英検準1級の要約問題のコツ|60〜70語にまとめる型・言い換え・減点されやすいNG例|コラム|ウィリーズ英語塾
COLUMNウィリーズ英語塾コラム
2026.10.07
英検対策
テーマ:
英検準1級の要約問題のコツ|60〜70語にまとめる型・言い換え・減点されやすいNG例

英検準1級の要約問題で、何を残して何を削ればいいのか分からない。そんな悩みを抱えていないでしょうか。
本文の英文はおおむね読めているのに、書き始めると70語に収まらない。あるいは、本文の表現をつなぎ合わせただけの答案になってしまう。
こうした声は、準1級の受験者から特によく聞かれます。
要約は「英作文のセンス」だけで決まる問題ではありません。段落ごとの要点を1文ずつ取り出し、自分の言葉に言い換えて、60〜70語の範囲に収めるという手順を身につければ、得点のぶれを小さくしやすいパートです。
そこで本記事では、英検準1級の要約問題のコツを、出題形式と採点の観点から整理します。20分で書き上げる5つの手順、そのまま使える型、言い換えの技術、そして減点されやすいNG例とその直し方まで、例題つきで解説します。
目次
英検準1級の要約問題とは|出題形式と採点の4観点

まずは、要約問題が試験のどこに置かれ、何を基準に採点されるのかを確認します。ここを押さえておくと、練習のときに「どこを直せば点になるか」が見えやすくなります。
約200語の英文を60〜70語にまとめる問題
英検準1級の一次試験では、2024年度第1回からライティングが2題構成になりました。従来からある意見論述(英作文)に加えて、英文要約が1題出題されます。
要約問題では、約200語の英文を読み、その内容を60〜70語の英語でまとめます。英文は3段落で構成されていることが多く、社会的な話題が取り上げられる傾向があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出題位置 | 一次試験 筆記(リーディング・ライティング 90分)のライティング |
| 問題数 | 英文要約1問+英作文(意見論述)1問 |
| 英文の長さ | 約200語(3段落構成が多い) |
| 解答の語数 | 60〜70語 |
| 採点の観点 | 内容・構成・語彙・文法(各0〜4点、計16点) |
出典:試験時間・問題数は日本英語検定協会「準1級の試験内容」、解答の語数は英検公式の過去問(2025年度第2回 準1級 一次試験)の指示文、英文の長さと配点は旺文社「英検準1級ライティングの概要と対策法」による
採点は「内容・構成・語彙・文法」の4観点
要約は、意見論述と同じく、内容・構成・語彙・文法の4つの観点で採点されます。各観点が0〜4点で、合計16点満点です。
4観点の定義は日本英語検定協会のライティング採点基準で公開されています。要約に引きつけて整理すると、次のようになります。
| 観点 | 要約で見られること |
|---|---|
| 内容 | 英文の要点(主題・利点・問題点など)を過不足なく押さえているか |
| 構成 | 要点どうしのつながりが、つなぎ語などで論理的に示されているか |
| 語彙 | 本文の表現をそのまま使わず、適切な語句に言い換えているか |
| 文法 | 文法の誤りが少なく、文の構造にも工夫があるか |
英検のスコアはCSEスコアで示されるため、「16点中何点で合格」という一律の基準はありません。それでも、4観点のどれか1つが0点に近いと、ライティング全体の技能スコアを押し下げてしまいます。
2025年度から、語数は「指定された範囲」に
2025年度第1回検定から、要約問題の指示文が変わりました。準1級は「Suggested length: 60-70 words」から「Summarize it between 60 and 70 words」へと、語数の幅をはっきり示す表現になっています。
出典:日本英語検定協会「英文要約問題の問題冊子指示文と解答用紙の表記 一部変更のお知らせ」(2025年4月15日)
語数を「だいたいの目安」と考えるのではなく、60〜70語の範囲に必ず収めるつもりで練習しておくのが安全です。
また、指示文には「できる限り自分の言葉で(in your own words as far as possible)」要約するよう書かれています。
話題の中心となる語(例:four-day workweek)まで無理に言い換える必要はありませんが、それ以外の表現は自分の英語に置き換えるのが基本です。
解答用紙の決められた欄の外に書いた部分は採点されない、という注意書きもあります。本番では欄内に収まるよう、字の大きさにも気を配りましょう。
なお、2級・1級も含めた要約問題全体の考え方や、変更点の背景については英検が変わりました!英検合格するための超重要「英文要約のコツ」で詳しく解説しています。本記事では、準1級の要約に絞って手順を掘り下げます。
英検準1級の要約のコツは「1段落を1文に」まとめること

