルートです。

・音の連結はできているか?

・リズムは不自然じゃないか?

・ちゃんと意味をイメージできているか?

自分では気づけない細かいズレを、第三者(プロの講師)に修正してもらう。 「来週のレッスンまでに、このページを完璧にして先生を驚かそう!」というモチベーションがあれば、キツいシャドーイングも続けられますよね。

 

ご提案いただいた「オリジナル教材の具体例」を組み込むことで、読者が「どんなトレーニングをするのか」を具体的にイメージできるようになり、体験レッスンへのハードルがグッと下がります。

これまでのフランクな口調を維持しつつ、最後に背中をポンと押すような、温かくも力強いまとめを作成しました。


5. まとめ:一人で続かないなら「環境」を変えよう

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。 正しいやり方はわかりました。あとはやるだけです。

……でも、正直に言いますね。 シャドーイングを独学で、毎日継続するのは「修行」に近い難しさがあります。

「今日は疲れたから明日でいいか」 「この発音で合ってるのか不安だな」 「飽きてきたな……」

そうやってフェードアウトしてしまうのは、あなたの意志が弱いからではありません。「環境」がないからです。

「おしゃべり」ではなく「トレーニング」をする場所

WiLLies Englishは、ただ楽しく会話をするだけの場所ではありません。 あなたの「英語の筋肉」を鍛えるためのジムです。

毎週決まった時間に、担任の先生が待っています。 「宿題のシャドーイング、やってきましたか?」 その一言があるから、サボらずに続けられる。先生があなたの声を細かくチェックして、ズレを修正してくれるから、最短距離で成長できるんです。

オリジナル教材で、実践的な「RLCトレーニング」を

私たちはリスニング強化(音読・シャドーイング)に徹底的にこだわっています。 そのために開発したのが、WiLLiesオリジナルの「WebBook」です。

市販の教材を買う必要はありません。 スマホひとつで、以下のような「生きた英語」を使ったトレーニングがいつでも可能です。

【実際に使用する教材の例】

・🏢 ビジネスシーンで鍛える プレゼン、交渉、電話対応など、即戦力となるフレーズをシャドーイング。
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・☕️ 日常会話で鍛える 趣味、旅行、ニュースなど、身近なトピックで「英語の反射神経」を養う。
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体験レッスンでは、これらの教材を使って、実際に担任講師とシャドーイングや音読のトレーニングを行います。 「あ、私の英語、通じた!」という瞬間を、ぜひ味わってください。

自己流のシャドーイングは、今日で卒業です。 プロのトレーナーと一緒に、本物の「英語脳」を作り上げましょう!