スピーキング力の伸ばし方 〜英語4技能上達に必要な6つのスキル〜

これまでインプットについて見てきましたが、今回はアウトプット領域のスピーキングについて見ていきます。(4技能全体についてはこちらもご確認ください)

スピーキング力向上に必要な能力
リーディング力向上には6つのスキルのうち「4.要約力」と「5.発話力」の向上が重要です。「4.要約力」とは、伝えたいことを素早くシンプルなセンテンスでまとめることができる力のこと。「5.発話力」は要約した考えを実際に声に出して伝える力のことです。当たり前ですが英語と日本語の発音は全くことなります。自分の考えを英語で書けてもそれをスムーズに口に出して伝えるには繰り返し音声としてアウトプットすることが求められます。

思ったことをなかなか話せない?その原因は?
原因1)自分の伝えたい内容をシンプルにまとめることができない
原因2)使える例文のストックが少ない。その応用ができない
原因3)文法や単語など間違えることが怖い

原因1:ほとんどの日本人にとって、英語での表現力は日本語よりも劣ります。日本語では要点がまとまらなくとも話し始めることができますが、英語だとそうはいきません。そうした場合重要なのは伝えたい要点をシンプルに表現することです。このようなトレーニングを日々行う必要があります。本来この要約力は英語に関わらずビジネスの場では必須の能力です。
原因2:文法知識や読解知識があっても“使える”例文のストックが少ない方は多くいます。そのため反射的に応答することができません。あとで振り返ると「あーこう言えばよかった・・」と後悔することが多くあります。受験勉強でつちかった知識を“使える”知識に転換していくトレーニングが必要です。
原因3:特に日本人にはこの傾向が多いのではないでしょうか。実践の場になると間違いを恐れて一歩がでない。ベタですがこれは何度も間違えて、経験していくしかありません。ただ効率的なやり方もあります。

どんなトレーニングが必要?
常に結論から話す
シンプルに応答するためには、まず質問の意図をきちんと理解する必要があります。「Yes or No」か?「5W1H」の質問か? そして結論から話すこと。筆記テストではできても口頭になるとなぜか結論が先にでてこない方も多いようです。一つの原因として日本人に特有の遠慮があるのではないでしょうか? 自分の意見を単刀直入に言ってしまうと強すぎるのではないかとか、、実際、外国人講師から「No」って言われるとちょっとショックを受けてしまう生徒さんも多いようですが、これは全く気にせず結論ファーストでいきましょう。むしろまわりくどく結論が分かりづらい方が相手に悪い印象を与えてしまいます。結論に対する理由づけや追加情報はその後でやれば良く、最悪結論さえ伝えられればなんとかなります。

瞬時に使える例文ストックを増やす
使える”例文のストックを増やしていくには口頭英作文がおすすめです。日本語のセンテンスをパッとみて、それを英語に口頭で訳していく。まずはシンプルなセンテンスからスタートすることをおすすめします。やってみるとわかりますが、読めばなんともない簡単な英語のセンテンスも、口頭で意識せず答えられるかというと別ものです。これはよくスポーツに例えられますが、野球のルールややり方を知っていても、実際に打てるかどうかは別ものです。何度も何度も繰り返し素振りをし、頭で考えなくともスムーズにバットを振ることができないと打てません。英語の“使える”例文ストックとはこれと同じことです。

間違えることに慣れる
最後に度胸と経験を積むためには実際に外国人に英語を使うしかありません。最適なのはオンライン英会話です。外国人に対して自分の英語が通じるか、どんどんチャレンジし間違ってみましょう。ただ大切なのは間違った後の復習です。レッスンが終わった後に、全てではなくても良いので「本当に話したかったこと」を振り返り、もう一度英作文を自分自身でやってみましょう。上達スピードが格段に上がります。

WiLLies Englishではどうするの?
「3.意味理解力」でも説明したGCCトレーニングは、“使える”例文を増やすために最適な練習です。50分レッスンのうちの約半分を使いGCCトレーニングを行います。みなさんの担任講師が、レベルにあった重要センテンスを「日本語」で示すので、それを「英語」に口頭英作文していただきます。さらに、動詞を変えたり、主語を変えたりと、重要センテンスのパターントレーニングも行います。これにより使える例文ストックを作り、さらに応用力も養っていきます。ただレッスンの限られた時間だけで“使える”ものになるわけではありません。毎回宿題がでますので、日々10分でも良いのでこの重要センテンスの音読を繰り返してください。レッスンは日頃の宿題の成果を発揮する場、またパターントレーニングができるかどうかを確認する場として使ってください。

またRLCトレーニングのディスカッションパートや、特に社会人コースで行っている「写真描写」「1分間スピーチ」トレーニングもスピーキング力向上におすすめです。このディスカッションや「写真描写」「1分間スピーチ」では何も準備なく、その場で要約→発話を行います。写真描写はTOEIC SWにもありますが、その日の写真を講師が示すので、それを英語で表現する訓練です。なるべく詳しく、多くの英単語で表現してもらいます。最後におすすめの言い回し、説明文を音読して新しい表現方法を学んでもらいます。「1分間スピーチ」は日常/ビジネスのトピックを中心にレッスンで使えるコンテンツを増やしているところです。例えば「レストランでおすすめのシーフードとおすすめのワインを尋ね、かつ自分の好みを伝える」というトピックが出され1分間、なるべく詳しく、多くの英単語で表現するというトレーニングを行います。繰り返しになりますが、レッスンでチャレンジすること以上に重要なのは復習です。ぜひレッスンが終わった後に5分でいいので振り返りをしてみましょう。

オプションサービスになりますが「英作文道場」もおすすめです。英作文道場では、英検の3級から1級の英作文問題を想定したサービスです。毎週決まった曜日に英作文のトピックが送付され、英作文にチャレンジ、そして添削を受け、模範解答を音読するというサービスです。詳しくはライティング力の伸ばし方で説明します。

最後に度胸と経験です。オンライン英会話はとても良い経験の場だと思います。付け加えるならば、WiLLiesの担任制はより良いと考えています。担任制だから、自分の要望や弱点克服を担任講師にリクエスト可能です。例えばこの1ヶ月は英検二次対策に集中して指導して欲しい、プレゼンの練習を見て欲しいなど、遠慮は必要ございません。