要約のコツを一言でまとめるなら、「段落ごとの要点を1文ずつにする」ことです。ここでは、なぜこの方法が準1級に合っているのかを、語数の配分とあわせて説明します。
3段落の英文は、3〜4文の要約にする
準1級の英文は、多くの場合「導入(話題の提示)→利点や賛成意見→問題点や反対意見」という3段落で構成されます。各段落には、筆者が伝えたい要点が1つずつ置かれています。
そのため、各段落の要点を1文ずつ書けば、要約の骨組みはほぼ完成します。2段落目や3段落目に要点が2つある場合だけ、2文に分けるか、1文の中でandやbecauseでつなぎます。
語数は段落ごとに配分しておく
60〜70語に収めるには、書き始める前に段落ごとの語数をおおまかに決めておくと楽です。目安は次のとおりです。
| 本文の段落 | 主な役割 | 要約の文数 | 語数の目安 |
|---|---|---|---|
| 第1段落 | 話題の提示・背景 | 1文 | 18〜20語 |
| 第2段落 | 利点・賛成意見とその理由 | 1〜2文 | 21〜25語 |
| 第3段落 | 問題点・反対意見とその理由 | 1〜2文 | 21〜25語 |
導入段落は背景説明が長くなりがちですが、要約では短くまとめます。語数を厚く使うべきなのは、筆者が理由を述べている第2・第3段落です。
要約でよくある失敗は、本文の情報を順番に並べてしまうことです。要約に必要なのは、具体例や数字そのものではなく、それらを通じて筆者が伝えたかった主張です。
段落を読み終えるたびに、「この段落を日本語で一言にすると何か」を考えてみてください。その一言が、要約の1文の中心になります。
20分で書き上げる要約の5ステップ

準1級の筆記は、リーディングとライティングをあわせて90分です。要約に使える時間を20分前後と決め、次の5ステップで進めると、時間切れや書き直しを防ぎやすくなります。
なお、20分という時間は公式に定められたものではなく、意見論述やリーディングとの配分を考えたうえでの一つの目安です。過去問で実際に時間を測り、ご自身に合った配分に調整してください。
| ステップ | やること | 時間の目安 |
|---|---|---|
| STEP1 | 英文を通読し、話題と全体の流れをつかむ | 3分 |
| STEP2 | 各段落の要点に線を引き、役割を書き込む | 3分 |
| STEP3 | 要点を日本語でメモし、言い換えを考える | 4分 |
| STEP4 | つなぎ語で結びながら英文を書く | 7分 |
| STEP5 | 語数・丸写し・文法を見直す | 3分 |
STEP1の通読では、細かい単語にこだわらず、何の話題について、どんな順序で論じているかをつかみます。However、On the other hand、Moreoverなどのつなぎ語に印をつけると、段落の役割が見えやすくなります。
STEP2では、段落ごとの要点に線を引きます。要点は、段落の最初か最後の文、またはつなぎ語の直後に置かれていることが多いです。
具体例(for example、such as)や数字は、要点を支える材料なので線を引かずに読み流します。
STEP3では、線を引いた要点を、日本語で短くメモします。いったん日本語にすることで、本文の英語に引きずられず、自分の英語で書き直しやすくなります。
このとき、具体例をまとめる上位語(例:病院や小売店 → 毎日営業が必要な業種)も一緒にメモしておきます。
STEP4では、メモをもとに段落ごとに1文ずつ書きます。第2段落の前にはIn addition やOne advantage is、第3段落の前にはHoweverなどを置き、論理の流れを読み手に示します。
STEP5では、語数を数えて60〜70語に収まっているかを確認します。あわせて、本文と同じ語の並びが長く続いている箇所がないか(公式の基準ではありませんが、3〜4語以上を一つの目安に)、三単現のsや時制の誤りがないかもチェックします。
この5ステップを過去問で繰り返すと、20分の中での自分の弱い工程が見えてきます。弱い工程が分かれば、練習の重点もはっきりします。
そのまま使える要約の型(テンプレ)と書き出し表現

手順が決まったら、次は「型」を用意します。型があると、書き出しで迷う時間が減り、構成点も安定しやすくなります。
基本の型:3段落の英文を3文で書く
準1級の要約でもっとも使いやすいのは、次のような3文構成の型です。[ ]の部分に、各段落の要点を自分の言葉で入れます。
| 文 | 型(例) | 入れる内容 |
|---|---|---|
| 1文目 | Recently, [話題] has been [増えている/議論されている]. | 第1段落の話題と背景 |
| 2文目 | Supporters say that [利点] because [理由]. | 第2段落の利点とその理由 |
| 3文目 | However, [問題点], and [もう一つの問題点]. | 第3段落の問題点とその理由 |
第2段落・第3段落に理由が2つずつある場合は、2文目か3文目を2文に分けて、4文程度の要約にしても構いません。
段落の役割別に使える表現
型の中身を入れ替えられるように、役割ごとの表現をいくつか持っておくと便利です。
| 役割 | 使える表現 |
|---|---|
| 話題の提示 | Recently, ~ has become common. / More and more people are ~. |
| 利点・賛成 | One advantage of ~ is that ~. / Supporters argue that ~. |
| 理由の追加 | This is because ~. / In addition, ~. |
| 問題点・反対 | However, critics point out that ~. / On the other hand, ~. |
| 結果 | As a result, ~. / This may lead to ~. |
型は便利ですが、本文の構成が「利点→問題点」とは限りません。問題提起から解決策へ進む英文や、原因から結果へ進む英文もあります。
型に本文を無理に当てはめるのではなく、本文の段落の役割に合わせて、型のほうを入れ替える意識を持ってください。意見論述の型については、英検準1級ライティング「意見論述」高得点テンプレで別に整理しています。
要約の得点を左右する言い換え(パラフレーズ)の3つの技術

要約で差がつきやすいのが、語彙の観点にあたる言い換えです。本文の表現をそのまま使うと評価されにくいため、次の3つの技術を組み合わせて、自分の言葉に置き換えます。
技術1:具体例をまとめる(抽象化)
本文に並んでいる具体例は、1つの上位語でまとめます。たとえば「病院や小売店」は「毎日営業する必要がある業種」とまとめられます。
| 本文の表現 | 言い換えの例 |
|---|---|
| healthcare and retail | businesses that must operate every day |
| feel less stressed and take fewer days off due to illness | enjoy better mental and physical health |
| smartphones, tablets, and laptops | digital devices |
抽象化は、語数を減らしながら内容の要点を残せる、要約で特に役立つ技術です。
技術2:品詞や文の形を変える
同じ意味でも、動詞を名詞にしたり、能動態を受動態にしたりすると、本文とは違う英文になります。単語を変えにくいときに使える方法です。
| 本文の表現 | 言い換えの例 |
|---|---|
| Companies have experimented with ~. | ~ has been tried by many companies. |
| It can improve productivity. | It can lead to an improvement in productivity. |
| without any reduction in pay | for the same salary |
技術3:同じ意味の語句に置き換える
increase → rise、problem → drawback、important → essentialのように、同じ意味の語句に置き換えます。ただし、意味やニュアンスがずれる単語を選ぶと、内容点まで下がることがあるので注意が必要です。
この技術は、知っている語彙の量に大きく左右されます。言い換えの引き出しは、日頃の語彙学習で少しずつ増やしていくのが近道です。
準1級レベルの単語を効率よく覚える手順は、英検準1級の単語の覚え方|1ヶ月で覚え切る5ステップ学習法で解説しています。類義語と一緒に覚えておくと、そのまま要約の言い換えに使えます。
実例:暗記をやめ、「自分の言葉で」英文を組み立てる練習に切り替えた受講生
本文の表現を自分の言葉に置き換える力は、要約に限らず、英語を「使える」状態にするための土台です。
英検1級の二次試験対策で、模範解答の暗記では本番で再現できないと気づき、自分で英文を組み立てる練習に切り替えた受講生がいます。
自分で書いた英文をChatGPTで添削してもらい、音読して定着させてから、レッスンで講師に確かめてもらう流れで取り組まれました。
英検1級の二次試験に合格した受講生との対談動画:
※成果には個人差があります。
一人で語彙を積み上げるのが難しい方は、1ヶ月で準1級の語彙1,850語に取り組む英検 語彙特訓プログラムも選択肢の一つです。
例題で確認|約200語の英文を60〜70語に要約する

ここまでの手順と技術を、実際の英文で確認しましょう。次の英文は、本記事のために作成した練習用の例題です(194語)。
例題の英文
In recent years, a growing number of companies around the world have experimented with a four-day workweek. Under this system, employees work four days instead of five, usually without any reduction in pay. Supporters believe that it can improve both productivity and quality of life.
One reason for its growing popularity is the positive effect on workers’ well-being. Employees who have more time to rest are likely to feel less stressed and may take fewer days off due to illness. In addition, some companies have found that staff can complete the same amount of work in less time. This is because people tend to stay more focused when they know their working hours are limited, and they waste less time in unnecessary meetings.
However, the system is not suitable for every type of business. In industries such as healthcare and retail, services must be available every day, so reducing working days can easily lead to staff shortages. Moreover, some employees may feel pressure to finish five days’ worth of tasks in only four days. As a result, their workload could actually become heavier than before, which goes against the original purpose of the system.
STEP2とSTEP3にあたる、段落ごとの要点メモは次のとおりです。
| 段落 | 役割 | 要点(日本語メモ) |
|---|---|---|
| 第1段落 | 話題の提示 | 給料はそのままで週4日勤務を試す企業が増えている |
| 第2段落 | 利点 | ストレスや病欠が減る/集中して効率が上がる |
| 第3段落 | 問題点 | 毎日営業が必要な業種には向かない/仕事が詰め込まれて逆に忙しくなる |
解答例(68語)
Many companies have tried a four-day workweek, in which employees work fewer days for the same salary. Supporters say it benefits workers by reducing stress and illness, and it can raise efficiency because people concentrate better. However, it is difficult to introduce in businesses that must operate every day, and some employees may end up with a heavier workload because they must finish their tasks in fewer days.
1文目で話題、2文目で利点とその理由、3文目でHoweverから問題点を2つ示しています。
また、healthcare and retailをbusinesses that must operate every dayに、without any reduction in payをfor the same salaryに言い換えている点にも注目してください。
会議の話などの具体的な描写は、要点を支える材料なので入れていません。「5日分を4日で」という描写は、in fewer days のように抽象化して残しています。
減点されやすい5つのNG例と直し方

同じ例題を使って、減点されやすい答案のパターンを確認します。ご自身の答案に当てはまるものがないか、照らし合わせてみてください。
NG1:本文の文をそのまま書き写す
本文の文をつなぎ合わせただけの答案は、語彙の観点で評価されにくくなります。
NG例:In recent years, a growing number of companies around the world have experimented with a four-day workweek.
直し方:Many companies have tried a four-day workweek, in which employees work fewer days for the same salary. のように、語句と文の形を変えて1文にまとめます。
NG2:具体例や細かい情報を残す
具体例を並べると語数を使い切ってしまい、肝心の要点が入らなくなります。
NG例:They also waste less time in unnecessary meetings. However, in healthcare and retail, services must be available every day.
直し方:会議の話は「集中して効率が上がる」という要点に含め、業種名は businesses that must operate every day のように上位語でまとめます。
NG3:自分の意見や本文にない情報を加える
要約で求められているのは、本文の内容をまとめることです。自分の意見や、本文に書かれていない情報を足すと、内容の観点で評価されにくくなります。
NG例:I think this system is a great idea, and Japanese companies should introduce it as soon as possible.
直し方:I thinkやshouldを使った意見の文は削り、本文の利点と問題点だけを書きます。意見は、もう1題の意見論述で述べるものです。
NG4:語数が60〜70語の範囲から外れる
2025年度から語数の幅が指示文の中に明記されました。範囲外の答案をどう採点するかは公表されていませんが、指示に従っていない答案として評価が下がるおそれがあります。
NG例:Many companies have tried a four-day workweek. It has merits such as less stress and better efficiency, but it also has some problems.(23語)
直し方:短すぎる答案は、問題点の中身が抜けていることがほとんどです。「毎日営業が必要な業種には向かない」「仕事が詰め込まれる」という2つの問題点を書き足します。
逆に長すぎる場合は、具体例が残っていないかを先に確認します。
NG5:つなぎ語がなく、論理の流れが見えない
短い文を並べただけの答案は、利点と問題点の関係が読み手に伝わりにくく、構成の観点で評価されにくくなります。
NG例:Workers feel less stress. They take fewer sick days. People concentrate better. It is hard for businesses that operate every day.
直し方:利点はand やbecauseでつないで1文にし、問題点の前にはHoweverを置きます。文の数を減らすことで、語数にも余裕が生まれます。
5つのNG例のうち、自分ではなかなか気づけないのがNG1とNG3です。丸写しや意見の混入は、書いた本人には「本文の内容を正しく書いた」と見えてしまうからです。
次の英検で要約を得点源にしたい方は、レッスン内で講師と口頭での要約やディスカッションに取り組み、WebBookのAI添削で書いた英文の改善点も確認できる英検コースの内容もご覧ください。
自己採点のチェックリストと本番までの4週間練習プラン

要約は、書きっぱなしにせず、観点ごとに振り返ることで伸びていきます。最後に、自己採点のやり方と、本番までの練習の進め方をまとめます。
4観点で見直すチェックリスト
答案を書いたら、次の項目を一つずつ確認します。「いいえ」がついた項目が、その回の改善点です。
| 観点 | チェック項目 |
|---|---|
| 内容 | 各段落の要点が1つずつ入っているか/自分の意見や本文にない情報が入っていないか |
| 構成 | 話題→利点→問題点の順に、つなぎ語で結ばれているか |
| 語彙 | 本文と同じ語の並びが長く続いていないか/具体例を上位語でまとめているか |
| 文法 | 主語と動詞の一致・時制・冠詞の誤りがないか |
| 語数 | 60〜70語の範囲に収まっているか |
ChatGPTなどのAIに要約を添削してもらう方法も、練習の量を増やすうえで役立ちます。そのときは、直された英文を書き写して終わりにせず、「なぜその言い換えのほうがよいのか」まで説明させるのがコツです。
AIの添削をどう学習に生かすかは、AI添削で英作文が上達する人・しない人|「丸写し」で終わらない使い方で詳しく紹介しています。
ただし、AIの指摘は、英検の採点基準そのものに沿っているとは限りません。最終的には4観点のチェックリストに戻り、自分の答案を判断することが大切です。
本番までの4週間練習プラン
試験まで1ヶ月ある方は、次のような流れで練習を進めると、手順と言い換えの両方を無理なく固められます。
| 時期 | 練習内容 | 目安 |
|---|---|---|
| 1週目 | 過去問の英文で、段落ごとの要点を日本語でメモする練習だけを行う | 1日1題・10分 |
| 2週目 | メモをもとに、3文の型で要約を書く(時間は気にしない) | 2日に1題 |
| 3週目 | 20分の時間を測って書き、4観点で自己採点する | 2日に1題 |
| 4週目 | 意見論述とあわせて、ライティング2題を通しで解く | 週2〜3回 |
公式サイトで公開されている過去問は直近の数回分に限られます。足りない分は、市販の過去問集や予想問題集を使ったり、同じ英文を日をあけて解き直したりして補いましょう。
並行して、毎日少しずつ準1級の語彙学習を続けると、3週目以降の言い換えがぐっと楽になります。
ウィリーズ英語塾の英検コースと語彙特訓プログラム

要約の得点を伸ばすには、「要点をつかんで再構成する練習の場」と「言い換えを支える語彙」の両方が欠かせません。ウィリーズ英語塾では、この2つをそれぞれ英検コースと英検 語彙特訓プログラムで支えています。
英検コース:担任制で要約の構成力を鍛える
英検コースは、英検1級から5級まで対応したマンツーマンのオンラインレッスンです。担任制または自由予約制を選べ、1回25分または50分で受講できます。
要約問題については、レッスン内でトピックについてのディスカッションや口頭での要約を行い、書くために必要な構成力を鍛えます。オリジナルのWebBookには、書いた英文を送るとAIが改善点を示す添削機能も搭載しています。
英検1級合格者を毎年50名以上輩出してきた指導の中で、要約と意見論述の両方に取り組める環境を用意しています。
語彙特訓プログラム:言い換えの引き出しを増やす
語彙特訓プログラムは、英検1級・準1級・2級の語彙を1ヶ月で集中的に学ぶプログラムです。準1級コースでは1,850語を扱い、1日100単語を25単語ずつ4セットに分けて学習します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応級と収録語数 | 1級2,400語/準1級1,850語/2級1,700語 |
| LIVEレッスン | 平日28回・各25分(Google Meet)でKahoot!を使った確認クイズ |
| 確認テスト | 毎週土曜日のウィークリーテスト |
| 開講 | 奇数月(1・3・5・7・9・11月)の第一月曜日スタート |
| 料金(税込) | 1級38,500円/準1級35,750円/2級34,100円 |
英検準1級に合格したあと、担任講師とのレッスンと語彙学習を続けて、英検1級に一発合格した受講生がいます。
苦手なところを講師に見極めてもらいながら宿題と復習を重ね、WebBookで語彙を固めていった過程を語っていただきました。
担任講師と二人三脚で英検1級に一発合格した受講生との対談動画:
※成果には個人差があります。
まとめ|英検準1級の要約は「手順」と「言い換えの引き出し」で決まる

英検準1級の要約問題のコツを、手順・型・言い換え・NG例の順に整理してきました。要点を振り返ります。
- 約200語の英文を60〜70語でまとめ、内容・構成・語彙・文法の4観点(計16点)で採点される
- 2025年度から指示文に語数の幅が明記された。60〜70語の範囲に必ず収める
- 3段落の英文は、段落ごとの要点を1文ずつにして3〜4文でまとめる
- 通読→要点に線→日本語メモ→つなぎ語で書く→見直しの5ステップを20分前後で回す
- 具体例は上位語でまとめ、品詞や文の形も変えて本文の丸写しを避ける
- 自分の意見や本文にない情報は書かない
要約は、正しい手順で練習を重ねれば、得点源を目指せるパートです。まずは過去問1題で、段落ごとの要点を日本語で一言メモするところから始めてみてください。
準1級全体の学習の進め方を確認したい方は、【社会人向け】英検準1級の勉強法と合格対策もあわせてご覧ください。
※本記事の試験形式・採点に関する情報は、2026年10月時点の日本英語検定協会の公開情報に基づいています。試験形式・指示文・採点方法などは変更される場合があります。受験前には英検公式サイトで最新情報をご確認ください。
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